ぜんぶ,この連中が悪いんです! (写真は過去のものです)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
先週の土曜日,ちょうど12時ごろの鎌倉由比ヶ浜での出来事です。
防ぐことができた災害を防げなかった,懺悔です・・・m(_ _)m
Watch these birds!
由比ヶ浜には海沿いにベンチがあって,海を見ながらゆっくりと休むことができます。
この日のおいらは,坂ばっかり狙って走り続けていて相当に疲労していたので,珍しくベンチでぐったりしていました(普段は写真を撮っている方が多い)。
そうすると,一つ横のベンチに外国人の親子(お父さんと娘)が来て,驚いたことに,ランチを食べ始めたのです。
湘南地方を走るライダーなら誰でも,これがどんなに危険かを知っているかと思います。
漏れなく,上空のトンビやカラスが襲ってきて,食料を奪われます。
食料だけならいいのですが,彼らの襲撃によって,怪我を負うリスクすらあります。
おいらは,後方からメットに体当たりされて,その拍子に落とした「どら焼き」を別のトンビに奪われたこともあります(怖)
コンビニの壁に張り付いたり,メットで隠しながら食べるのがコツです。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
なので,一刻も早く,その親子に危機を伝える必要があったのですが,その親子は英語しか離せない様子。
おいらは,何と言っていいのかしばし逡巡。
- 「頭上に注意して」ってなんて言うんだっけ?
- “Watch your step.”で「足元注意」だから,“Watch your head.”でいいのか?
- いや待て,それじゃ「頭に気をつけろ」になって,お弁当の危機を伝えられないのではないか。ズラとか心配しちゃうかもしれないし。
- じゃぁ,“Watch these birds.”でどうだ?
- いやいや,それじゃ「あの鳥を見てください」だから,単に野鳥好きかと思われやしないか?
- いっそ,“Bird strike!”とかでいいか?
- それは,飛行機のエンジンに鳥が突っ込むヤツだ。むしろ,今回は奴らは加害者側だし・・・
なんて,くだらないことを悩むこと1分ほど,悲劇は現実に(T_T)
羽を広げると1mを超えるような巨大なトンビが3羽ほど急襲して弁当は飛散,さらにそれを狙ったカラス達が10羽くらい集まり,壮絶な弁当争奪戦が始まりました。
幸い,親子には怪我はなかったものの,出したばっかりのお弁当をさらわれ,唖然としていました・・・。
やっぱり,インチキではねぇ・・・
おいらは,「勉強せずにTOEICで600点を取る!」というすばらしい本を読んだおかげで,TOEICで770点も取れました。
もちろん,勉強していないので全く話せないし聞き取れないのですが,TOEICテストに限っては,時間が余ってしまうくらい余裕です(と言っても770点止まりですが・・・。)
でも,とっさのときに大事なのは,文法でも文型でも単語でもなく,身振り手振りでもなんでもいいから「伝える努力」ですね。
トンビ・カラスさえいなければ,のどかでいい場所なんですが・・・(^^;)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
学生の頃,友人とアメリカを旅行したとき,二人とも全然英語できないのに,色んなトラブル(パンク,レッカー移動,鍵紛失等)のたびにレンタカー会社と交渉したりしているうちに,トラブル用の英会話だけはできるようになりました。
今度,同じような外人さんを見つけたときは,とにかく,“Birds! Lunch! Attack! Escape!・・・”など,なんでもいいので「なんか,やばそう!」という雰囲気だけでも伝わるように努力します。
クソトンビ&クソカラス&ダメオヤジのせいで,日本を,鎌倉を嫌いにならないでね~!
>_toshiさん
そう,もうほぼ100%起こることが分かっていただけに残念ですね。自分ではないのだけど・・・。
そうそう,とにかく「Bird」と「Lunch」くらいが伝えられれば,後は察してくれるでしょうしね。
空を指差して,「Caution!」や「Warning!」でもいいのかも。
もっと前向きに行かないとなぁ(^^;