ま~た,この作業です(^^)
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
昨年10月,「山岳だけじゃなくて,平地でもカーボンホイールを使いたい!」と思って導入した,Vittoria CORSA CX3チューブラータイヤ。
購入当初は「普段使い用だしな」ということであまり期待していなかったのですが,乗り心地,グリップ,耐パンク性能,いずれも素晴らしくて気に入ってしまい,ずっと装着しっぱなしになっています。
使い始めから半年近くたち,走行距離も1000kmを超えたため傷みが少し目立つようになってきたため,気軽に「予備でもう1本買っておこうかな?」と思ったのですが・・・。
6ヶ月,1000km走行後のCORSA CX3の様子
冒頭に書いたとおり,10月に使い始めたCORSA CX3は約1000kmを無パンクで走ってくれています。
まだ寿命半分,という感じですが,今までに感じている評価としては,こんな感じです。
気に入った点
- グリップが良い(一度も滑ってない)
- 乗り心地が良い(ホイールの柔らかさもあるかも)
- パンクに強い(結構,悪路を走っている)
- 見た目が格好いい(オールブラック)
- チューブラーとしては比較的安価
イマイチな点
- 全然無い(^^)
チューブラーでは,超軽量タイヤ(VELOFLEX Record,TUFO EliteJet<160g)しか使ったことが無いので比較相手が悪いかもしれませんが,グリップも走行安定性も,ずっと上と感じています。
しかし,それが災いして(?),10月の導入以降,アルミのシャマルを使う気が起こらず,ほぼ100%,カーボンホイール(FFWD,Reynolds)+CORSA CX3の組み合わせで乗っていました(平地も山岳もレースも全部)。
トレッド面に傷・異物が!
先日のヤビツ・宮ヶ瀬周回100kmも,裏ヤビツの悪路面も含めてCORSA CX3で走ったのですが,帰宅してトレッド面を見てみると,だいぶ痛んでいることに気が付きました。
ありゃぁ,トレッド面に穴が。リアだけ,3か所ほど穴が開いていました。
Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8
裏ヤビツの走行中に気が付いていましたが,小さい小石(重箱読み?)をちょくちょく踏んでいて,そのたびに,パーン!と石を弾いていました。こんな悪い路面を走るのが悪いのですが・・・。
先日の,裏ヤビツツーリング。景色はいいけど,路面が悪いんです・・・。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
たいていの傷は,トレッドの表面だけなのでパンクに直結するような物では無いと思うのですが,2箇所ほど,しっかりと異物が挟まっている傷も発見されました(!)
あちゃ~,空いた穴に異物が入りこんでいる! (砂粒でした・・・)
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
おそらく,小石でカットされ,その後の走行中に砂粒を食い込ませてしまったものと思われますが,放っておけば,砂粒がさらに内部に入っていってしまってもおかしくないようにも見えます。
小さな時計用ドライバーでつつくとすぐに取れましたが,これはかなりマズイ事態です・・・。
リアは磨耗が進んでいる・・・
これはフロントタイヤ。トレッド面はほとんど摩耗していないようです。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
また,フロントはほとんど磨耗してないのですが,リアはだいぶ磨耗が進んでいました。
これは,いつもの冬以上に,積極的に山登りをしていたため,リア荷重が増えてしまって磨耗が進んでいると推測されます。
こちらもマズイなぁ・・・。
しょうがない,予備で1本買っておこう・・・できん!
以前なら,ここら辺で「前後タイヤのローテーション」でもやって延命を図るところなのですが,先日コメントいただいたとおり,次もこのタイヤを使う気なら(使う気満々です),磨耗や損傷している側だけ交換していけばいいのです。
前後一斉交換ではなく,交互に交換していけばいいんですよね(^^)
というわけで,早速,楽天のワールドサイクルでCORSA CX3をポチっとしようかと思ったのですが・・・,
な,なんだこの値上がりブリは~(T_T)
なんと,10890円もするんです!!!
10月に買ったときは,1本8800円だったのに,たった半年で2090円も値上がりしています(驚)
もちろん,Vittoria社は海外(イタリア?)ですから,円安の影響をもろに受けているのでしょう(涙)
にっくき,アベノミクスです。ロード乗りを殺す気か?
というわけで,新品購入断念です。
カンバック,スーパー円高・・・!
しょうがないのでチマチマ補修で乗り切ろう
新品購入計画は発案から1分で挫折してしまったので,次善の策をとることに。
まずは,トレッド面の補修を行いましょう。
幸いなことに(というか不思議なことに),トレッド面の傷はリアタイヤだけにあって,フロントにはありません。
その数は,3箇所ほどでうち2箇所の傷が大きく,異物(砂と思う)が入り込んでいました。
これら,5箇所の傷口について,以前紹介した方法にて補修を行います。
またまた登場,ウルトラ多用途 SU プレミアムソフト。ヘラも便利なんです。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
こんな感じで塗っておきましょう。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
補修自体はとても簡単で,例の「ウルトラ多用途 SU プレミアムソフト」接着剤を塗りこむだけです。
ちなみに,以前に行った補修箇所は,それから1000km近く走っているのに,まったく劣化していません。
これなら,トレッド面を全部この接着剤で塗り固めちゃえばいい無いか?なんて思ってしまうほどです(笑)
これは前回の補修箇所。1000km走っても大丈夫(^^)
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
今回の補修箇所は,まだ60kmほどしか走ってませんが,ちゃんと残っています。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
また,今まで,シーラント剤については「パンクしたら入れよう」という方針だったのですが,ここまで傷や磨耗が多いと心配なので,前後ともにシーラント剤(NoTubes)を入れておきました。
こうやって注入するだけなのですが,この後,大量にこぼしてしまいました・・・(涙)
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
久しぶりに,室内作業でシーラント剤を入れたのですが,こぼさないで入れるコツを忘れてしまい,盛大に床にこぼしながらの作業になってしまいました・・・(涙)
今後の予定
リアタイヤが集中的に傷んでいますが,「トレッド修理テク」と「シーラント剤注入テク」によって,しばらくは延命できそうです。
ただ,この調子だと長くて1000kmがいいところでしょうから,リアタイヤとして使った場合のCORSA CX3の寿命は2000kmが限界のようです。
1本1.1万円もするタイヤですから,今まで以上に,大事に乗らないといけないですね。
6月の富士ヒルクライムは,どのタイヤにするか悩むのですが,以下のようなセコさで乗り越えたいと思っています。
- ヤビツやスバルライン試走は,このままVittoria CORSA CX3で
- 富士ヒル本番はCORSA CX3を外して,昨年10月から保存しているVELOFLEX RecordとTUFO EliteJet<160gを引っ張り出してくる
- 富士ヒルが終わったら,前後を入れ替えてCORSA CX3を再装着
おぉ,実に素晴らしいアイデア!
普段からCORSA CX3の乗りやすさを享受しながら,富士ヒル本番は超軽量タイヤでシルバーリング(75分切り),さらに大会終了後は,セコくCORSA CX3の前後ローテーションをしながら再利用。
途中,ちょっと無理っぽいことも書いてありますが触れないでおきましょう。
いずれにせよ,これらの計画は,すべて「パンクしないこと」が大前提。
今まで以上に気をつけて走りましょう(^^)
>ばしばしさん
ちょっと小ネタで仕込んでいたら,しっかり突っ込んでいただき,ありがたい限り(^^)
頭痛が痛い,はたまに使います。
「あいつのバカぶりには,頭痛が痛いよ」とか(笑)
こういうのを「重言」っていうのですね。
良く理解して分かりました(←これも?)
よくよく考えると,サラリーマン(会社)で使う言葉って,意外と過激なものが多いですね。
戦場なんでしょうか,しかも江戸時代の(^^;)