ここ1ヶ月の体重グラフ。増減はありますが,全体としては緩やかに減少中。
ご存知の通り(?),おいらは4月からダイエット・減量に取り組んでいます。
始めた当初は「寝る前のポテチの量を減らせばなんとかなるだろ」くらいの甘い目論見だったのですが,やってみると,人間の体重を減らすというのは,とても大変なことだということが分かりました。
人生の大部分を,自らの体重を気にせず,むしろ増やすことに迫られていたので,急に減らそうと思いついても,そんな簡単にはいかないものですね。
富士ヒルクライムで「10kg減らして10分短縮」というのは,アベノミクスが目指すインフレターゲット(=2%)のように,達成が難しくなってきました・・・(当たり前か)
2ヵ月間取り組んできたこと
すべては,4月上旬に何気なく体重を計ったら,驚異の62.5kgという人生最大体重を記録したことに始まります。
最近,ヤビツや湘南平でヒルクライムを始めたのですが,なんか,こう,カラダが重い気がしていました。
20代の頃から体型にほとんど変化がなく,長年53~55kgくらいの体重だったのですが,去年は人生初の60kg超えを経験しました。
そして,久しぶりに体重計に乗ってみてビックリ。
なんと,驚愕で驚きで驚異でビックリな62.5kg!!
「体重計ぶっ壊れちゃうんじゃないか?」と思えるほどの巨漢です。
ヒルクライムの記録は成長しないのに,図体だけ順調に急成長しています。
いったい,どうしたら・・・。
フォトポタ研究所によるシミュレーションでは,おいらの場合,1kgの体重増加がヤビツで30秒,富士ヒルで1分のタイム悪化を招くと計算されています。
富士ヒルでの自己ベスト(1時間21分)を記録した2012年当時の体重は56kgでしたから,6.5kg(=62.5-56.0)の体重増加は6分30秒ものハンデになる計算です。
こんなハンデがあったら1時間15分のシルバーどころか,1時間30分のブロンズすら危うい状況ですので,4月に計画したダイエット計画をパワーアップして,以下のような過酷な(か?)取り組みをしてきました。
- 就寝前のポテチの全廃
- 就寝前のアイスの全廃
- 会社でのおやつ全廃
- スタバでのラテを無脂肪にする
- 朝昼晩,ご飯の量を少し減らす
- アイスはなるべくガリガリ君にする
- 日々のローラー台(3日に2回くらい)で,最低300kcalは燃焼させる
どれも,3月までは自由にやっていたことなので,4月からの制限期間は非常に厳しいものがありました。
それなのに効果の方は・・・(T_T)
ダイエットの結果と反省点
冒頭のスクリーンショットのように,おいらの体重は,細かい増減を繰り返しながらも,全体としてはゆっくりと減少してきています。
しかし,これだけ頑張っても,4月当初の62.5kgから2ヵ月もかけて,5月29日の58.7kgまで,3.8kgしか減らすことができませんでした(1か月あたり1.9kg)。
ここ1ヶ月の体重グラフ。増減はありますが,全体としては緩やかに減少中。
生来,無理して食べないと痩せ続けてしまう体質(特に夏場)なので,本気でダイエットをやったら,簡単に5kgや10kgくらい減らせるものと高をくくっていました。
しかし,もともと体内の「蓄え」が少ないのか,少しでも間食やアイスをやめると,たちまち,無性に腹が減ってしまうことが分かりました。
空腹に対する耐性が極端に弱い気がします・・・。
先日のスバルライン試走直後。川口湖畔の,ほうとうの名店,紅葉亭にて。うま~(^^)
SONY α7II + Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA
また,今年の4~5月は狂ったようにヤビツに登っていました(合計10回)。
しかし,タイヤの摩耗をケチって車載でアプローチしていたので,走行距離は1回あたり40kmしかなく,脂肪燃焼にはほとんど役に立っていなかったのではないかと思われます。
家から自走すれば,1回あたり90kmになるので,タイヤをケチったことが悔やまれます(笑)
春は家族の誕生日が相次ぎ,その都度,ケーキを食べてしまうのである・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
また,当初目標の58kgに近づいてきて油断したのか,6月2日現在では,59.4kgまでリバウンドしてきています(そんなに食べていないのですが・・・)
げっ,また増加に転じてる~!
ダイエットはヒルクライムよりも難しいことを痛感しました(^^;
これだけ難しい修行(?),成功率が低い行為なんですから,なるほどいい商売になるわけですね。
人体の不思議と,ダイエットの市場動向(?)について思いをはせた,2ヵ月間でした。
おしまい(^^)
【おまけ】
寂しい感じの終わり方でしたが,少しだけ楽しい気分にしてみましょう。
以前の記事で,「体重1kgは10万円の価値がある」という勝手な持論を展開していました。
おいらは2ヶ月間で3.8kgの減量をしたわけですから,この理屈だと,38万円分の価値を生み出したと言えます。
月給19万円で,親子4人+住宅ローンを賄うことはできませんが,新しいバイクフレームを買えるくらいのお小遣いにはなります(!)
まぁ,実際には絵に描いた餅で,1円にもなっていないので,今年も595号のままですが・・・(^^;
体脂肪率を1%減少させるというと、簡単な気がしますが。。。。
体重60kgの人ですと600gを削る必要があります。精肉店に行き600gの肉を注文したときに、目の前に置かれる肉の塊をイメージしてください。あれをすべて運動エネルギーに変換する為には、どれだけの苦労が必要なことか。たかが1%、されど1%です。