ここのところ,宮部みゆきの小説を連続堪能中。
先週は,『蒲生邸事件』『理由』の2冊。そして,今週からは『ブレイブ・ストーリー』の上巻に突入です。
おいらにとっての宮部みゆきは,村上春樹と並んで大好きな作家であります。学生の頃は,『魔術はささやく』『龍は眠る』『レベル7』,そして『火車』なんかを読みふけっていました。
でも,村上春樹や北村薫に気を奪われているうちに,ここ数年,おろそかになっていました。猛反省しつつ(?),先週から読み進んでいます。
で,『ブレイブ・ストーリー』。
もーーれつに,面白い!!!
宮部みゆきなので,例によって主人公は男の子(小学生)。両親の離婚危機を目の当たりにして,運命を変えるために,ファンタジーの世界『幻界』に旅立つお話。
(なんせ,ここまでしか読んでいないので,この先は不明・・・)
しかし,分厚い。上下巻合わせて2300枚。
そして,お値段も高い。これまた上下巻合わせて3600円。
冒険には時間もお金もかかるのである。
おいらが生きる西暦2005年の現実世界は,モンスターを倒して金貨をゲットしたり,近所の公園から財宝が出てきたりはしにくいのである。
時間は通勤電車+風呂タイムでなんとかなっても,お金はどうにもならないので,下巻は図書館で借りてきたのでした。(最近,藤沢市の図書館はネットからの検索に加え,予約までできるようになりました!)
さて,今週からは,楽しく・ゆっくりと『幻界』を旅しよう。