GPD Pocketの超過熱対策(前編)

こんなところに通気口があったり、意外と凝っているのですが、致命的な問題が・・・。

こんなところに通気口があったり、意外と凝っているのですが、致命的な問題が・・・。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

7インチの超小型ノートPCである『GPD POCKET』を使い始めて1年半。

購入当初の予想(=面白半分のオモチャ)を大きく裏切り、仕事にもプライベートにも、仕事中のプライベートにも大活躍しています。

しかし、無敵とも思えるGPD POCKETには致命的ともいえる構造的欠陥があり、各所で、文字通り火を噴いたりしているのですが、その解決への取り組みを紹介です。

前編はこんな内容です

  • 非常にコンパクト&パワフルで、画像処理も含めてどんな仕事でもこなせる
  • 放熱設計がまずいようで、常にファン全開にも関わらず持てないほど熱くなる
  • フォトポタGPD過熱調査団を派遣し、過熱原因の調査にあたったところ、意外な事実が・・・


小さいことはいいことだ、GPD POCKET最高!(^^)

世の中には、比較的手軽に使える情報端末としてスマホタブレットがありますが、会議中や商談先などで操作していると、それだけで「遊んでいる感」が醸し出され、割とよくない結果になりそうです(「操作」というより「いじる」という感じですもんね)

スマホより、タブレット。さらに、タブレットよりも軽量ノートPCだと、「遊んでいる感」はかなり薄れますが、たいていの場合、「軽量」という名前の割には重いのが難点(Let’sNoteだって、GPD POCKETの倍近い重量です)

一方、われらがGPD POCKETは、「超軽量」と「遊んでいる感の隠蔽」の両方が達成でき、こんな風に活用することができます。

  • 会議中にSNSできる
  • 会議中にブログ更新できる
  • 普通にオフィスアプリで仕事できる(Excel、Word、PPT)
  • かなり狭い場所でもメールを読めるし、長文を返信できる
  • 打ち合わせの場で技術資料を確認したり、相手に提示できる(自慢もできる)
  • どこでもTV録画を見られる(ツールや朝ドラ等、50時間分くらい入れています)
  • ちょっとした旅行でも、デジカメ写真確認や調べもの(や仕事)など、とても便利
  • インターフェースが充実してるので、外部モニタ、キーボード、マウスを繋げば完全にデスクトップPCになる
狭~い、新幹線のテーブルでも余裕でツールを見れます(^^)

狭~い、新幹線のテーブルでも余裕でツールを見れます(^^)

SHAPR AQUOS mini

もちろん、ZWIFTもできます。外部モニタも繋げられます(^^)

もちろん、ZWIFTもできます。外部モニタも繋げられます(^^)

SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6

小さいのに、USB3.0(type C、type A)、Micro HDMIを装備。外部モニタは最大2個繋げられます。

小さいのに、USB3.0(type C、type A)、Micro HDMIを装備。外部モニタは最大2個繋げられます。

SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6

こんな風に使える(サボれる?)のは、GPD POCKETの驚異的な軽さ(公称480g)もありますが、なにより、フットプリント、設置面積の狭さがあります。

20cm×10cm程度の隙間があれば画面を開いて作業ができますから、新幹線の小さなテーブルでも作業できますし、ビジネス手帳より小さいサイズなので、会議や打ち合わせ時に机の上に出しても、邪魔ではないし圧迫感もありません。

Surfaceだとこうなります。でかすぎて、テーブルをはみ出ちゃう(TT)

Surfaceだとこうなります。でかすぎて、テーブルをはみ出ちゃう(TT)

SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

いかにも仕事をしている感を醸し出しつつ、いつでもサボることができ、かつ、最小限の荷物でありながら、普通のPCでやる仕事はほぼ100%こなすことができます(PhotoshopやLightroomだってできます)

しかし、こんなスーパーミニPCであるGPD POCKETにも、わりと致命的な問題があります・・・。

火傷する! とにかく猛烈に熱い・・・!

仕事・プライベート両面で非常に便利に使えているのですが、常に猛烈に熱いという課題があります。

登場当時の評判(←おそらく実機を触っていない人々による)は、「非力なATOMなのに、ちゃんと冷却ファンを搭載して、熱対策は安心ですネ♪」みたいな感じでした。

実際には、ATOMの中でもパワフルなx7-Z8750(一昔前のSurface 3と同じ)ですし、冷却ファンは常に全開で回っているのに、ボディ(特にCPUがある右側)は熱くて持てないくらいになります。

下のグラフは、ZWIFTアプリケーションを実行したときのプロセッサのコア温度変化グラフです。

ZWIFTアプリを起動したときの温度変化。プレイが始まると、80℃まで上昇(!)

ZWIFTアプリを起動したときの温度変化。プレイが始まると、80℃まで上昇(!)

起動するとコアの温度はぐんぐん上昇し、あっという間に70℃に達します。

ZWIFTでの3D表示画面を変更して負荷がかかりそうなアングルにすると、さらに温度は上昇し、最終的には80℃にまでいきました。

もうちょっとで、お湯を沸かせるのでは?というパワーです。

いくらパワフルなZ8750だとしても、こんなに熱くなるのはおかしいので、フォトポタGPD過熱調査団を派遣して、過熱原因の調査と対策に乗り出すことにしてみました。

数時間後、予想外の展開に、調査団も驚くことに・・・。

(つづく)

調査団の活動の様子。あちこちに問題個所が・・・。

調査団の活動の様子。あちこちに問題個所が・・・。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

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