ACアダプタ? いいえ、モバイルバッテリーです(^^)
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
モバイルバッテリーお持ちでしょうか?
年間の出張回数が尋常じゃないので、出先でのモバイル活動に必須ではあるのですが、気になるのはその重さ。
1年かけて、少しずつ軽量化してきました(^^)
充電器+バッテリー = Anker社『PowerCore Fusion 5000』
以前は、10050mAhの巨大(でもないのか?)バッテリーとUSB充電器を持ち歩いていました。
しかし、出先で10050mAhものフル充電をする機会はあまりないのと、東北新幹線もそこそこコンセントが付いている(E5系など)ので、持て余してもいました。
そこで、容量は半分の5000mAhとコンパクトながら、USB充電器と合体した、Anker社の『PowerCore Fusion 5000』というモバイルバッテリーにしてみました。
ポーチ、充電用micro USBケーブル、本体のセットで約4000円。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
Fusion 5000は、モバイルバッテリーに充電器を内蔵しているのですが、ずんぐりした見た目は「ACアダプター」という感じです。
気になる重さの方は、以前まで使用していたバッテリー&USB充電器と比較すると、こんな感じです。
USB充電器 | バッテリー | 合計 | |
---|---|---|---|
Bofore | 80g | 182g | 80+182=262g |
After | 188g | 188g |
上のセット(バッテリー+USB充電器)が、下のFusion 5000で置き換わります。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
262g→188gと80g弱の軽量化なので、「劇的な軽量化!」とまではいきませんが、Fusion 5000は使い勝手がとても便利なので気に入っています。
【その1】外部デバイスが充電完了してから自分を充電する
Fusion 5000をコンセントに挿すとすぐに自身の充電が始まりますが、その状態でスマホやEdgeなどのデバイス接続すると、接続したデバイスの充電が優先して行われ、接続デバイスの充電が完了すると自身の充電を再開するロジックになっています。
分かりにくいですが、Fusion 5000で別のバッテリー(ダンボー10050mAh)を充電しているところ。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
普通のUSB充電器と同じように接続しておくだけで、外部に接続したデバイスも、自分自身もどちらの充電も完了するというカシコサです。
出張に出かけるときには、いつもモバイルバッテリーが満充電になっているのは心強いです(^^)
【その2】コンセント以外でも充電できます
見た目がACアダプタ風ですし、コンセントで充電する使い方が普通かと思いますが、別ルートでも充電できます。
外部出力用のUSB×2ポートの他、自身の充電をするためのmicro USBポートもあり、こちらから充電することもできます。
もっと分かりにくいですが、後述のカード型バッテリーで、Fusion 5000を充電しているところ。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
もし会社で、「コンセントから私物のバッテリーに電気を盗んではならん!」と怒られた場合は、パソコンのUSBポートから盗むことができますので安心です(違う気もする)
さらなる軽量化!
Fusion 5000はその利便性に惹かれて1年ほど使ってきましたが、前述の通り、軽量化効果は今一歩というところでしたので、新たに、TNTORというメーカーの薄っぺら~いモバイルバッテリーを導入してみました。
こちらの特徴は、なんといっても、わずか4mmという薄さで、財布や名刺入れに余裕で入ってしまう、驚異的な薄さです。
左がTNTOR社の超薄型バッテリ。右はSH-M03スマホ。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
定期ケースや名刺入れに余裕で入る薄さ4mm。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
Fusion 5000と比べると、こんなに薄い!!
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
さすがに容量は小さくて、Fusion 5000のさらに半分の2500mAhしかありませんが、小さなUSB充電器と併用すれば、緊急避難的になんとかなります。
驚異的なサイズ感ではありますが、普通の(?)サイズのモバイルバッテリーが乾電池形状の18650を使っているのに対し、こちらは、スマホやタブレットに内蔵しているタイプのバッテリーをそのまま外に出してきたみたいな感じです。
肝心な重量はわずか58gしかありませんので、iPhoneなどに付いてくるちっさいUSB充電器(25gほど)と合わせても90gほどです(^^)
ただ、極端な小型化の影響もいろいろあったりしますので、注意も必要です。
【その1】充電残量が良く分からん
本体の角っこに充電残量を表示するLEDランプがあり、この点滅回数で充電量が分かるようになっています。
しかし、充電や放電を始めたときにしか点滅してくれないため、わざわざコネクタを引き出して、何かに接続しないと残量が分からないのです。
極端に小型化したため、残量確認用のボタン類がなにも付けられなかったのが原因かなぁ・・・?
【その2】充電・放電時の熱さが・・・
充電、放電のどちらもかなり熱くなります。
USBケーブルがかなり短いので、充電相手も過熱するタイプのデバイス(手持ちだと、auのモバイルルータがひどい)だと、2台揃って盛大に加熱し放題になります。
一応、各種安全回路は入っているようですが、財布や定期入れに収めたままでの使用は控えた方が良いかもです。
USBケーブルは短いので、充電されるデバイスとくっ付ける形になります。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
軽量化への道は険しい
一番最初の状態(巨大バッテリー+充電器)から、最軽量セット(薄型バッテリー+小型充電器)で、288g→90gと約200gの軽量化に成功しました。
バッテリー+充電器、軽量化の歴史。容量1/4で重量1/3です。
グラフで見ると、ものすごく軽量化できているように見えますが、そもそも、通勤荷物が多すぎてだいたい8kgくらいあるので、正直言って焼け石に水です(笑)
去年の様子。これに書類などが入ってきます。
今年はもう少しシンプルになってます(パソコンやスマホが小型化、デジカメは持たないなど)。
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
写真は去年の様子で、今年は少しだけ持ち物が少なくなっていますが、基本的に似たような感じです。
- パソコン2台(Surface、GPD Pocket)
- 電話機3台(iPhone、Android、ガラケー)
- モバイルルータ/li>
- Walkman、オーバーイヤーヘッドフォン
- ほぼ日手帳
- サーモス水筒、折りたたみ傘
- 小説類(最低2冊)
- お菓子類(toppo大好き)
大体、これが毎日の鞄の中身なのですが、なんともデジタルデバイスを持ちすぎな気がします・・・。
しかし、どれもこれも捨てがたい。
悩む日々は続きます。あ~重い。
つづく。
(おまけ)出番が無かったボツ写真達
ペンギンさん。かわいい。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
論外な行為。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
薄すぎて空気イス。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
最近増えた荷物。増やしてどうする・・・(--;)
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
Shiroさん:
やはりモバイルバッテリーでは悩みますね。
私も数個は買っていますが、そのたびに蓄電容量は大きくなっても、不思議と外径サイズや重量は軽くなっていくんですよ。
確か、過去には「発熱させてカイロの代わりになる物」が有ったなぁ・・・・・
LiB(Lithium-ion Battery)の粗悪品はとっても怖いので、適正な価格の物を買い求めたいですね。
その点、ANKER製品なら安心ですね♪