下手すると,トイレのアレだけど・・・(笑)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
これは一体なんでしょう?
柄が短め「トイレのスッポン」に見えないこともないですが,これぞ,我がフォトポタ研究所が総力を挙げて開発した,「スマートフォン用らくらくTV視聴用補助装置2.0」です。
どうやって,使うかというと・・・。
種明かし編
こんな風に使います(^^)
こんな風に,スマホの背中に貼り付けて・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
こうやって立たせてあげると・・・,
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
ちょうどいい角度で「相棒」を見ることができます(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
そう,スマホでTVを見るときに,ちょうど良い角度でテーブルに置くことができる,補助装置なのです(「装置」ってほどじゃないけど,笑)。
最近,ほとんどのTV番組(といっても,相棒とカーネーションくらいしか見ない)は家のREGZAではなく,スマホ(Infobar A01)で見ています。
通勤電車であれば片手に持って見ているのですが,スタバなどのカフェで見るときは,スマホの置き方が難しくて困っていました。
テーブルに平たく置くと真上からじゃないと見にくいので,なんとかして斜めになるように,トレイ,ストローの袋,ペーパーナプキン,腕時計,10円玉×数枚など,いろいろ挟んでみるのですがちょうどいい角度に落ち着いてくれません。
が,この新開発のスッポン,いや,TV視聴補助装置を使うと,お好みの角度で固定することができ,またとても安定しています。
背中側から見るとこんな感じ。ちょっとアホそうに見えなくもないので,白や透明の吸盤にした方がいいかも・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
使い方はとても簡単。
吸盤に棒を差し込み,スマホの背中側に貼り付けるだけです。このとき,吸盤を貼り付ける位置を変えれば,お好みの角度になるように調整することができます。
う~む,すばらしい(^^) ←自画自賛
開発秘話(?)
半年くらい前に,ビックカメラのケータイコーナーで,iPhone用に作られた,がっちりと電話機本体を固定するホルダーを発見しました。
ブックエンドみたいな構造をしていて,やっぱりTVを見やすいようにするための商品みたいですが,いかんせん,構造が大仰過ぎます(値段も1000円くらいしました)。
それ以来,なんとかして,簡単な構造で,かつ格安(できれば0円)のものが作れないかと,日夜研究開発を続けてきました(うそですが)。
最初は,適当に切った消しゴムをベルクロで貼り付けるみたいなものを考えましたが,スマホ本体にベルクロを貼るのもイヤなのでボツ。
そこで,熱帯魚水槽のホースやパイプを固定するのに使っている吸盤を活用することにしました。
吸盤は家の中に何個もごろごろ転がっているので,適当な大きさのものを選んで,Infobarの背中に貼ってみると,まさに期待通りの働きをしてくれました。TV視聴用補助装置1.0の誕生です。
初代,TV視聴補助装置。水槽のホース保持用吸盤をそのまま使用。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
実際に使ってみるとこんな感じ。パイプとかに固定できて,意外と便利だったか!?
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
しかし,もともとが,「水槽の中配管を保持する」のが役割の吸盤だけに,そのためのパーツがなんとも格好悪い感じです。
そこで,吸盤は生かしつつ,先っぽの部分をもっとスマートな棒にできないかと,家の中をいろいろ探してみました。
試してみたのは,以下の6つ。
- 6mmの六角ボルト
- 長めのアウターキャップ(SHIMANO製)
- バルブエクステンダー(Reynolds製)
- バルブエクステンダー(KCNC製)
- 傘修理セットに入っていた,傘の先端(その1)
- 傘修理セットに入っていた,傘の先端(その2)
左から,元祖,6mmボルト,アウターキャップ,Reynoldsバルブエクステンダー,KCNCバルブエクステンダー,傘先端パーツ1,傘先端パーツ2。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
これらのパーツの中から,その太さ,長さがちょうど良かったのは,5.の傘の先端パーツ1でした。
KCNCのエクステンダーは長すぎ。ほかのパーツも,太すぎたり,長すぎたり,短すぎたり・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
もっと探せば,丸箸やプラモデル用材料など,いくらでも出てくる気もしますが,現時点では傘の先端が一番適していました。
「開発」というには,あまりにもしょぼいパーツの組み合わせ(いつもながら,実質0円)ですが,使ってみるとものすごく便利です。
ケータイアクセサリのメーカーが真似してしまう前に特許を取得し,後の人生は巨額のライセンス料で悠々自適な暮らしをしようと思ったのですが,この装置の形状が,やっぱりどう見てもトイレスッポンなので,爆発的なヒットにはならなさそうな気がしてきました。
残念無念であります(笑)
お後がよろしいようで・・・(^^)
>_toshiさん
こんばんは~
なんと,商品化されていたんですねぇ・・・。
しかも,向こうは最初からスッポンを目指しているとは(笑)
しかし,ググって探してみると,
実はいまいち商品の評判はよくないようです。
吸盤がしょぼくてすぐに剥がれちゃうみたいですね。
おいら作(?)の方は,もともとが熱帯魚水槽用の吸盤なので,
一度貼り付けたら,まず剥がれない頑丈さが売りです(^^)
不思議なもので,魚用品の店では,いろんなメーカーの吸盤を扱っていますが,
あんな簡単そうに見えるものでも,いいメーカーのは強力で,
だめなメーカーのは数分で剥がれちゃうんです。
熱帯魚業界では ADA というメーカーのが本当にすんばらしいです。
どんなものにも,ピンキリがあるもんですね。