取り外し後,きれいに掃除したフォーク(HSC6)
Nikon D600 + Nikkor 35mm F2D
すでにお知らせの通り,先週末に発作的に595号を完全に分解してしまい,今週から来週にかけてフルメンテ2016が開催されています。
幸い,今週末は火事家事でバイクに乗れないことが確定しているので,急いで組み立てる必要はありません。
とりあえず,昨夜はヘッドセットの分解・清掃,車体重量の計測をしてみました。
ヘッドセット(HEAD-FIT)の分解・清掃
595号のヘッドセットは,LOOKオリジナルのHEAD-FITと呼ばれる,ちょっと特殊な構造。
コラムに彫られた溝に嵌め込んだ「Cリング」によって,コラムをフレームに固定しています。
- 第1回目:595号初のヘッドセット分解掃除編
- 第2回目:ボルト破断事件編
この「Cリング」,外し方がちょっと難しいのが欠点。
今までは,細いマイナスドライバーを何本も差し込んで外していたのですが,今回は全く逆,1本の太いマイナスドライバーがあれば簡単に外せることに気が付きました。
Cリングを外すといっても,溝から少しずらして上に引き抜けばいいだけですので,太いマイナスドライバーを,Cリングとヘッドパーツの間に入れて捻じれば,比較的簡単に溝から上にずれました。
こんな風に,太めのマイナスドライバー(100円)でこじると,簡単にCリングが溝からズレてくれました。
Nikon D600 + Nikkor 35mm F2D
その「ずれた状態」を指で押さえておいて,反対側の部分でも同じことをやれば,Cリングは簡単に全体が溝から外れて上にズレてくれました。
一応,専用の「Cリングプライヤー」なんてものも売っている(のを見たことがない)のですが,100均のドライバー1本で簡単に外せることが分かり,うれしくて夜も眠れません(うそ)
また,バラバラになったヘッドセット・コラムを点検してみると,前回の分解時に多めにヅラグリスを塗り込んでおいたおかげか,何度も雨中走行をやったにもかかわらず浸水の後もなく,こちらも一安心です(^^)
分解したHEAD FIT。グリスが残っていて,薄い浸入の形跡はありませんでした(^^)
Nikon D600 + Nikkor 35mm F2D
パーツクリーナーで清掃後。ピカピカです(^^)
Nikon D600 + Nikkor 35mm F2D
595号,初のフレーム・フォーク重量の測定
実は,おいらの595号のフレームやフォークの重量を測ったことはありません。
意外かもしれませんが,6年前にBellatiSportsで購入し,我が家に到着した直後から組み立て始めてしまったので,「素の状態」では一度も重量を測っていなかったのです。
今回のフルメンテでは,すべてのコンポを外し,フレームとフォークも分離させましたので,念願の(?)重量測定をやってみました。
その結果は,以下の通り。
パーツ | 型式 | 重量 |
---|---|---|
フレーム | LOOK 595 (Mサイズ) |
1120g |
フォーク | HSC 6 | 360g |
フレームは1120g。意外と重いのね・・・。
Nikon D600 + Nikkor 35mm F2D
フレーム単体で1120g。
う~む,なんとも微妙な感じですね・・・(^^;
重たいフレームではないと思いますが,リアエンドまで全部カーボンで作っているわりには,超軽い!というわけではないんですね。
まぁ,登場当時から「いたずらに軽量化を目指してはいない」「軽いのは(595じゃなくて)585の方」として紹介されていたくらいですので,こんなものなんでしょう。
また,フォーク(360g)については,予想どおりでした。
以前,LGS RHC号を分解したときに,そのフォークの重量を計測したことがあり,その時は結構重くて驚きました(600g!! カーボンなのに・・・)。
それに比べればかなり軽量でしたので,LOOKフラッグシップの面目躍如です(6年前ですが・・・)
明日以降の予定
明日以降は,各コンポの清掃&グリスアップ,ハンドルバーの点検などを行う予定です。
コンポの取り付け,ワイヤリング,バーテープなどの作業は,まだまだずっと先になりそうです。
本日現在の様子。まだまだ,コンポ類は手つかずです。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
たぶん,組み立て以前に,いろんな不具合が見つかるんでしょうし・・・(ゼロであってくれ~!)
つづく。