この本は,カズボンが近所の図書館で借りてきました。いや,正確に言うと,カズボンが適当に見繕って「むんず」と担いで持ってきた本の中の一冊です。
たぶん,カズボンは図書館を「とても広いお部屋」と認識しています。
なので,図書館に行くと,まずは子ども絵本コーナー(たいてい,靴を脱いであがれるコーナーになっている)に行きます。そして,本には目もくれず,走り回ったり,大きなぬいぐるみを抱きかかえたり,柱に登ったりしています・・・。
ところが,「さぁ,帰ろうか」となると,あわてて本を適当に見繕って持ってきます。この,「適当に見繕った持ってきた本」が,意外といい選書だったりするので不思議です。熟考に熟考を重ねたあげく,『テレビくん』などを持ってきて却下されているユウキチとは対照的であります。
そのカズボンが拾って,いや,選んできたのが『しずくのぼうけん』。この本も結構面白い絵本でした。