Shiro君、ちょっと来てくれたまえ。用事がある!

右上の赤いセンサを濡らすと、電波が飛んで、左の回路に伝わって、電圧が出る。おぉぉ!

右上の赤いセンサを濡らすと、電波が飛んで、左の回路に伝わって、電圧が出る。おぉぉ!

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

また、ちょっとアヤシイことを始めています(^^)

いったい何を作ろうとしているのでしょう・・・?



フォトポタ電子工作研究所

フォトポタ電子工作研究所は、生産効率が非常に悪く、3ケ月に1個くらいしか新製品を作れません。

振り返ってみると、この1年で、

  • 足元ヒーター温度制御器
  • 魚水槽用マルチタイマー
  • ポータブルCO2センサー
  • 車載用サーモグラフロガー

を作っていますので、やはり、3か月/1製品という、某LOOK社並みの開発能力の低さです。

Raspberry Pi工作1号機、「格安足元ヒーター制御装置」完成!

長~らく更新が停まっておりましたが、この間、ずっと「格安足元ヒーター制御装置」の製品化(?)にいそしんでおりました。

先週までに、簡単な試作品はブレッドボード(実験用基板)上で出来ていたのですが、実際に、基板に配置して箱に収めたりするのは意外と大変で、1週間もかかってしまいました。

もともとソフト屋なので、ハードな工作は難しいですなぁ・・・。

【電子工作部】魚&カメ水槽制御装置製作記(アルミケース加工編)

ちょうど1カ月前、「電子工作で3D CAD使い始めたよ!」という記事を書きました。

魚&亀水槽の各種電装品制御装置を作ろうと、設計をし始めていました。

3D CADは意外と面白くて楽しくてしょうがなかったのですが、そこから、実際にアルミケースを加工するのは、なかなか苦難の道のりでした。

魚&亀水槽制御装置製作日記の1回目は、アルミケース加工職人の巻です。

ポータブルCO2測定器製造奮闘記(3.プログラム完成編)

超長かった、ポータブルCO2計測器の最終回です。

前回までに、ケースや回路などのハードウェアはほぼ完成していました(排熱問題がありますが・・・)

一方、肝心なソフトウェアは4月ごろに書いた試作品のままだったので、単にCO2の濃度変化をグラフ表示することしかできませんでした。

最終回は、ソフトウェア面の充実(というほどではないけど)を紹介して終了です。

車載可能! ポータブルサーモカメラの改良

前回、ちらりと登場したヒルクライム用新兵器

上りではまったく活躍してませんでしたが、実は下り専用、カーボンリムの温度測定装置です。

以前、4月に紹介した試作品の改良版の改良版です(^^;

そんな、超低生産能力を誇るフォトポタ電子工作研究所が、新たなアヤシイブツを極秘開発中のようです。

大人の夏休み工作?

開発中(というか実験中)なのは、雨降りお知らせ装置です。

がっくり来たでしょうか・・・?(笑)

小学生の自由研究ではなく、大のオトナが、研究所が、全力を投入して開発中です。

今回の主役、無線チップ。かなり小さいので配線も大変。

今回の主役、無線チップ。かなり小さいので配線も大変。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

ベランダに干しておいた洗濯物が雨にやられてしまったことはないでしょうか?

在宅勤務が増えたことから、雨を予測し、実際に降ったら洗濯物を取り込むのは自分の仕事になっています。

しかし、オンライン会議や書類作成(や昼寝)に没頭していて、気が付いたときにはザーザー降り、ということが何回もありました(その都度、ツマにものすごく怒られる・・・)

TVの天気予報やスマホでの雨雲レーダーをこまめに見ればいいのですが、そもそも、窓の外すら見ないくらい仕事に集中している(寝ている?)ので、無理なのです・・・。

そこで、ベランダに水センサーを設置し、雨でセンサーが濡れた際には、パソコンやスマホの画面、CO2測定器などのいろんな画面に警報を飛ばしてくれるシステムを作ってみることにしました。

こんなことを考えています。

  • ベランダに水センサーを設置
  • センサーを含む子機は電池駆動
  • 子機のボディは3Dプリンタで作る
  • 親機までの通信は2.4GHz無線でやる

冒頭の写真は、親機・子機間の無線通信の実験の様子です。

ベランダと、普段仕事をしている部屋は違う階なので距離があり、また、有線だとツマが蹴飛ばしで断線する可能性が高い(100%)ので、子機→親機の情報伝送は無線通信化することにしました。

今回選んだのは、モノワイヤレス社の「TweLite」という2.4GHzの通信システム。

1個1400円とちと高いのですが、なかなか楽しいチップです。

  • 親子間の距離は最長1km
  • CR2032電池で最長1年くらい駆動
  • アナログ入出力×4、デジタル入出力×4と豊富

自分が学生の頃なら、冷蔵庫くらいの大きさの装置になりそう(しかもAC駆動)ですが、こんな小さなチップで実現できます。

こんな小さなチップに、無線通信モジュール、CPU、AD変換器などが埋め込まれてます。

こんな小さなチップに、無線通信モジュール、CPU、AD変換器などが埋め込まれてます。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

平面アンテナを試しているところ。電源は3Vなので、CR2032で駆動できます。

平面アンテナを試しているところ。電源は3Vなので、CR2032で駆動できます。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

驚いたことに、この製品が特段優れているわけではなく、似たようなものは世の中にありふれているとのこと。

いやはや、なんともすごい世の中になってきました。

ANT+だけじゃないんですねぇ(笑

こちらのモジュールは振動センサまで内蔵してます。たたくと無線通信で知らせてくれます。

こちらのモジュールは振動センサまで内蔵してます。たたくと無線通信で知らせてくれます。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

製品はいいのだけどドキュメントが地獄のように分かりにくいという問題があったり、水センサーの出力が小さすぎるのでトランジスタで増幅してやったりと、チトつまづきましたが何とか成功です。

製品はいいのだけど、ドキュメントがダメダメなので、自分で描く・・・。

製品はいいのだけど、ドキュメントがダメダメなので、自分で描く・・・。

1876年、グラハム・ベルが電話(もちろん有線)の実験に初めて成功した時、助手のワトソン(隣の部屋)に、「ワトソン君、用事がある、ちょっと来てくれたまえ」と話したそうです。

それから約150年。

なんの苦労もせず、普通のおじさんが、机の上でチマチマとはんだ付け工作しただけで、最長1kmにも届く無線システムができてしまうとは・・・!

ただただ、驚くばかりです。

あなた、実験成功よ!

あなた、実験成功よ!

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

さて、あとは、おなじみ3Dプリンタでの箱作成、電子回路設計&作成です。

いつものように、3Dプリンタでハマるんだろうなぁ・・・。

つづく

毎度おなじみ?、Fusion360でセンサーケース設計ちゅう。

毎度おなじみ?、Fusion360でセンサーケース設計ちゅう。

こんな感じでベランダの柱に固定。

こんな感じでベランダの柱に固定。

SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G

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