キレイになったSHAMALハブ。きれいにする前から、ほとんどグリスなしでしたが・・・(^^;
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
久しぶりにSHAMAL(Campagnolo SHAMAL ULTRA 2-way)の爆音ハブメンテを行いました。
といっても、自分のSHAMAL(10速)ではなくて、昨年末に我が家にやってきた、次男坊号のSHAMAL(11速。けっ)。
自分のSHAMALは静かなのですが、次男坊SHAMALは典型的な爆音カンパハブ。
親子列車で走ると、後ろから強烈に煽られている感がするので、グリスアップして静かになっていただきました。
9年ブリのSHAMALグリスアップ
前回、SHAMALのグリスアップをしたのは9年も前のことなので、やり方をすっかり忘れていました。
そこで、ハブの分解~清掃~グリスアップ~組み立てまでを説明した素晴らしいサイト(笑)を発見したので、それを参考にして次男坊に作業をやらせてみました。
当時は、分からないながらもハブの文化伊豆分解図を参考にやったようで、もう一度読んだら、昨日のことのように思い出してきました。書いておいてよかった(^^)
作業に取り掛かる前に、騒音測定をやり(結果は後ほど)、サイトを読みながら次男坊に指示して作業を開始。
ハブの分解自体はそんなに難しいところはありませんでしたが、驚いたのがラチェット部の状態。
9年前の自分SHAMALの時は、ドロドロ・真っ黒けのグリスが出てきましたが、次男坊SHAMALは何にも出てきませんでした。
素晴らしいブログ(笑)の記事を参考に、作業を進めます。(作業:次男坊、撮影:自分)
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
いよいよハブを分解して、ドロドログリスが出てくる・・・
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
アレ? 全然、ドロドロじゃないよ・・・?
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
これは9年前の作業時の様子。重油のようなグリスが・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
そう、ほとんどグリスがなくてカラカラになっていました。
そりゃぁ、爆音がするわけです・・・。
劣化グリスを除去するために用意していた、パーツクリーナー・ウェス・ケミカルグローブなどの出番はほとんどなく、新しいグリスを塗り込むだけの作業になりました。
ハブの構造やベアリングの位置など、次男坊と確認しながら作業をしたので時間を要しましたが、それでも1時間ほどで作業終了です。
入れたのは、いつもの「プレミアムテフロン」グリス。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
無音カンパに
さて、作業前後で爆音ハブはどのように変化したのか比較です。
まず、作業前の様子(音がしますので注意)。
スマホの適当なアプリで測定してみると、だいたい61dBくらいの騒音。
たとえだと「騒々しい店内」だそうです。
で、グリスアップ作業後の様子はこんな感じ。
だいぶ静かになり、42~43dBくらい。
「静かな図書館」並みの音だそうです。
室内だとカタカタと音が聞こえますが、試しにご近所を次男坊と走ってみると、全くの無音です。
自分も次男坊号(TARMAC)に乗ってみたのですが、ラチェットが無音な上に、タイヤも静か(CORSA CONTROL TLR)なので、かなり気持ちいいです。
12月に登場した次男坊号(TARMAC Expert)には、カンパのSHAMAL ULTRA 2-way fitが装着されていますが、タイヤはクリンチャーでした。
3月には部活の合宿ライドで沖縄に行くようなので、パンクリスクを最大限回避できるよう、チューブレスに換装してみました。
今まで、後ろを走る次男坊から「ギャーギャー」とラチェット音を聞かされて煽られてましたが、グリスアップ作業後は、完全無音で、どこにいるのか分かりにくくなりました。
これはこれで危ないので、今まで以上にハンドサインや声出しをちゃんとやらないと、親子玉突き事故になりそうです。
次は、少しだけ音がするようになってきた、自分のSHAMALのグリスアップかな?
ヤケクソでホイール買ったりしていますw