新幹線名物、玄武岩のように固いアイスの温度を測定中。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
超長かった、ポータブルCO2計測器の最終回です。
前回までに、ケースや回路などのハードウェアはほぼ完成していました(排熱問題がありますが・・・)
一方、肝心なソフトウェアは4月ごろに書いた試作品のままだったので、単にCO2の濃度変化をグラフ表示することしかできませんでした。
最終回は、ソフトウェア面の充実(というほどではないけど)を紹介して終了です。
切替スイッチ登場!
試作品の段階では、3つのスイッチで操作をしていました。
- 電源スイッチ
- LEDのオンオフ(夜眩しいので・・・)
- グラフレンジ切替(3時間⇔30分)
最後尾に付けるスイッチ3個。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
従来のCO2だけではなく、気温、湿度、気圧も測定できるようになったので、あらためて、機能切替用にスイッチを付けることにしました。
いろいろ悩みましたが、結局、大昔のTVのチャンネルのように「つまみ」をガチャガチャと回す、ロータリースイッチ(秋葉原で300円)で対応することにしました。
ロータリースイッチ。画面用の枠にジャストサイズの穴を付けて嵌めます。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
ツマミは自分で作ります(^^)
4機能を作ってみました
用意したロータリースイッチは5接点なので、5つの機能を切り替えることができます。
が、まだ思いつかないのと作る暇がないので、とりあえず3つだけ作ってみました。
- トレンドグラフ
- 今まで通り、CO2濃度をメインで、気圧や温度なども小さく表示してます。
- 大きな数字表示
- 現在のCO2・気温・湿度・気圧を大きな数字で表示。最近、飲食店などでよく見かけるタイプです。
- ネットニュース
- もうネタが尽きたので、とりあえず、ニュースを表示できるようにしてみました。Yahoo!のヘッドラインをスクレイピングして、一定時間ごとにぐるぐる回してます。
当初からある、おなじみの画面表示。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
老眼対応(笑) 大きな文字で表示します。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
まさかの、ネットニュース機能。いらない~(笑)
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
本当はオーソドックスに時計を付けたいのですが、使用するマイコンの問題(時計が電池でバックアップされない・・・)で今回は見送り。
そのほか、試作の段階で実現できていた、スマホのウィジェットやブラウザでの表示は健在です。
まとめ
試作・実験は簡単にできたのですが、それをケースに入れて商品化(?)するのに3カ月もかかりました。
その大部分は、ケースの制作です。
初めてのケース作成だったせいで、嵌めあいや強度、クリアランスなどの設計の基本や、スライサーなどの3Dプリンタ独特のノウハウ・知識が無かったので、とにかく無限に時間がかかりました。
iMacを目指していたのに、出来上がったらAmazon Echo Showだった・・・。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
最初はこんなでしたからね。よくここまでできたもんです(^^)
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
次からは、これらのノウハウがあるので、こんなにはかからないと思います(たぶん)
さっそく、次回は、ヒルクライム(のダウンヒル用)秘密兵器の紹介予定です。
お楽しみに~(^^)
遂に自転車分野に!
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G