初めてのContinental製タイヤです。ちと地味だけど格好いい!
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
LOOK号で使っているSHAMAL ULTRAホイールのタイヤ交換をしました。
自分として初めてのコンチネンタル(Continental)社のタイヤ、しかも、同社にとっても初めてのチューブレスとのことですが、大丈夫かな!?(^^;
どのタイヤにしよう・・・?
交換前のタイヤは、IRC社の『FORMULA PRO TUBELESS RBCC』。
富士ヒルクライム以降、新たに街乗り用として登場したルイガノLGS S9号の話が続いていて、「ロードは富士ヒルで燃え尽きたのか?」と心配されていたフォトポタ日記ですが、ようやく、ロードネタに戻ってきました。
記念すべき(?)、ロードネタ復活第1号は、超久しぶりのチューブレスタイヤ新調です。
しかし、先代は長持ちしたなぁ・・・。
2018年にLOOK号のSHAMAL(10s)で使い始め、途中から、次男坊のSHAMAL(11s)に載せ替え、さらにLOOK号のSHAMALに戻してしぶとく使い続けてきました。
自分はまだしも、ロード初心者の次男坊は軽い砂利道も含めて、荒っぽい使い方をしていたようですが、結局無パンクのまま経年による寿命を迎えました。
相変わらず、チューブレスタイヤの耐パンク性能には驚かされるばかりです。2010年に初めてHutchinsonの『FUSION3 Tubeless』を使い始めて以来、一度もパンクしていません。
さて、次なるタイヤとしては、たまにはIRC以外も使ってみたくなり、我が人生初のContinental社のチューブレス、『Grand Prix 5000 Tubeless』(サイズは25c)にしてみました。
ば~ん! GP5000TL×2登場!
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
Shiro家歴代チューブレスタイヤの経緯はこんな感じ(↓)
世代 | 使い始め | メーカー | 銘柄 | 備考 |
---|---|---|---|---|
初代 | 2010年9月 | Hutchinson | FUSION3 Tubeless | 装着に5時間・・・ |
2代目 | 2012年4月 | Hutchinson | FUSION3 Tubeless | |
3代目 | 2014年7月 | IRC | ROADLITE Tubeless | 安いので使い始め4年も持つ |
4代目 | 2018年8月 | IRC | FORMULA PRO TUBELESS RBCC | 途中から次男坊乗り回し |
5代目 | 2020年4月 | Continental | Grand Prix 5000 TL | 初のContinental! |
(番外) | 2020年1月 | Vittoria | CORSA CONTROL TLR | 次男坊号用です |
GP5000TLはチューブレスレディ(TLR)ではなく、ピュアなチューブレス(TL)となっていて、メーカー広告によると、先代(GP4000)に比べて、こんなに性能改善されている模様。
- 転がり抵抗:12%向上
- 耐パンク性能:20%向上
- 重量:5g計量化
- Lazer Grip:レーザー加工した溝をサイド設け、サイドグリップを向上
- Active Comfort:ケーシング性能の改善で、しなやかさと軽さを実現
- Vectran BREAKER:従来より広範囲をカバーして耐パンク性能向上
まぁ、タイヤメーカーのこの手の広告は、新しい洗濯洗剤が毎回「驚きの白さに!(当社比)」と書いているようなもんなので、話半分程度に聞いておきましょう(^^;
でも、GP5000TLは雑誌でもネットでも評判がとてもよさそうということで、期待が高まります(^^)
カタログ値300gですが、すでに12gほどオーバー(笑)
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恒例? チューブレスタイヤ装着地獄
チューブレスタイヤの紹介記事ではド定番の装着難易度。
クリンチャーに比べてビード・リムの密着度が大事なこともあって、概して装着が大変なチューブレス。
で、GP5000TLですが、もう桁違いに高い装着難度。
ホイールとの相性もあるようですが、我がSHAMALとの組み合わせは最悪で、過去どの銘柄とも比較にならないくらいの硬さです。
最初にリムに片側ビードを載せるところから大変で、すでにタイヤレバーのお世話になりました。
その後、反対側のビードを載せるのはとてもじゃないけど、手でもレバーでも不可能で、例によってタイヤペンチ様にお出ましいただき、ようやく装着完了。
タイヤペンチ様登場! これが無ければ、装着できなかったカモ・・・。
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もちろん、石鹸水も使って滑りやすくしたのですが、そんなもんで誤魔化せるレベルではなく、タイヤペンチ様が無ければ、また5時間くらいかかかったのではないかと・・・。
スプロケット回し、チェーンカッター、BB回し。
数ある自転車専用の変てこ工具類に続き、またまた、へんてこりんな工具を買ってみました。
タイヤ「レバー」ではなく、タイヤ「ペンチ」。
NHK朝ニュースの「まちかど情報室」で紹介されてもおかしくないくらい、画期的に便利な、魔法のタイヤ工具です。
また、もう一つの難関であるエアー注入は意外と簡単でした。
先日装着した、VittoriaのCORSAではビードが上がらずにCO2ボンベを使いましたが、普通にフロアポンプで注入することができました。
前後ともにそうでしたので、たまたまというより、そういう特性のタイヤなのかもしれません。
普通にフロアポンプでエアー注入できたのはありがたい。
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また、Vittoria(チューブレスレディ)とは違って、タイヤだけで完結できる純チューブレスなのですが、念のため、シーラント剤も入れておきました。
先にシーラント剤を入れてしまったので、タイヤ本来の空気保持力が分からなくなってしまいましたが、少なくともこの状態だとほとんどエアが減ることがなく、3日たってもほぼ同じ圧のままでした(!)
シーラントはコレを使いました。
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GP5000TLの走行感
苦労して装着したGP5000TL。
見た目は地味ですが、ドイツ的なワンポイントがあり、IRCよりも格好いい感じです。
所有者しか分からない、ワンポイント(^^;
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それはさておき(?)、肝心な乗り心地の方はどうでしょう?
先日の椿ラインライド(130km)で、平地・上り・下り全部体験できましたので、その時の様子をまとめてみました。
ちなみに、空気圧は前後とも7気圧。(推奨空気圧は5.5~7.5気圧であり、もうちっと低めの空気圧でもよかったかもしれません。)
とっても良い乗り心地
乗り心地は「素晴らしい」の一言。
路面のとらえ方が良くて、とてもしなやかな感じです。
重量があるので走り出しは軽くないですが、一度走り始めてしまえば快適に巡行できます。
次男坊号用のVittoria CORSA CONTROLでは妙な「粘り気」を感じました。
GP5000TLもトレッドを手で触るとそこそこ粘り気があるのですが、走り出すと「粘り気」は全く感じず、とても軽い走り心地です。
静かなロードノイズ
走行中のロードノイズがとても静かです。
トレッド面が柔らかいせいか、走行時のノイズがとても少なく、チェーンやギアなどに注油ができていれば、本当静かな中を走ることができ、とても気持ちいものです。
中央部分がスリックになっている効果でしょうか・・・!?
両サイドの三角模様が「Laser Grip」。中央は基本的にスリックです。
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グリップも十分
先日の箱根ライドでは、20km・1000mほどのダウンヒルもありましたが、グリップについては全く心配ありませんでした。
まぁ、そんなに攻めた走りをしているわけではない(というかできない)ですが、急こう配のカーブでも事前にしっかり減速、安心して曲がれます。
いつも、びくびくの軽量チューブラーとは大きな違いです。
とりあえずのまとめ
GP4000は2007年、GP5000は2019年登場なので、GP4000はとんでもないロングセラー。
満を持してのGP5000は評判が非常に良いのですが、転がり抵抗に関しては、GP5000TLよりもGP5000CLの方が良い(小さい)という衝撃データも出ていました。
しかし、実際に乗ってみると重さを感じるどころか、平地巡行は非常に快適です。
今まで使ってきたチューブレスで一番気持ちよく走れています。
確かに、「上りに向いているか?」というと微妙な感じはありますが、LOOK号で本気で山を上るときはカーボンホイール(Reynolds、FFWD)を履くので、そんなに気にはなりません。
本来はレース用タイヤなんでしょうけど、これだけ乗り心地がいいなら、ツーリング用としても最適ではないかと思います。
ただ、次男坊用SHAMALにインストールした頑丈番長のVittoria CORSA Controlに比べると、特段耐パンク性能が高いわけではないので、過度に耐パンク性能に期待し過ぎないようにしつつ、どんどん乗り込んでいきましょう。
重量はありますが、走り出せば大丈夫。どんどん旅しましょう。
SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8
Shiroさん:
私も2011年からTLを使用していますが、今までパンクは無いです。
今年使用するタイヤは、去年新調したHUTCHINSON FUSION 5 TLです。
ずっとContiからTLが出るのを待っていたので、来年はContinental Grand Prix 5000 TLを使ってみようと思っていました。
インプレションを楽しみにしています。