おぉ,奇跡だ~! 細く,短いけど,流星の軌跡を写せました(^^)
Nikon D90 + Nikkor VR 24-120mm
昨夜は双子座流星群の極大日。
「どんなもんかな~?」とベランダに出た瞬間,大きな火の玉が長い尾を引きながら天空を横切りました。
思わず,「金,金,金・・・」とつぶやきつつ,三脚・カメラを用意してきたのですが,なかなか,大きな流星を撮るのは難しいですねぇ。
肉眼では数分おきに流星が表れ,そのうちいくつかは,大きな火の玉を見ることができました。
が,なかなかカメラ(レンズ)の前を通ってくれるとは限らず,「下手な鉄砲,数撃ちゃ・・・」方式でいくしかありません。
いちいち手で撮影しては疲れちゃうので,カメラの「インターバル撮影機能」を使って,15秒露光→5秒休憩→15秒露光,を無限に繰り返すように設定しました。
また,流星群は天空のあらゆる方向で発生しますから,適当に南の空に向けて自動撮影スタート!
そのほかの設定は以下のとおりです。
項目 | 設定 |
---|---|
レンズ | 24-120mmズーム |
焦点距離 | 24mm |
絞り | F4.0 (開放から一段絞り) |
露光時間 | 15秒 |
撮像感度 | 6400 |
撮影方法 | 15秒露光→5秒休憩,の無限繰り返し |
この状態で,約1時間半にわたり350枚の写真を撮影しました(自分は風呂入っていました♪)
ざっとサムネール(アイコン)を並べてみたところでは,なんとなく,何も写っていない感じ・・・。
ずらりと並ぶサムネールたち。ここの中から,流星が写っている(かもしれない)写真を探すのは根気の要る作業です・・・。
写っているかどうか分からない写真を350枚もチェックするのは疲れるので,Photoshopでマクロを組んで,350枚の写真を強引に1枚に合成してみました。(合成は「比較(明)」でやらないと真っ白になっちゃうので注意です~)
マクロを組んで,350枚の写真を合成してみると,あっ,左下に縦に走る線が!(横に走る線はたぶん,飛行機です)
Nikon D90 + Nikkor VR 24-120mm
すると,左下の部分に,細~く縦に線が走っているのを発見!
で,あらためて350枚の写真を調べてみると,最後から7枚目のカットに,か細い流星の線が写っていてくれていました。
その写真を少し拡大したのが,冒頭の写真です。
来年は,もっともっと大きな火玉を撮ってみたい~!
Nikon D90 + Nikkor VR 24-120mm
1/350という,べらぼうな歩留まりの悪さですが,流星写真はたいていこんなもんらしいです。
残念ながら,本日は曇り空に変わってしまいましたが,来年も,再来年も,より大きな火の玉流星が撮れるように挑戦してみたいな~(^^)
>ランスさん
夜中の3時だと,
都心でも暗くなって見やすかったのではないでしょうか?
真っ暗な外に出て,しばらく夜空を見上げていると,
だんだん,星の数が増えてくるんですよね。
きっと目が暗さに慣れてくるのだと思うのですが。
来年もまたお願い事を用意して,
12月14日を迎えましょう!(^^)