LGS RHC号を持ち帰っての実家ポタは,早朝4時のカブトムシ取りやユウキチ君との釣り,一族全員でのコテージ宿泊などのイベントにより,1週間も滞在した割には3回しかできませんでした。
1回目は昨日紹介した「摺上ダム編」,2回目は福島市西部のフルーツラインを走ってみたのですが,あいにくの濃霧と向かい風でさんざんな目に遭い,命からがら(おーばー)家に辿り着きました。写真もほとんど無いので省略です(涙)
3回目は,阿武隈川サイクリングロード(CR)をのんびりポタしてみました。のどかな川原のCRをのんびり走って帰るはずだったのですが……。
福島市内を流れる阿武隈川には全長22kmに渡る阿武隈川CRが整備されています。阿武隈川はかなりデカイ川(1級河川)で,その脇の大きな堤防の上が舗装され,ロードバイクでも走ることができるようになっています。藤沢の家の近所の境川CRと比べると,堤の上を走るので視界も良好,その上,フェンスも車止めも無いので,とっても開放的なCRです(多少,路面が荒れていますが,問題なし)
ところが,ふくすま全般に言えることですが,都内や湘南地方に比べてスポーツバイクに乗る人口が極端に少ないのか,どこを走ってもロードバイクにもMTBにも出会うことがほとんどありません。そのため,せっかくのCRではあるのですが,実はガラガラであり,境川CRや渋滞で有名(?)な多摩川CRなんかに比べると,とっても走りやすいCRです。
今回は,昼の10時頃に急に思い立って阿武隈CRを走ってみたのですが,あまりに走りやすく,また,例によって地図も持たずにあてどもなく走っていたため,気が付いたら福島市の中心近くまで来てしまいました。
家族には「ちょっと出かけてくるよん♪」と言って飛び出てきた手前,そろそろ戻らないといかんな,と思いUターンをしようとしたその刹那(おーばー),眼前に「信夫山」の勇姿が現れたのです。
なんて,ちょっとオーバーに書いていますが,信夫山は「しのぶやま」と読み(のぶおやま,ではない),福島市中心部にポヨンと置いてある小さな山です。標高は250mほどですし,てっぺんにテレビ塔が立っていることからも,「福島の湘南平」と言っていい感じです。
信夫山は小さな山ですが,中腹には羽黒神社や月山神社などの神社もあるし,展望台からは福島市内が一望できることから,福島市近郊に住んでいてこの山を登ったことがない人はいないのではないかと思われる,愛すべき山なのです。
それほどまでの名峰(?)であれば,やはり,自称ヒルクライマーとしては登らざるを得ず,「そろそろ戻らないといかんな」という思いとは裏腹に,ハンドルは信夫山方面を目指して大きく右に曲がっていったのでした。
信夫山の入口は,いきなり8%くらいの急坂からスタートします。しかも,路面は妙に凸凹しており,おかげでタイヤの固いロードバイクはガタガタ,ガタガタ揺れまくります。この非ケツフレンドリーな路面ではとても座ってはいられないのでダンシングに切り替えると,今度はガタガタ攻撃のせいでリアタイヤのグリップが失われ,力を掛けるたびにスリップしてしまいます。
同じような,「リアタイヤつるつる現象」は昨年末の亀ヶ谷坂でも経験しましたが,あのときは濡れた路面でのスリップでした。今回はガタガタでのスリップだけに,余計に力をロスしました。なんだか,ペダルにかけた力の20%くらいは無駄に大気に放出した気もしますが,なんとか根性で最初の激坂を上りきることができました。
そこから先は,普通の山(?)と同じように,平らな舗装でしたので,いつものように超低速ギア×高ケイデンス×シッティングというスタイルでゆっくりゆっくり登っていきました。
途中,あまりのゆっくり登りのせいか,徒歩で登っているご家族のお父さんから,「元気ですねぇ」「どちらから?」「いい自転車ですねぇ」「お一人で?」などと話しかけられたのですが,なんせこちらは,心拍数160bpmを越えていますので,「へぇ」「ふぅ」「ほぃ」「んが」くらいしか返せませんでした。
「なんだあいつ,話しかけてやったのに『ひぃ~』や『むはぇ~』しか返してこなかった。けしからん!」と思われたかもしれませんが,おいらのトレーニングが不足しているからでありまして,ゴメンなさいです(笑) 次回,このようなエセクライマーを見つけたときは,背中やお尻を押してあげてください(^^)
さて,スリップしたり息が切れたりしましたが,所詮はたったの250mの小山ですので,30分ほどでてっぺんに到着。展望台からの眺めに感動しつつ,麦茶を飲んで一休みです。
帰り道は,「そろそろ戻らないといかんな(またかよ…)」との思いから,実家まで一直線の幹線道路を走ろうかと思ったのですが,やっぱり阿武隈川CRののんびりコースに気が惹かれてしまい,結局は往路と同じく,阿武隈川の堤防の上を,ずっと下ハンドルを握って,ケイデンス90rpmで気持ちよ~く実家までクルージングして帰りました。(どこのCRもこんな感じだったら利用するんだけどなぁ~)
というわけで,2回に渡ってお届けしてきた,初実家ポタは今回でオシマイです。明日からは,いつもの湘南・鎌倉ポタに戻ります~。(暑いだろうな・・・)
【本日の走行データ】
コース :実家→阿武隈川CR→信夫山
所要時間:10時00分~12時30分
走行距離:27.5km
走行時間:1時間6分46秒
平均速度:25.4km/h
最高速度:55.6km/h
最大斜度:18% (驚!)
最大心拍:177bpm (たぶん,話しかけられてた時)
平均心拍:132bpm
平均ケイデンス:70rpm
消費カロリー:766kcal
>はし3さん
またも,スパムブロックに引っかかってしまい,ゴメンなさい!
(たぶん,次は大丈夫かと思うのですが……)
目の前に小山があると,ついつい出来心で登りたくなっちゃうんですよネ。
過去最大級の出来心は4月の大観山です。いくらなんでも1000m超はどうかと……。
この病気に共感が持てると言うことは,はし3さんも同じ病に冒されていますネ(笑)
なんで,山を登りたくなっちゃうんだろうなぁ……?
今回,初めて福島を走ってみたのですが,予想以上に走りやすくて驚きました。
ただし,本文中でも書いたように,ほとんどスポーツバイクを見かけません。
となると,自動車の方も,こちらの動きに慣れていない気がします。
20km/hくらいで走っていれば問題ありませんが,
頑張って35~40km/hゾーンで走ると「右直事故」なんかをやられかねませんので,十分注意が必要です。
はし3さんとは,同じルイガノオーナーということに始まり,
いろいろと共通点がありそうですね。
1台目はサス付きのLGS SIXでしたが,2台目はさんざん悩みました。
当初,ピナレロ(ガリレオ,トレビソ)を考えていたのですが,
やっぱり,ルイガノのグラフィックに惹かれてしまいました。
最初はCTR,ちょいと背伸びしてRHC,もう一声でRATかRC30だったのですが,
RHCでとどまってしまいました(涙)
08モデルでは,LCAなんてのもあったかも?
ただ,RHCやRATは07モデルの,斜め&はみ出たグラフィックが好きです♪
左端に並ぶ過去記事のサムネール写真は,
遅い回線だと表示にべらぼうに時間がかかるというデメリットがありますが,
なんとなく見栄えが良くなるし,探しやすいので気に入っています。
ただ,写真と内容があっていない記事が多いので,要注意です(笑)