10000kmちょい,がんばってくれました。合掌。
Panasonic LUMIX GM1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8
2週間にわたって乗ることも無く,家で待機させられていた595号ですが,この間にこっそりとチェーンを交換していました。
各種スポーク工事用品購入時に「送料無料」を兼ねて購入したのですが,実は交換の必要に迫られてもいました。
なぜなら,前回交換したのがいつなのか思い出せないくらい,長期間にわたって使用し続けていることに気が付き,「はよ交換せねば・・・」と思い始めたのが去年の秋くらいですから・・・(笑)
どれくらい使い続けていたの?
使用状況によって大きく変わるようですが,一般的にはチェーンは「5000km走行」あたりを目安に交換を検討したほうが良いそうです。
それに対して,595号の場合はDURA-ACE化した4年前から使い続けています。
項目 | メーカー |
---|---|
型式 | CN-7901 |
使用開始 | 2010年6月 |
使用期間 | 丸4年 |
走行距離 | 10735km |
まぁ,そんなにハードな走りはしていない(いや,ヒルクライムは結構負担かけているのかも?)とは思うのですが,それでもかなりの使用年数・距離になっていました。
ケチケチ長期使用のツケはどれくらい?
チェーンは,長く使い続けると,だんだんとコマ間の距離が伸びてくるそうです。
適正の長さを計測するチェッカーもあるようですが,そんなものは持っていないので,とりあえず,使用済みチェーンと新品チェーンの長さを比較してみることにしました。
で,やってみたのがこの写真。
こんな風に,新旧チェーンを並べてみました。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
げは~!! なんと,半コマ分くらい伸びてるじゃん!!
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
そんなに伸びているとは思っていなかったのですが,あらためて比べてみると,半コマ分くらい伸びていることが分かりました!(ビックリ)
昔に比べて,リアの変速がイマイチ決まらないときが多かったのはこのせいなのかも!?
気になってきたので,正確に何パーセント伸びたのかを測ってみました。
1コマ分だけだと誤差が大きそうなので,10コマ分の長さを測って,1コマ分の正規距離12.7mm×10コマ=127mmとの比較で伸び率を出してみました。
128.21mm!! 10コマで1mmも伸びてるじゃん!!
Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8
計測結果は,10コマで128.21mmということで,伸び率は0.95%でした。
595号では全体で104コマ使用しているなので,全体での伸び量は12mmにもなり,写真のとおり半コマちょいくらい伸びてしまっていました。
伸び率に基づいたチェーン交換目安は0.5%とのことですので,およそ2倍くらいシブチンで使い続けたみたいです(^^;
張替え完了!
チェーンの張替えといっても,その作業自体は,
- 今まで使っていたチェーンと同じ長さに切断する(チェーンカッター)
- ミッシングリンクで接続する
の2手順ですから,準備さえ整っていれば5分もかからず終了です。
交換完了! ピッカピカだ!(^^)
SONY NEX-5N + Carl Zeiss Vario Tessar T* E 16-70mm F4 ZA
しかし,実際には後日紹介するとおり,チェーン交換に合わせて,超ドライルブの「イノテック105」を導入したので,その作業のためにおよそ1週間ほど手間をかけてのインストール。
こちらの様子はまた後日!
要するに・・・
- 約4年,10000kmも同じチェーンで走り続けたら,チェーンが伸びてきた
- 正確に測ったら約0.95%の伸びだった
- 世の中での交換目安は5000km,伸び率0.5%くらいらしい
- やっぱり,5000kmくらいでチェーン交換したほうが良さそう
イノテック105を塗布中の新チェーン。ここまで来るのに大変な苦労が・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
>i-HTT-TMさん
やっぱり,チェーンを交換すると,変速性能が激変しましたよ。
シフトワイヤが丸1年でヘタってきていますが,それでも,最初にDURAをインストールしたときに近い感覚。
ケチらず,交換したほうがストレスフリーですね(^^)
イノテックは,まだ塗ったばかりで100kmも走っていません。
見た目・潤滑ともに,今のところ気に入っているのですが,いかんせん,施工に手間がかかり過ぎ。
まもなく,紹介しますね。