GARMINなのに,POLARの心拍ベルト!?
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
GARMIN Edge810J付属のハートレートセンサー(通称,ダメセンサー)の断線問題については,前編にて詳しく紹介しました。
やらなくてもいいのに(?)わざわざ実証試験までやって,不具合原因が確かに「ベルト内部の断線」であることを確認しました。
後編は,問題の「断線ベルト」をよりお安く手に入れる方法について紹介しましょう(といっても,一瞬で終わるのですが・・・)
要するにこんなお話です(^^)
- GARMINの心拍センサー用のベルトは高い
- POLARのベルトが互換性あるようで,お値段は半額以下
- 買ってみたら,無事に使えました(^^)
ライバル他社のベルトが使えるらしい!
前編の最後に触れたように,GARMINのプレミアムハートレートセンサーのベルト(ストラップとも)は,伸縮素材で使いやすいのですが,反面,断線しやすいという致命的な欠点があります。
おいらのベルトもめでたく(?)断線と診断されたので,ベルトを買いなおすことにしました。
しかし,プレミアム・・・のベルトは冗談のようにお高い(約4300円)ので,「少しでも安いところないかなぁ?」とAmazonを探していたところ,不思議な商品を発見しました。
「GARMIN ハートレートセンサー ベルト」というフレーズで商品検索したのですが,なぜか,トップに出てくるのは,ライバルPOLAR社の『ソフトストラップ』という商品。
お値段はGARMINの半額以下の1982円とそそられるものがありますが,他社(しかもライバル)の製品だから,羨ましくはありますが,しょうがないところ。
が,気になったので,カスタマーレビュー(購入当時で60件以上ありました)を見てみると,オドロキの事実が!
多くのレビュワーの方々が,
- Edgeで使えるよ!
- Garminで使えるわ♪
- ガーミンで使えるぜ!
などなど,GARMIN Edgeシリーズで使えるとの報告を書いていました。
Amazon以外で調べても同じで,どうやら,POLARの『ソフトストラップ』はGARMIN Edgeシリーズでも使えるようです。
驚いたことに,GARMINどころか,CATEYEやsunntoなどでも使えるそうです。
ほんじゃ,POLARのベルトを(^^)
こんな,ちょっとオシャレな箱に入っています(^^)
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
GARMINのベルトは4300円。
それに対して,POLARは1980円。
おまけに,GARMINには「断線しやすい」という特典付き。
GARMINの社長でもない限り,POLARのベルトを買ったほうがおトクそうですので,GARMINの平社員ですらないおいらは,無難にPOLARの『ソフトストラップ』を購入しました(^^)
上がセンサー部。下がPOLARのベルト。微妙に,POLARの方が端子間隔が広いです。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
センサー部との一体感はすばらしい。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
見た目は,端子間の距離がGARMIN純正よりほんの少し長く見えますが,センサー部を装着してしまえば特に問題はありません。
さて,装着できるのは当たり前として,気になる,心拍計測機能の方は・・・
おぉ,ちゃんと心拍が計測できている! (こんなに表示しなくてもいいけど)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
無事に計測できました!(^^)
今まで半年以上悩んできた(ウソ。放っておいただけ)のに,ベルト交換によってあっさりと解決です。
純正との差ですが,装着感についてはほとんど差が無く,緩く巻いてもずり落ちないので,締め付け感が無くていい感じです。
ベルトを固定する「フック」も純正と同じ形式です。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
上がGARMIN,下がPOLAR。肌触りに違いはありません。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
強いて言うなら,接続部分の端子形状が少し違っていて,POLARの方が金属部分をカバーするような形状になっていますが,どちらでも大した差は無いと思います。
左がPOLAR,右がGARMIN。微妙に端子部の形状が違います。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
先日の剣崎灯台ツアーで,100km,8時間着用しましたが,装着しているのを忘れるくらい柔らかタッチでしたし,もちろん,ちゃんと計測もできていました。
心拍センサーの異常が分かってから,以下のように修理計画が進んでいきました。
- 純正の心拍センサー一式交換(10000円)
- 純正のベルトだけ交換(4300円)
- POLARのベルトだけ交換(1980円)
1,2,3と進むにつれてどんどん安くなり,当初予定の1/5以下になりました(^^)
浮いたお金(10000-1980=8020円)は,KASK MOJITO基金へ寄付しておきました。あと少しだ!
おしまい。
【おまけ】
本文中でも触れましたが,POLARのベルトは,CATEYEやsunntoでも使えるとの事。
ということは,逆にCATEYEやsunntoのベルトをPOLARやGARMINでも使えるのだと思います。
各社のベルトのお値段を見て,一番お安いのにするのも手かもしれませんね(^^)
【おまけ2】
今のところ,なんの問題も無く動いていますが,メーカー非推奨の他メーカー品ですから,ひょっとしたら急に計測できなくなったり,センサーが爆発炎上するかもしれません(しないと思うけど)。
1980円ですが,自己責任でお願いします~(^^)
- 【2016.02.29 追記】
- キレやすいGARMINの心拍ベルトの代替として登場した『ソフトストラップ』ですが,わずか7ヶ月後の,2016年2月に断線してしまいました・・・。そろそろ,腕時計型心拍計(Vivofit HR)に乗り換えようかな?と検討しています。
>takaさん
こちらは,図書館からVAIO Pです(^^)
POLARのいいですねぇ,純正よりずっといい。
柔らかいし,断線しないし,お安いし。
端子の間隔は,普通に作ると,このくらいになっちゃうんでしょうかね!?
ちなみに,昔のPOLARのベルトも持っているのですが,端子部の形状が異なり,GARMINには使えませんでした・・・。
にしても,皮脂コーティングで動作不良って,すごすぎです!
ちなみに,我が家の自家用車は長年洗車してなく,泥コーティングされています。
少し洗うとすごくきれいです(笑)