「デジ一眼のバッテリーはとっても持つ」というのは本当です。でも,D70に関しては,ちょい正確ではありません。「D70のバッテリーは異常なくらい持つ」が正しい言い方です。
D70の,1回の充電で撮影可能な枚数は,公称2,000枚。2,000枚ですよ,奥さん!(McCOCKさん風)。
購入から半年で8,000枚ほど撮影しましたが,原理的には4回の充電で済むことになります。(バッテリー切れになるまで撮ったことがないので分かりませんが,なんとなく本当にできてしまうような気もします)
初めて角田光代さんの小説を読みました。前々から気にはなっていたのですが,まずは直木賞受賞作の『対岸の彼女』から。
物語は,現在(小夜子と葵),過去(葵とナナコ)の二つが一章ごとに書かれていきます。
子どもが3歳になって,近所の公園に「公園デビュー」したけれど,なかなか周りのお母さん達にとけ込めず,「公園ジプシー」(そんな言葉があるんだ!)となっていた主人公の小夜子。その小夜子が,停滞した生活サイクルから抜け出すため,明るい女性起業家,葵が経営する会社で働き始める「現在」から物語は始まります。
しかし,自由奔放に見える葵も,「過去」には小夜子同様,中学時代にはいじめに遭い田舎の女子校に転校していたのです。田舎の女子校は,典型的な女の子どうしの付き合いばかり。つまり,本当に仲がよいわけではなく,友達の輪に入ること,そのグループに入っていることが大事な友達関係。
しかし,そんな女子校であっても,どこのグループにも入らず自由に生きるナナコという女の子がいた。仮に,他の連中に無視されても,いじめを受けてスカートを着られたとしても,「そんなのはちっとも怖くない。私の本当に大事なものは,そんなところにはない」,と言い切るナナコ。そんなナナコに惹かれていく葵。
我が家には,このblogのタイトルの通り「蔵」があります。これはミサワ独自の構造で,1階と2階の間に広~い「蔵」と呼ばれる収納空間があります。うちのは,高さ1.4m,広さは9畳あります。こいつのおかげで,収納は確保されるし,リビングの天井は高く(3m20cm)できるスグレモノであります。
しかし,タイトルにまで使っていながらにして,過去,一度も「蔵」の内部は公開されたことがありません。別に,国宝が秘蔵されているわけではなく,ただ,公開できない状態だからです。
もともと,「蔵」は,「屋外の物置に入れるには忍びないし,かといって部屋や押入に置くにはじゃまな物」を入れるためにあります。一般的には,ひな人形や五月人形,はたまたゴルフバッグや書籍などを置いたりするようです。
しかし,この便利さに甘えてしまった我が家では「ん~ これどこ置いておこう? とりあえず,蔵にでも置いておくか」が繰り返され,そのキャパシティが大きいこともあって,我が家の「蔵」は様々な用品(と不要品)で埋め尽くされてしまったのでした。
蔵の一番奥の方,子どものおもちゃや扇風機,脚立,ゴルフバッグなどを乗り越えたその奥には,キャスター付きの旅行カバンがしまってあります。4月の沖縄旅行に備え,カバンを取り出す必要もあり,久しぶりに蔵の大掃除に着手したのでした。
このブログは,ほとんどのエントリーで,家族4人の誰かが出てきますので,プロフィールを紹介しておきましょう。
「魔法の言葉」と言っても,「マージマジマジーロ!」とかではありません。
以前,皇太子様もこの本の冒頭に書かれた詩を紹介されていた,由緒正しい(?),魔法の子育て本です。
朝夕の通勤電車1週間で読み終わりましたが,「う~ん…」と考えさせられたり,「なるほど!」と手を打ってみたり,いつものように怪しいサラリーマンとなってしまいました。とても参考になる子育ての,いや,大人対大人の接し方にも応用できる,すばらしい金言に満ちた育児書でした。