おいしいコーヒーの入れ方のコツを発見しました! (といっても,しょっちゅう発見しているので,そのうちの一つですが・・・)
「発見!」と騒いではいますが,割と基本的なことだったりするのでがっかりなのですが,今回発見した「コツ」は,お湯の温度管理の大切さです。
前々から,「100℃じゃダメ」というのは,ネットや本,NHK『試してガッテン』なんかで薄々は知っていました。でも,「コーヒーは豆の鮮度が命!」という頑固オヤジぶりのこだわりで,実は温度はあんまり気にはしていなかったんです(反省中・・・)。というか,お湯の温度管理が面倒なので,ついつい,なにも調整のいらない直火式エスプレッソばかり飲んでいました。
今回,急にお湯の温度が気になり始めたのは,先日,『コーヒー味わいの「こつ」』という,ズバリな題名の本を買って読んだからです。この本は,バッハコーヒーの田口護さんが書かれた本で,コーヒーの歴史やコーヒーに関した文化,豆産地の特徴,そしてもちろん,おいしい入れ方まで載っている本で,今まで買ったコーヒー関係の本では一番面白く読むことができました。
この本の中では,おいしいコーヒーの絶対条件の一つとして,「お湯の温度の管理」が挙げられています。
お湯の温度は,豆の鮮度にもよるのですが,比較的鮮度がよい豆であれば適切な温度は80~82℃程度。これ以上では雑味が出てしまい,これ以下では薄いコーヒーになってしまうそうです。確かに,おいしい喫茶店では,飲んだ後味まですっきりしていて,嫌な雑味がありません。
とはいえ,わずか2℃しか幅がないのでは,とても目見当ではできそうもないので,早速,キッチン用温度計を購入してきました。(900円@Afternoon Tea)
ポットに温度計を引っかけて,80~82℃の間に収まるように湯冷ましして,抽出をしてみました。
結果は,,,
今までと全然違う!!!!! 本当にオドロキです!
我が家では,結構飲むこともあって,正直言ってそんなに高い豆はかっていません。近所のKALDIで200gで500円くらいの豆ばかりです。ただし,鮮度だけはやたらといいので,いつもお湯で蒸らすと噴火するかのように盛り上がり,そして最後は,ほんとうに頂上が割れて,水蒸気噴火をしていました。
実はこれが問題のようで,ふくらみすぎるのもダメだそうです。
鮮度がいい豆で,適切な温度で蒸らしてあげると,ふっくらふくらんだ状態が維持され,十分蒸らし続けることができます。そのままお湯を注いでも形はほとんど崩れず,外周部の豆による濾過が行われます。
と,まぁ,どこの本にも書いてある知識なのですが,今回,初めてやってみたところ,本当においしいコーヒーになりました。豆は同じなのに,100℃で入れるのと80℃で入れるのが,こんなに違うとは思いませんでした。
コーヒー好きの方は,是非,お湯の温度管理をして,すばらしいコーヒーライフを!(普通,やってるか・・・?)
>cressonさん
こんばんは。
一日に10杯以上ですか!
これまた,超ヘビーなコーヒーラバーですね(^^)
本当のコーヒー好きは生豆から購入するらしいですが,
やっぱり,そうなんですね。
確かに,いつもスタバやエクセルシオールなんかで飲んでいて,
たまに銀座の「純喫茶」みたいなところに行くと,
そのおいしさにたまげてしまうことがあります。
ここ鎌倉界隈でも,そういう真面目なコーヒー店があり,
ゆっくりと,苦いだけではないコーヒーを飲むことができます。
なかなか家では再現できなくて,
つい,らくちんなエスプレッソにしてしまっています・・・。