小説&ドラマ。どちらを先に? 小川糸『ツバキ文具店』

単行本,Surfaceにダビングしたドラマ。両方とも新幹線で見ています(^^)

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SONY α7II + Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA

現在,とても悩んでいることがあります。

無練習&不摂生によるFTP(W/kg)の激烈な悪化もありますが,それはそれ(←マズいだろ・・・)

今現在,もっとも悩んでいるのは,小川糸著の『ツバキ文具店』について,「本を先に読むか,ドラマを先に見るか」です。

いやぁ,悩ましい・・・。



小説か,ドラマか,それが問題だ

原作(小説)を先に読んでしまっている場合,映像化作品(ドラマ・映画など)を後から見ても,「えぇ~,イメージと違う~!」となることが多くはないでしょうか?

たいてい,映像化作品よりも,その原作の方が面白いことが多いと思います。

まれに「おぉ,原作のイメージ通り!!」となることもありますが,本当にまれだと思います。

それは,例えば,原作中に「絶世の美女が現れた」と書いてあったら,読む人それぞれの頭の中で,それこそ見たこともないほどの美女をイメージしてしまいますから,万人の想像を上回る映像を作ることは難しいからではないでしょうか。

昔,寺山修司が言った「どんな鳥も想像力より高く飛べる鳥はいない」と言いましたが,まさにその通りだと思います。

ほぼ同じ時期に読んでいる奇跡(?)

で,悩みの種となっている『ツバキ文具店』ですが,書店で購入して読み始めたころから,NHKで映像化されてしまい(?),毎週金曜日の夜10時の「ドラマ10」で放送されています。

ここしばらく,冗談のように忙しい日々が続いていた(毎月,20回ほど出張し,名刺100枚を消費。どうにかならんのか・・・)ため,ほとんど本を読まない日々が続いていたのですが,ようやく,風呂や新幹線で小説を読むくらいの余裕はできるようになってきました(フォトポタ日記は風呂で書いています。笑)

ベストセラーになるような派手さはない,とても地味な小説ですが,その地味さが今の自分の心に染み入ります。

また,小説の舞台が鎌倉なので,ほぼすべての登場場所が「あ~,あそこね!」と分かるのも,楽しい理由の一つ。

多部未華子さん。そう,こんなイメージでした(^^;

多部未華子さん。そう,こんなイメージでした(^^;

SONY α7II + Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA

主演の多部未華子さんは,おいらが想像していた主人公のイメージにかなり近く,すんなりとドラマも並行して見ることになりました。

幸か不幸か,読むスピードが猛烈に遅い(時間が・・・)ので,毎週のドラマ10と同じようなペースで話が進んでいます。

いよいよ,来週は最終回ですが,ちょっとおいらは遅れ気味。

なんとも珍しい(?),小説を読みながらドラマを見るという状況ですが,あと一週間,頑張って読んで追いつかねば!

(おまけ)

珍しく,ドラマの方も見ているのは,単に多部未華子さんが好みだったりするだけかもしれません(笑)

『ビブリア・・・』の映像化は腰を抜かしましたが,今回は大丈夫です(^^)

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のんびりした時間が流れる,癒される小説です

コメント

  1. 名前:_toshi 投稿日:2017/05/30(火) 12:22:31 ID:a00c8a3a6 返信

    Shiroさん:

    おっと同じ多部未華子ちゃんファン。

    色々な役柄でTVに出てきますが、今回はとっても女性らしい役で、楽しく微笑ましく見ております。

    もう終わりなのが残念なくらい。

    シリーズ化してくれないかなぁ・・・・・

    • 名前:Shiro 投稿日:2017/06/01(木) 00:37:35 ID:0deb216dd 返信

      多部未華子ちゃん,いいんですよねぇ・・・。
      頼まれたら嫁にしてもいいくらいです(なぜに上から目線?)

      あの,独特の目線がいいですよね(^^;

  2. 名前:yoshimotoya120 投稿日:2017/05/29(月) 12:31:55 ID:ef43d1fb1 返信

    映像が先か原作が先か、悩ましいところですがワタシは「映像先行派」ですね。
    アニメも同様ですけど、先に原作や漫画を読んでると自分の中にその世界が出来上がっちゃってますから、特に声やしゃべり方が自分のイメージと違うとどーしても映像の中にハマりきれないのが理由です。

    • 名前:Shiro 投稿日:2017/05/29(月) 21:01:06 ID:c17964de0 返信

      そうなんですよ。
      配役もそうですし,声がとても大事で,自分のイメージと会わないとまったく感情移入できないんです。

      子供の時,初めてドラえもんを見たときの衝撃は忘れられません(笑)
      いつの間にか,大山のぶ代さんの声が当たり前になったころに,また代替わりしたので,一からやり直しです。

      おいらの場合,原作がすごく面白かった場合は,映像化作品はあんまり見ないことにしています。
      たしかに,映像を先に見てから,原作の方がいいのかも(^^;

  3. 名前:TOMMY 投稿日:2017/05/29(月) 10:36:27 ID:dfd116fb3 返信

    こんにちは
    お久しぶりです。私も本をよく読むようになって原作の映画やドラマとの違いに違和感を持つことが多々あります。原作はもっと細かい部分があって作品が成り立っているのに、映像だけで終わるにはもったいないと思う時もあります。
    よって最近では映画を見ることも減少傾向にあります。120分前後の映画で本一冊を収めるのは難しいですよね。想像力も大事ですよね。
    ところで今年も私は不参加ですが、昨日富士スバルライン経由で5合目まで行きましたがたくさんの坂好きな方達が5合目を目指してました、想像以上にたくさんいて驚きました、今年も楽しんで下さいね!

    • 名前:Shiro 投稿日:2017/05/29(月) 20:57:57 ID:c17964de0 返信

      おぉぉ,お久しぶりです!!

      今まで,原作&映画の両方を見たもので,映画の方が良かった,という作品には出会ったことがない気がします。
      どうしても,原作の方が面白いですよね。

      面白いだけではなく,ホラー物も原作の方が圧倒的に怖いです。
      「りんぐ」「らせん」をテレビで見たときは,コントのようで笑ってしまいました(^^)

      でも,たまに,全部を映さないで(語らないで),見ている人の想像力に訴えかける作品なんかもあり,そういう映像作品だと,うまいなぁ,なんて思います。

      漫画なんかでも,「ページをめくる」という独特の操作があるので,めくったとたんに見開きだったりすると,インパクトは大きいですよね。
      映画やTVでは,なかなか難しい技法ですから。

      スバルラインは日曜日でしたでしょうか?
      おいらは土曜日に行きましたが,本当,ものすごい数の人が登っていました。
      小さなヒルクライム大会くらいの規模ではないでしょうか?(笑)

      こうやって,試走に行くたびに,妻から「なんでお金払って本番出るのさ?」と聞かれます。
      確かに・・・(笑)

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