災難から1週間。いまだにロキソニンで痛みをごまかしています・・・。
SONY NEX-5N + E24mm
LGS SIX号の1回目の災難(シフトワイヤー切断)があった翌日,今度は2回目の災難が襲ってきました。
せっかく,シフトワイヤを新品に張り替えて,ついでながら洗車もしたばっかりのSIX号に,いったい,何が起こったのでしょうか?
というか,おいらのカラダの方が心配なんですが・・・。痛いよぅ~(涙)
2回目の災難(っていうか事故)
災難は自宅前の玄関で発生しました。
この日は荷物が多かったので,その一部,「荷物を入れたビニール袋」をSIX号のハンドルバーにぶら下げて走ることにしました。
SIX号のハンドルバーには,バーエンドバーが付いている(導入したときの記事はこちらを参照)ので,ちょっとした荷物をぶら下げるのに便利な作りになっています(目的は違うのだけど・・・)
バーエンドが付いているので,荷物を下げやすいSIX号のハンドルバー。
Nikon D70 + TAMRON 17-50mm F2.8
ここまで書けば結末は予想できてしまいますが,そう,荷物が左右に揺れてホイール(正確には,スポークとフロントフォークの間)に挟まってしまったのです。
事故が起きたのは走行中ではなく,家から出発しようとした直後。
「ケンケン乗り」で勢いをつけて発車したと同時に前輪に荷物が挟まって完全にロックし,中途半端に乗りかけていた体勢が崩れ,あえなく左側に転倒してしまったのでした。
転倒したのは我が家の駐車場の出口付近で,地面は固いコンクリート。
ご近所の皆さんも見ているし,痛いし恥ずかしいし,泣きたい瞬間でした・・・。
被災状況と修理方針
家の前で,しかも発車しようとした瞬間にズテ~ンと転んだだけなのですが,被害は予想外に大きくなりました。
自転車の部
スポークとフロントフォークの間に荷物を挟み込んでしまったのですが,フロントフォークはサスペンションタイプですから頑丈そのもので,その分,ホイールには横方向に過大な力がかかってしまったようです。
その結果,なんと,フロントホイールが歪んで左右に最大1cmくらいブレブレになってしまい,Vブレーキと干渉して回転できなくなりました。
家の前でちょいと転んだだけで,ホイールが逝ってしまうとは驚きです。
もともとかなり汚れ&傷みが目立つホイール&タイヤでしたので,そろそろ交換してもいい時期ではありました。
なので,事故即日に,「格安ホイール」「1.25インチの細身タイヤ&チューブ」「Vブレーキシュー」をセットでワールドサイクルに注文しておきました。こちらの修理の様子は,また別記事で(^^)
在りし日のSIX号。今回の事故で,フロントホイールは逝ってしまいました・・・。
Nikon D70 + TAMRON 17-50mm F2.8
人体の部
まぁ,要するにおいらのカラダの怪我の方なんですが,これまたびっくりするくらいいろんな部位が被害を受けました。
玄関先で転んだだけなんだけどなぁ・・・?
- 肋骨が激痛
- 転倒したときにハンドルバーのエンドで左胸を思い切り打ちました。ロード(ドロップハンドル)と違い,SIX号はMTBらしく真っ直ぐなハンドルバーなので,ぐっさりと胸を突き刺したようです(いや,さすがに刺さりはしませんでしたが)。
- 膝小僧
- 表面的には,左脚の膝の皮が薄く剥けただけなのですが,実際には「お皿」をかなり強く打っていて,歩こうとすると左脚の皿が笑ってしまう状態です。
- 両肩
- どこをどう打ったのか分からないのですが,両肩が痛みます。左に倒れたので左肩は分かるのですが,なぜに右肩まで・・・?
災難から2日で,膝と両肩は自然に復旧しました。
しかし,肋骨の痛みはかなりひどくて,笑ったり咳をしたりすると激痛ですし,下を向いたり,息をするだけでもズキズキ痛み続けました。
3日目になっても全く改善されないので,「ひょっとしたら肋骨にヒビでも?」と思い,整形外科に行ってレントゲンを撮ってもらいました。
その結果,3方向(正面,側面,斜め)からレントゲンを撮ってみたけど,肋骨は折れてはいないし,ヒビも入っていませんでした(ホッ)。
診断結果は,単純に,「ザ・打撲」ということで,しばらくは安静にすべしとのことです。
ヤビツ大丈夫かなぁ?(←そんな余裕まったく無いけど)
事故原因の調査結果報告
いつものように,Shiro家自転車事故等調査委員会(座長:負傷中)を召集し,今回の事故原因と再発防止策について検討が行われました。
1回目の災難(シフトワイヤ切断。今回に比べると災難ですらない?)は,定期的なメンテナンスを怠っていたことが原因でした。
今回の事故は,全面的に,100対0で,おいらの不注意&乗り方のまずさ,によるものです。
まず,直接的な原因としては,以下の2点が挙げられます。
- 【事故発生原因1】ハンドルバーに荷物をぶら下げていた
- 言うまでもありませんが,今回の災難の最大の原因です。いつも気軽にやっちゃっていたので,委員会勧告を受けて猛反省中です・・・。
- 【事故発生原因2】荷物は持ち手の長いビニール袋だった
- ぶら下げたビニール袋は持つところが長く,袋全体もふにゃふにゃ変形するので,ちょっとでも左右に揺らせば,簡単にホイールへ巻き込んでしまう状態でした。
ホイールに荷物を挟んで転倒してしまった直接の原因は上記の2点ですが,発車時という超低速状態にも関わらず,自転車・人体ともに大ダメージを受けた原因はまた別にありそうです。
ここまで被害が拡大したことについて調査委員会はもう一歩踏み込んだ検証を行い,以下の副次的原因を見つけ出してくれました。
- 【事故拡大原因1】ケンケン乗りで発車しようとした
- スポーツバイク乗車時の基本は,「自転車に完全にまたがって安全確認してから発車」です。しかし,普段の足として使っているSIX号では,ついつい,勢いをつけながらのケンケン乗りをしてしまいます。全身で勢いを付けていますから,ホイールがロックして止まった自転車と勢いがぶつかり合って,プチジャックナイフ状態になってから転倒になってしまいました。まぁ,発車時の転倒だったから,この程度で済んだとも言えますが・・・
- 【事故拡大原因2】転倒時にハンドルバーを離してしまった
- スポーツバイクをやるようになってから自転車で転倒することはほとんど無かったのですが,そのためか,転倒時の基本である「ハンドルから手を放さない」が守られていませんでした。ハンドルから左手を離して地面に付いたおかげで,左手は擦り剥いちゃうし,左のハンドルバーが胸を直撃することになってしまいました(痛)。
- 【事故拡大原因3】安全装備が不十分
- グローブをしていないし,ヘルメットもかぶっていませんでした。両方つけていれば,頭を守る必要もあまりないので,素直に左側にころ~んと寝転べたのかもしれません。まぁ,ご近所買物でいちいちフル装備するか,というのもありますが・・・
こんな理由で,「玄関先で転んだだけなのに大惨事」ということになってしまいました(涙)
今後の同種事故再発防止策についての事故調査委員会勧告
なんだかんだ言っても,一番の原因は「ハンドルバーに荷物をぶら下げていたこと」で疑いありません。
ドロップハンドルはそういう構造になっていないのでやらないですが,MTBのストレートなハンドルバーで,さらにエンドバーまで付いていると,ついついぶら下げたくなってしまいます。
ロードでもサコッシュを使ったりすることがありますが,慣れないと同じようなトラブルに遭遇してもおかしくないな,と思います。
というわけで,今後の同種事故再発防止策としては,事後原因の裏返しですが,
- ハンドルバーに荷物をぶら下げない
- ケンケン乗りでスタートしない
- 転倒時はハンドルから手を離さない
- いつでもどこでもヘルメット&グローブ
の4点を調査委員会は勧告しています。
みなさんも,Shiroさんも,ママチャリやご近所の足として使っている自転車に乗るときこそ気を抜かず,安全運転に徹しましょう。
いやはや,高い,いや,痛い授業料だったなぁ。いてて・・・。
おしまい。
【おまけ】
事故の翌日,湿布で多少痛みが和らいだこともあって,ヤビツアタックに行ってしまいました。
が,も~のすごく胸が痛くて,痛くて,上りきるだけで精一杯。
記録はワーストに迫る「43分50秒」。
夏の間,ほぼ毎日ローラー台で鍛えたのに,肝心の秋本番を迎えてのプチ事故で負傷。あ~あ・・・。
ま,悔やんでもしょうがないので,固定ローラー台で脚だけは衰えないように鍛え続けるとするか・・・。
>Viviさん
こんばんは~
おぉぉ,立てかけておいた自転車がバターン・・・。
倒れた先にホイールまであるとは,ダブルショックですねぇ(涙)
我が家では,595号はツマの宝である箪笥の横に置いているので,
万一倒れた場合は,夫婦双方の宝物が損傷することになります。
想像するだに恐ろしい事態です・・・。ひえぇ。