転倒の決定的瞬間。595号が宙に浮いています(涙)
Panasonic LUMIX GM1 + G VARIO 12-32mm F3.5-5.6
新年早々,巨大ヒヤリハット事例の紹介です(字もデカイ)。
昨年の「5.15の悲劇」(チェーンがスポーク側に脱落してホイール全損)に匹敵する,巨大ヒヤリハット事例です。
あまりに巨大なヒヤリハットなので,前編・後編の2回に分けて報告します。
後編に比べれば軽めな前編は,「ハンドルバー全損危機」です(十分重いですが・・・)
自転車倒しすぎ・・・
595号は購入してから丸5年になりますが,立ちゴケも含め,乗車していて転倒したことはないのが自慢です(ユルい走りばかり,というのも要因ですが)。
しかし,自転車を降りた後の,「立て掛け中の転倒」は沢山あります・・・。
乗り始めの頃は,坂道で動き始めて倒れたりしていたのですが,この発明(SSB)によってそのリスクはゼロになりました。
輪ゴムを活用したブレーキ(SSB)のおかげで,「坂道での動き出し転倒」はなくなりました。
SONY DSC-TX10
しかし,もっと単純な「風に吹かれてバタ~ン,涙」は多々やってしまっています。
595号を壁やフェンスに立て掛ける時は,大抵は写真を撮るためなので,なるべく垂直にしておこうと思って,立て掛ける角度が浅いのが主な原因です・・・。
特に昨年12月はひどくて,ライド数は凄く少ない(たった5回)のくせに,なんと3回も倒してしまっています。
5回ライドで3回転倒,倒し率60%というイチローもビックリの打率です。
湘南国際村での転倒・・・。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
三浦半島一周の時は,この写真の直後に転倒。しかも,写真はしょぼい・・・。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
ハンドルバー全損の危機一発!
自転車が倒れた際,一番心配なのは,カーボンフレームへの衝撃です。
倒れた先に縁石などがあった場合には,最悪,フレーム全損となることもあるそうです(怖!)
なので,倒れるたびにフレームを気遣っていたのですが,幸いなことに,今まで10回以上倒していますが,フレームに傷が入ったことはありませんでした。
しかし,年末年始に595号を掃除していて,ハンドルバーの右肩あたりに傷があるのを発見しました(!)
ハンドルバーの右肩が怪しいぞ?
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
幸い,バーテープが2枚重なる部分だったので,バーテープだけの損傷で済んだようで,ハンドルバー本体は無傷でした。
いやぁ,助かりました・・・。
なんとか,バーテープの損傷だけで済みました。危ない,危ない・・・。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
先に書いたように,フレームが全損したら精神的にも経済的にも大打撃ですが,実は,ハンドルバーが壊れた場合も小打撃では済みません。
595号のハンドルバーは,チネリのネオモルフェ(Neo Morphe)ですが,超円安時代の海外通販(MV32Tと一緒に米国で購入しました)だからこそ買えた代物で,今,同じモノを日本で買おうとしたら4万円以上もしてしまいます(!)
ネオモルフェはカーボン製ですから,それこそ打ち所が悪ければ,ハンドルバーが全損となってしまう可能性は十分にあります。
恐ろしい・・・。
そうなってしまったら,今のおいらの経済状況では3年くらいはハンドルバー無しで,ステアリングコラムを直接握って操縦することになりそうです。超難しいです(っていうか,STIはどこに・・・)
やっぱり,自転車は倒しちゃダメという,当たり前の結論に達しました。
また,ホイールも含め,長年,カーボン製品を使っていると,使用開始当初の「おっかなびっくり,丁寧に」という扱いが,だんだん適当になり,兵器平気で段差を越えたり,倒したりしてしまうようになっていました。
改めて気を引き締め,ここで一句(なぜ?)
後編は,前編が生ぬるく見えてしまうような,超恐ろしいヒヤリハットです。
怖かったよぅ・・・。