ブレーキ関係メンテ(その2:リム清掃)

今回の主役,HOZANのラバー砥石K-141

今回の主役,HOZANのラバー砥石K-141

Panasonic LUMIX GM1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8

前回は,あきれるくらい未交換だったブレーキシューを,あきれるくらい長く保管していた予備シューと交換したお話を紹介しました。

今回は,初めてリムのブレーキ面を掃除したお話です。



リムのブレーキ面

せっかくブレーキシューを交換して,気持ち良いブレーキフィーリングを取り戻したので,次にリムのブレーキ接触面(以下,面倒くさいので「リム」)の掃除をすることにしました。

スポーツバイクに乗っている人ならみんな(ディスクブレーキの人は除く,笑),走行距離が長くなるにつれてリムが汚くなっていくことに気が付いていると思います。

毎日のようにブレーキシューで磨いているようなものですから,一見するとシルバーに輝いているのですが,良く見ると,黒い筋が沢山走っています。

さすが,一回も掃除したことがないだけあって,結構汚れています・・・。

さすが,一回も掃除したことがないだけあって,結構汚れています・・・。

Panasonic LUMIX GM1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8

それでも,ロードバイクをやり始めたころに比べると,汚れは圧倒的に少ない気がします。これは前回紹介したとおり,たぶん,ブレーキングの頻度が極端に低いことによると思われます。

若かったころ(?)は,もうちょっとガンガンとブレーキングしていたのかもしれません(^^)

思い出話はさておき,リム面の掃除に取り掛かりましょう!

HOZANのリム掃除用砥石,「ラバー砥石 K-141」

リムの掃除をするには,MAVICの「SOFT STONE」が有名ですが,結構なお値段がします(2000円ほど)。

おいらは4年くらい前に,パク,いや,似たような製品である,HOZANの「ラバー砥石 K-141」を購入してありました(こちらは600円くらいです)。

「リムはいつもきれいにしておこう!」と誓って購入したはずなのですが,これまた驚いたことに,買ってから一度も使ったことが無く,パッケージも未開封状態でありました(予備シューと同じ状態・・・)。

パッケージを開けて4年の眠りから目覚めたラバー砥石を使って,普段使いのアルミホイール,カンパSHAMALのリムを掃除してみました。

4年間の眠りから覚めた,K-141。

4年間の眠りから覚めた,K-141。

Panasonic LUMIX GM1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8

お掃除の様子

結論から言いますと,1ホイールのリムを掃除するのに左右両面で10~20分くらいはかかります。

各種洗剤のCMのように,「吹きかけるだけで驚きの白さに!」とか「ササッとひと拭きで新品の輝きに!」というのを期待していたのですが(笑)残念ながら,そんなに手間ゼロではきれいになりません。

砥石をリム面に当てて,円周方向にゴシゴシやっていくと,徐々に黒い汚れが落ちてアルミの地金が出てきます。

砥石というよりも消しゴムみたいなものなので,まさに字を消すときのように,消しかすを出しながらゴシゴシやっていく感じです。

こんな風にゴシゴシゴシゴシ・・・。軍手しないと手が真っ黒になります。

こんな風にゴシゴシゴシゴシ・・・。軍手しないと手が真っ黒になります。

Panasonic LUMIX GM1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8

多少手間はかかりますが(といっても片面10分もあれば大丈夫),その戦場洗浄効果は抜群。

1枚目の写真が掃除する前,その下が掃除後の写真です。

【BEFORE】これが掃除前のリム面。

【BEFORE】これが掃除前のリム面。

Panasonic LUMIX GM1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8

【AFTER】掃除後のリム面。綺麗~♪

【AFTER】掃除後のリム面。綺麗~♪

Panasonic LUMIX GM1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8

もともと,そんなに汚れている認識は無かったのですが,きれいに掃除してみるとその差にビックリしました。

シルバー塗装の自家用車(我が家がそうです)だと1~2年洗車しなくても気になりませんが,たまに洗車するとその美しさに感動するのと似ています(2年も洗車しないのは我が家くらいか・・・?)

さっそく,ピカピカになったリム面を光らせながら路上走行をしてみたのですが,ブレーキングのフィーリングは・・・・,全然変化無しです(笑)

1ホイールの左右両面で,これくらい削れました。

1ホイールの左右両面で,これくらい削れました。

Panasonic LUMIX GM1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8

前回のシュー交換の効果は絶大(効きが改善&擦れ音がしない)でしたが,たいして汚れていないリム面の掃除は,制動力という観点ではあまり変化が感じられませんでした。

それでも,ピカピカのリム面は見た目にはとてもいい感じ(誰も見てくれないですが・・・)

今度の連休は,是非ラバー砥石を使って,リム面をピカピカにして自己満足に浸りましょう!(^^)

おしまい。

清掃後。といっても,分からないですよね・・・(^^;

清掃後。といっても,分からないですよね・・・(^^;

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コメント

  1. 名前:Shiro 投稿日:2014/04/14(月) 20:12:53 ID:091d4f56a 返信

    >i-HTT-TMさん

    はじめまして。
    コメントありがとうございます!!

    数年間も読んでいただいているとは,感謝です!

    で,ピカールですね(^^)
    そういえば,我が家にも二缶ほど転がっていたはず。

    たしかに,普通の金属面に付いた汚れなんだから,クレンザーで取れてもおかしくないですよね。

    スポンジ,ナイロンたわし,ピカール。
    なんか,身近なもので簡単にきれいになりそうですね。

    あ,ロゴの汚れも気になるので,そちらにも試してみます!

    ありがとうございました~(^^)

  2. 名前:Shiro 投稿日:2014/04/14(月) 20:10:16 ID:091d4f56a 返信

    >ナナホシさん

    そうそう,K-141は,ほぼ砂消しゴムです。

    一応,その粗さは3種類あるようですが,リムを掃除するなら141番が一番適しているみたいです。

    で,ナナホシさんも100均のスポンジですか~

    やるなぁ,100均! 侮れん・・・。

  3. 名前:Shiro 投稿日:2014/04/14(月) 20:08:05 ID:091d4f56a 返信

    >ヒロさん

    はじめまして。
    コメントありがとうございます!!(^^)

    やっぱり,シュー交換するとびっくりするくらい良くなりますよね!
    異音もしなくなるし。

    K-141は「簡単に超キレイ!」かと思っていたのですが,意外と手間がかかるのでちと残念でした。

    ナイロンたわしでもいけちゃうんですか~,なんだ~

    次回清掃(3年後?笑)に使ってみます!(^^)

  4. 名前:i-HTT-TM 投稿日:2014/04/14(月) 00:20:59 ID:e59844c4d 返信

    Shiro様
    初めまして。数年間このブログを拝見していて、今回初コメントです。
    i-HTT-TMと申します。
    私もロードホイールの汚れは気になる派なのでたまに掃除しますが、貧乏性の私にはラバー砥石を買う気にもなれず・・・
    最近はピカールで磨いていますが、一本300円程で買えて意外に減らないピカールの使用用途としては丁度願ったり叶ったりな結果を見せてくれます。
    砥石と同じで軍手しないと手は真っ黒になりますが、是非一度お試し下さい。
    ホイールロゴの薄汚れとかも綺麗にできて楽しいですよ。

  5. 名前:ナナホシ 投稿日:2014/04/13(日) 19:43:13 ID:11684c734 返信

    Shiroさん こんばんわ。

    シューの清掃は私も興味があります。
    今回の記事でお使いになってた「ラバー砥石」
    って砂消しゴムみたいなやつですかね?
    わたしもどこかのセールで似たやつを使ってた
    んですが、手がとても疲れてしまった記憶があります。
    私のは一回使うとものすごくカスが出ましたが・・
    ( ´ Д ` )

    最近は100均で売ってるような台所スポンジ(片方が
    少し硬い面になっているやつ)に中性洗剤を付けて
    ゴシゴシしてやると、意外に汚れが落ちてくれます。
    一度お試しあれ~(´∀`)

  6. 名前:ヒロ 投稿日:2014/04/13(日) 16:02:12 ID:9653f439d 返信

    シロ様

    初めてお便りするヒロと申します。
    いつも楽しく「フォトポタ日記」を拝見しています。
    私もブレーキシューは約3年間、つい最近まで放ったらかしだったので交換した時のフィーリングは感動ものでした!
    リムのブレーキシュー接触面研磨にHOZANの「ラバー砥石 K-141」は使ってみたもののイマイチ(タイヤの側面に気を遣う)だったので、百均でも売っている家庭用のナイロンタワシ(約10センチ角)を使ってみました。
    これが思いのほか重宝(柔らかいから当然か?)し、汚れもHOZANのラバー砥石と同等かそれ以上に落ちました。是非ともお試し下さい。(作業時間に大差はありません)

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