お~,素晴らしい出来映え! 今回はいい仕事できました(^^) が・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
先日,ステムを100mmから110mmに交換しましたが,おかげでハンドルが遠くなってしまいました。
長くしたんだから遠くなるのは当たり前(笑)なんですが,「思っていたより遠くに行ってしまった」というのが正直な感想です。
そこで,バーテープを交換することにしました。ハンドルが遠いのとバーテープ交換で,何の関係があるのかというと・・・。
太く,そして失敗だらけのハンドルバー
LOOK号の組み立てをしたとき,せっかくなのでハンドルバーテープを取り替えました。ずっと愛用していた,OGKの汚れない魔法のバーテープ「CBT-3」を剥がし,プロファイルデザインの柄物バーテープにしていました。
しかし,バーテープ巻き作業は,フレームからの組み立て作業工程ではかなり後の方になります。LOOK号はわずか3日で組み上げたため,3日目にはかなりの疲労が蓄積しており,バーテープの巻き作業はかなりいい加減なものになっていました。
その結果,こんなミスが散見されています。
- STIのところでは,バーがチラ見えしている
- 巻き終わりのところでやるナナメのカットが逆向き(笑)
- 飾りテープの巻き方向も逆向き
- 飾りテープを引っ張りすぎてちぎれかけている
巻き終わりの斜めカットが逆です。飾りテープの方向も逆です(涙)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
STIの部分でバーがチラ見えしています・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
他にも,巻き終わりのところで,セロハンテープでの補強をしなかったので,ブレーキワイヤに引っ張られて隙間ができはじめています。
このように,数々のミスが見られるのですが,それらよりももっと困っていたのが,バーテープの厚さです。
今回のはコルクタイプですが,とても分厚く,クッション性はいいのかもしれませんが,バー全体がものすごく太くなってしまいました。もはや,「ハンドル」というより「バット」です(笑)
そして,この太さのせいで,ただでさえ遠いハンドルがよけいに遠くなってしまっています。
左半分がプロファイルデザイン。どうです,この太さ。握りきれないよ・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
しかも,おいらは手が小さい方ですし,ロードに慣れてきたため「クッション性」よりも「ダイレクト感」が欲しいので,できれば薄手のテープの方が好みです。
というわけで,不満だらけのバーテープはさっさとあきらめて,薄手のバーテープに張り替えることにしたのでした。
新しいバーテープに交換!
新しいバーテープは,またもOGKに戻ってきて,今度は「CBT-6」なる薄手タイプのバーテープ。
厚さは驚異の0.7mm。今まで使っていたプロファイルデザインと比べると,こんなに薄くなりました。
プロファイルデザインのコルクタイプと比べるとこの差!
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
さっそく,張り替え作業をやってみたのですが・・・,我がバーテープ人生において最高難度の巻きづらさ。
CBT-6は薄さもさることながら,グリップ力が異常なくらいにあります。表面が粘着質な状態と言っても良く,重ね巻きをすると,両面テープと張り付いて二度と剥がせなくなり,力を掛けると破れてしまいます(表面が剥がれる)。
結局,左右で2時間もかけて巻き終わるという,一大作業になってしまいました。
しかし,前回の反省もあり,細部に非常~~~に気を遣って作業をした結果,きわめて満足できるいいデキになりました(^^)
伸びやすいテープなので,この部分はセロハンテープで念入りに補強。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
で,飾りテープ。う~む,いい感じだ(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
ついでにSTIの位置を微調整(ちょいと上にしました)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
完成! お~,細い細い!(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
しかし,災いは繰り返される・・・
で,使用感ですが・・・。
ダメじゃ~!
チェンジ!!
汚れすぎるでありますよ。
どこかで,「白いバーテープはお金持ち用。だってしょっちゅう張り替えないといけないから」という文を見たことがありますが,CBT-6を使い始めたら,家が建ちます!!!
張り替え初日に15km程走っただけで,もう,灰色です。
薄々は危惧していましたが,表面のものすごい粘着力により,グリップはいいのですがゴミの吸着力も半端なくすごいようです。
見た目も,グリップ力も結構気に入ったんだけどなぁ~
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
元々のウリである極薄のおかげでハンドルバーはだいぶ細くなり,だいぶ近くに感じられるようになり,この点ではとてもいい感じです。ただし,汚れます。
また,クッション性は少ない代わりに,ダイレクト感に優れ,路面の状況が伝わってくるような好ましい感じです。しかし,汚れます。
白さも気に入っている(もちろん,汚れます)のですが,なんとも残念な結果に。
「あ~あ」と思いながらこの記事を書いているのですが,商品名が分からなくて「OGK 極薄」とググってみたが,Noguさんのブログがヒットしました(^^)
で,さっそく記事を見てみると,おいらとまったく同じ感想が・・・。あぁ,身近に人柱がいたにもかかわらず,同じ過ちを犯してしまいました。まさに,「あ~あ」です。
「超薄手」「ダイレクト」「抜群のグリップ力」。
どれも正しいんだけど,「抜群の汚れやすさ」を書き忘れています・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
そして,いよいよ本家に!
失意のどん底の日々・・・。
ふらりと寄ったサガミサイクルに,輝かしく光る,LOOKのバーテープを発見!!
いまさらで大変申し訳ないのですが,LOOKもバーテープを出していることを知りました。しかも,CBT-3のような,汚れないタイプのバーテープで,かつ,LOOKのロゴまでエンボス加工されています。
エンドキャップももちろん,LOOK!! お~,ワンダフル! 最初からこれにすれば良かったよ・・・。
というわけで,たった2ヶ月で3回もバーテープを巻くのもバカみたいですが,今週末にはLOOK号はLOOKバーテープになる予定です。うほほ(^^)
いずれにせよ,バーテープを薄くすればかなりポジションが良くなることが判明しました。交換後に80kmほど走っていますが,汚れ以外はとてもいい感じです。
次回は,いよいよ,コラムカット決行編です!!
>keteruさん
こんにちは~
LOOKのフレームには,実に大量のカーボンスペーサーが同梱されていました。
トータルで7~8cmあるのでは?というくらい入っていて,
そのうちで,一番薄い物を入れてみました。
よく見ると,FHCのスペーサーの方が微妙に外径が太いですが(笑)
keteruさんは,革バーテープなのですか。
渋いですねぇ。
革だと,手入れさえしてやれば長持ちするのでしょうかね。
そう言えば,ジロの季節なのですね。
今年はケーブルテレビも解約したので,何も見れない・・(涙)