Record,EliteJetに続く,3世代目のチューブラーはこのタイヤ!
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
先日,最近はタイヤとシーラント剤ばっかり買っていると告白してしまいましたが,またも,タイヤのお話です(笑)
山岳決戦用ホイール(Reynolds, FFWD)に普通の平地用タイヤを履いてみることにしました。
さぁ,どのタイヤにしようかな~?(^^)
気に入った点
- (チューブラーにしては)比較的お安い
- チューブラーのベンチマーク製品らしい
- 地味だけどグラフィックが格好いい
- グリップが安定している(ハードにブレーキしても,今のところスリップ無し)
- 磨耗に強い(今までのRecordやTufoが磨耗しすぎ?)
- パンクにも強い( 〃 )
イマイチな点
- 特に無し
山岳決戦ホイールに平地用のタイヤを!
ご存知の通り(?),Shiro家の595号にはホイールセットが2つあります。
ホイールセット | 普段使いセット | 山岳決戦セット |
---|---|---|
使用目的 | 山に行くとき以外全般 | 山でタイムアタックするとき専用 |
【F】ホイール | Campagnolo SHAMAL Ultra 2way-fit |
Reynolds MV32T UL |
【F】タイヤ | IRC ROADLITE Tubeless |
TUFO EliteJet<160g |
【R】ホイール | Campagnolo SHAMAL Ultra 2way-fit |
VELOFLEX Record Tubular |
【R】タイヤ | IRC ROADLITE Tubeless |
Fast Forward F4R type R |
普段使いの(十分オーバースペックですが)SHAMAL+チューブレスタイヤのセットに加え,軽量カーボンホイールに軽量タイヤを合わせた山岳決戦仕様の2セットです。
今回のお話の主役は後者,山岳決戦仕様セット。
5月にリアホイールが全損したり,7月にリアタイヤがパンクしたおかげで,前後でホイールもタイヤも異なるというバラバラ仕様ですが,共通点は「とにかく軽いこと」です。
富士ヒルクライムでは少しでも軽いホイールセットの方がやっぱり漕ぎも軽いですから,自然とこうなってきました。
普段セット(SHAMAL)で7.3kg,山岳仕様(MV32T)では6.5kgです。
しかし,人間(というか自分だけ?)はワガママなもので,山岳仕様セットを使っていると,「普段もコレに乗りたいなぁ」という気もしてきます。
定価ベースで普段仕様の2倍以上もするのに,「山岳専用」と決め付けてしまっているがために,一年で300kmも使わないという,とてもモッタイナイ状態です。
また,11月には藤沢市内での坑道レース(どんなだよ・・・)公道レース,「サイクル・チャレンジ・カップ・藤沢(CCCF)」に出場するのですが,アップダウンと加速・減速が激しいコースが予想されますので,できれば軽量なカーボンホイールで走りたいところ。
そこで,グダグダ長く書きましたが,要するに「普段や平地レースでもカーボンホイール使えるようなタイヤが欲しい!」ということです。だったら,最初からそう書けよ,という意見も聞こえてきそうですが・・・(笑)
初代,平地用タイヤはVittoria CORSA CX3に!
今まで,チューブラータイヤは,TUFO EliteJet<160gとVELOFLEX Recordの超軽量タイヤしか買ったことが無いので,正直に言って,どんな平地(汎用)タイヤがあるのか良く分かりません・・・。
クリンチャーならミシュランの「PRO数字 Race」,チューブレスならハッチンソンの「FUSION数字 TL」を買っておけば間違いないと思うのですが,チューブラーでの,いわゆる定番タイヤはなんなのでしょう?
で,悩むこと数分(笑),Vittoriaの「CORSA CX3」 に決定です。
CORSA CX3に決定した理由は以下の4点。
- プロも含めた多くの人が「とりあえずVittoria CORSAを買っておけ」「タイヤ選びの基準になる」など,手放しで褒めている
- チューブラーにしてはお安い
- クリンチャー(OPEN CORSA EVO CX)を使ったときの印象が良い
- これ以上,悩んでも答えが出なさそうだから
今更ながら知ったのですが,自転車業界では「Vittoriaと言ったらチューブラー」や「チューブラーならとりあえずVittoria」という共通認識があるようです。
こちらは,丸7年前に使っていた,クリンチャーのCORSA。お気に入りでした。
RICOH GX100
ヒルクライムならまだしも,平地走行ではショボい成績しか出せない自信がありますから,「どれを使ってもあまり変わらないだろう」という妙な安心感も背中を押しています。
巷で評判が高いVittoria CORSAですが,そのお値段はチューブラーとしては比較的お安くなっています。
楽天でざっと調べた,色んなタイヤのお値段を比較してみましょう。
メーカー | タイプ | 銘柄 | お値段(1本) |
---|---|---|---|
Vittoria | 標準TU | CORSA CX3 | 8800円 |
Continental | 頑丈TU | グランプリ4000 | 11000円 |
TUFO | 軽量TU | EliteJet<160g | 8000円 |
VELOFLEX | 軽量TU | Record Tubular | 15000円 |
SOYO | 御大尽TU | シームレスロードCR | 25000円 |
Michellin | CL | PRO4 Race | 5000円 |
Hutchinson | TL | FUSION3 TL | 8000円 |
IRC | 割安TL | ROADLITE TL | 5000円 |
(TU:チューブラー,CL:クリンチャー,TL:チューブレス)
やっぱりチューブラーは高いですが,その中ではVittoria CORSAはギリギリ許せるお値段です(なんスか1本25000円って・・・CR機?)。
「パンク=交換」と考えると本当に高い(25kmでパンクしたこともありますし)ですが,最近の超緊縮財政のフォトポタタイヤ研究所としては,少しでもお安いのはありがたい限りです。
CORSA CX3登場!
いつものワールドサイクルから,超巨大な箱に入ってCORSA CX3が到着しました。
で,でかい!! これじゃ,またツマに怪しまれる!
SONY NEX-5N + Carl Zeiss Vario Tessar T* E 16-70mm F4 ZA
フォルダブル(折りたたみ可能)ではないから,こういう梱包になってしまうのですね。しかし,でかい(^^)
タイヤ装着用のチューブラーリムテープ(TTP-1)も切らしていたので一緒に購入(ついでに,シーラント剤も♪)し,まずは装着してみます。
装着作業の前に,今付いている山岳軽量タイヤ(Record,EliteJet)を剥がさなければなりません。春のヒルクライムシーズンになったら再利用するので,傷を付けないように丁寧にやらなければならず,2本で1時間という地獄の作業になりました・・・。
まだ使えるタイヤ(前はEliteJet,後ろはRecord)を剥がすのは地獄の作業でした。
Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8
一方,装着作業の方は今までのRecordもEliteJetもそうでしたが,すごく簡単。
リムを足で踏んづけて,タイヤをグイ~ンと引っ張ればタイヤレバーを使うことものなく,すんなり入ります。
リムテープ貼りも込みで,前後2本で30分ほどで作業完了。テープ様々です。
Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8
グラフィックはこれだけ。ちと寂しいか?
Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8
今回は,バルブのところにちょっとだけ工夫しておきました。
以前もありましたが,タイヤ(チューブ)のバルブが,ホイールのバルブホールと接触することで異音を出してしまうことがあります。
そこで,いつもの「自己融着テープ」を薄~~く巻きつけてみました。
薄~く,自己融着テープを巻きつけてみました。
Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8
また,エクステンダー用にいつものO-リングを装着して準備完了です。
さて準備は整いましたから,今後1ヶ月は,藤沢市北部のCCCF予想コースなど平地を主体で走りを重ねてみましょう。
ブレーキタッチとか,タイヤのグリップ感とか,ヒルクライムには全く不要な感覚も掴んでおかないといけないですからね。
練習段階でパンクしないことを切に祈りつつ・・・
トレッド面はギザギザです。サイドは杉目。このタイプはごみを拾いにくくて好きです。
Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8
使用レポートはもうちょいとお待ちください~(^^)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
>sakanaya-shigeさん
CX-3以前を知らないのでなんともかんともですが,少なくとも,今のCX-3は普通のバルブでした。
バルブコアをツールで外せました。
また,エアはいつものパナのエクステンダーで入れています。
そもそも,ディープリムホイールを持っていなかったりしますが(笑)
F4Rはミドルかな?(^^)