今回の荷物。ホイール2セットですが、初参加に比べたらずいぶん軽装です。
SONY DSC-RX100m3 + CarlZeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
富士ヒルクライム2022参戦記の最終回は、好評(?)のポカ特集。
まぁ、今回で参加11回目ですから、そうそう多くのポカは起きてない(はず)ですから、そんなに期待はしないでください(^^;
だいたいこんなポカです
- ゴール手前で電池切れ車載カメラ
- 幼児用サンダル風クリート
- インビジブル・ラップタイム・シート
- 悩んで悩んで超重量スマホ
車載カメラ(アクションカムHDS-AS200V)の電池切れ
こちらは、過去何度も遭遇しているポカネタですが、またやってしまいました・・・。
動画撮影用として車載しているカメラ(SONY HDR-AS200V)の電池切れです。
直前に紹介したように、大会直前に3Dプリンタで超頑丈・超軽量なマウントをこさえて得意げになっていました。
ここ数年、LOOK595号には何も新しいアイテムをインストールしてなく、ほぼ同一装備で走っています。
エンジンの方は加齢とともに劣化してきているのに、なんとかしないと大変なことになります(何が?)
そこで、富士ヒルクライム2022を目前に、新たなスーパーアイテムを自社開発です!
しかし、撮影開始1時間ちょとで電池切れになっていて、ゴールシーンなど感動的な動画は一切撮れていません。
SONYの取扱説明書によると、HDR-AS200Vの最長撮影時間は75分となっていますので、シルバー賞(75分未満)であればギリギリ撮影しきれるスタミナです。
そんなタイムでゴールできれば苦労ないのですが、もっと現実的に、GPSやWiFiなどの不必要な機能をOFFにすると、だいたい90分くらいまで撮影時間が伸びる裏技(?)があり、2018年の撮影時にはちゃんとゴールまで撮影できていました(↓これは2018年)
で、今回はその設定を忘れてしまい、4合目付近で電池切れという悲しさ。
2017年、2019年も同じでした。学習しようよ・・・
一番面白い、5合目前の高速区間やゴールシーンを撮れないとは・・・(><)
幼児用サンダルクリート
これだけ読むと意味不明ですが、前回記事で紹介した通り、トルクをかけると幼児用サンダルのように、キュッキュと音が出るクリートのことです。
左側だけなので、ちょうど聞き取りやすい間隔で鳴り、とても目立っていました。
ほかの選手に張り付くどころか、近づこうとしただけで振り向かれますから、ずっと一人旅です。
これさえ無ければ、ブロンズ賞(90分未満)どころか、シルバー賞(75分未満)も夢じゃなかったと思うのですが・・・(本当か?)
左が新品クリート。どこに問題があったのか・・・?
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
インビジブル・ラップタイム・シート
富士ヒルでは、ステムやハンドルに、1合目・2合目・10km・15kmなどの節目ごとのラップタイムを表にして貼り付けている人をよく見かけます。
なんせトータルで24kmもあるので、自分が調子よく走っているのか、遅れ気味なのか分からなくなるため、ラップ表は参考になります。
前回大会(FHC2019)では文字が小さすぎて老眼で見えない、という悲しいポカがありました。
今回はその反省で文字を少し大きくしたのですが、前回以上に全く見えませんでした
ステムに貼ったラップ表は、全く見えません・・・(><)
SONY DSC-RX100m3 + CarlZeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
写真の通り、車載カメラの真下になってしまい、乗車位置からは全く見ることができませんでした(><)
直前にカメラマウントを作り、さらに直前にラップ表を作ったので、それらを合わせた時にどうなるかのチェックが全くできていませんでした。
自作マウントの取り付け位置が、以前のものより前方にかなりシフトしている影響が大きかったです。
横から見るとこんな感じ。気が付けよ・・・。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
結局、タイムを気にするとき(1合目、5km、などの節目)は横から覗き込むことになり、蛇行の原因になってしまっていました
これがシルバーを逃した原因の一つかもしれない・・・(違うカモ)
悩んで悩んで超重量級スマホ
5月まで、普段使いのスマホは「楽天ミニ」でした。
79gという超軽量がヒルクライムに最適だったのですが電池が寿命を迎え、また、楽天の「0円コース」が無くなってしまったので、キャリア変更(MNP)をしていて、その際にSONYの「XPERIA 10 III」という、169gもある文鎮のようなスマホにしてしまいました。
左がXPERIA 10 III、右が楽天ミニ。その差は歴然・・・。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
スマホを機種変更しただけで90gも増加してしまうことになり、バイク軽量化の意味が失われるのではという危機感。
そこで、知る人ぞ知る?Unihertz社の「Jeryr2」というマニアックなスマホ(110g)も用意していました。
これがJerry2。ほぼ、キッズケータイ。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
Jerry2はいずれまとめて紹介したいと思いますが、小さい・速い・電池長持ち・安い・かわいい、となかなか使えるヘンテコスマホです。
しかし、「見た目がたまごっち(or キッズケータイ)」という欠点のほかに、「カメラ性能が10年前のガラケー並み」という致命的欠陥があります。
- まともなカメラだけど90g増加(XPERIA)
- 軽いけどポンコツカメラ(Jerry2)
のどちらで行くか、大会前夜、ホテルで寝ないで悩んだ結果、結局、XPERIAを選んでしまいました。
このクソ重い文鎮を背中のポケットに入れて走りましたが、これさえなければ、シルバー賞も・・・(省略)
まとめ
11回目の富士ヒルクライム参加でしたが、2年間のブランクのためか、色々ポカを出してしまいました。
一番大きかったのは、やはり、クリートからの異音ですね。
翌週にヤビツを上ったときには無音ペダル(普通そうだ)に戻っていたので、なにか、スバルラインとの相性が悪かったのでしょうか・・・。
そのほかでは、やはり、車載カメラの電池切れがイタイ(><)
来年は(出るの確定?)、外部電源を用意してでも、最後まで撮影できるように頑張りたいと思います(or カメラ仕様の75分以内でゴールする)
まぁ、2014年の大事故に比べればかわいいものですけどね(↓)
4回にわたってお届けしてきた、富士ヒルクライム2022参戦記は1ヶ月かけて、ようやく終了。
来週からは、今まで以上にのんびり更新の通常営業に戻る予定です。
ご清聴ありがとうございました。m(_ _)m
来年こそ、最後まで動画撮り切るぞ!(そこ?)
SONY Xperia 10 III
Shiroさん:
今年も楽しい記事をありがとうございました。
先々週あたりにものすごく暑くなったから気象庁は梅雨明け宣言を出したけど、その途端に空模様がグズつく日が続くなんて。
セミの大合唱が聞こえて来ないので、実はまだ梅雨明けしていないのではないかと。