7年前に貼られたラップタイム表。ここに隠された真実とは・・・?
SONY α7II + Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA
先日,7年ぶりに復活を遂げ,今では室内ローラー台専用マシンとして大活躍中のLGS RHC号。
復活時のステム写真(現在はステム交換済み)を見ていて気が付きました。
「7年前のおいらは,なんて謙虚な人だったんだ・・・」と。
身の丈を知る謙虚さ(^^)
mark II号のステムに貼られた,ラップタイム表。
勘の鋭い人ならわかるかと思いますが,そう,富士ヒルクライムの目標ラップ表です。
今から7年前の2009年,初めて富士ヒルクライムの本番用に貼ったものです。
5km地点,1合目,2合目などの通過タイムが記載されています。
しかし,注目すべきは最上段,目標タイムです。
SONY α7II + Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA
一番左の列が通過地点を示していて,1G,2G・・・は「1合目」「2合目」,それ以外は「km」を表しています。
注目すべきは,一番上の行に書かれた目標タイムで,「1:30:00」と「1:45:00」と2つの目標タイムが掲げられています。
本番前の試走は1時間39分25秒だったのですが,その時の記事には「予想外に速いよ!」という感想が書かれていました。
なんて謙虚だったんだ・・・(笑)
試走で1時間39分を出しているのに,本番用のラップ表では1時間45分以内を目標にしているとは,もう,謙虚さを通り越えて,禅僧のような清廉さすら漂っています。
さらに,猛烈な謙虚さを発見!
2009年の試走時の記事を見ていたら,さらにものすごい謙虚さを発見!
試走時は手書きでラップ表を作っていたようですが,よく見ると,2時間00分を目標にしていたことが分かります(!)
2009年,初の試走時の目標タイムは,なんと2時間!
RICOH GX100
2時間・・・!
比較することが間違っているのは承知ですが,トップクラスの選手のタイム(約1時間)のちょうど2倍です!
おいらの自己ベストですら1時間21分ですから,40分近くも謙遜したタイムを目標にしていたようです。
もう,普通の謙虚さや禅僧すら及ばない,仙人のような無欲の人だったのでしょう(笑)
ちなみに,レース用の自己申告タイムはもラップ表のとおり「2時間」で申告してあり,ほぼ最後尾からのスタートとなる奥ゆかしさでした(^^)
それにひきかえ,2016年のおいらは・・・?
あれから7年,すっかり,汚れっちまった(←中原中也風)2016年のおいら。
ここ数年は,あまり声を大にはしていないものの,心ひそかに(?),1時間15分以内の「シルバー」を目指してきました。
しかし,前述のとおり,自己ベストですら1時間21分であり,6分ものタイム短縮が必要という,身の程知らずブリです。
このことは,2014年の大会において,自己申告タイムを1時間15分にしたときに,周囲が超アスリートみたいな選手ばかりだったときに痛感しています。
今年の自己申告タイムは1時間29分。
せめて,このタイム以内で走って8大会連続ブロンズ達成という,謙虚な気持ちで臨みましょう。
(・・・と,今のうちから言い訳を書いているセコさです。笑)