さんざん悩んだ末に,ついにおいら初の単焦点,AF Nikkor 35mm F2Dを買ってしまいました。
暗いズームレンズに慣れてしまったおいらには,明るい・きれい・安いの3拍子の単焦点。でも,当たり前だけどズームが無いわけだから,被写体を適切な大きさで写すには,自分自身が前後する「人間ズーム」が必要で,不便と言えば不便。
さぁ,35mm換算で52.5mm相当になる焦点距離,うまく使いこなせるかな~?
ズームレンズ全盛のこのご時世,35mm F2Dは,他の単焦点レンズと同様,まったく売れていません。(T_T)
そのため,設計も恐ろしく古く,10年以上前からなにも変わっていません。デザインも,ちょっと「いかつい」感じで,プラスチッキーなD70とはイマイチ合わなかったりします。・・・が,レンズ単体で見ると,その小ささもあって,きちんと作られている感じが伝わってきて好感がもてたりします。
さて,清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入した35mm F2Dですが,その実力はいかに?
「清水の舞台から~」とは言っても,なんせ単焦点なのでお安く,VR24-120mmの半値以下です。問題は「使えなかったら,いや,使えこなせなかったらどうしよう?」で,ずっと悩んでいたのです。そして,「なんとかなるだろう・・・」と覚悟して買ったのでした。
そして,1日使ってみての感想は「やっぱ,単焦点はええわ~」です。
ファインダーは明るいし,室内でも相当暗くてもストロボ不要だし,やっぱり明るいレンズは便利です。また,35mm換算で52.5mm相当という焦点距離も,ちょいと引けば室内でもOKだし,もちろん屋外では子どもと一緒に走りまくれば,どんな写真でも撮れそうです。
安心して,これからしばらくは35mm F2Dをメインに,がんばってみよう!