なにか大変なことが起こりつつある,595号のリアエンド。ハンガーは直したけど,またかい!?
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
LGS RHC mark III号を復活させた記事の中で触れていたのですが,595号のリアエンドが少しまずい状況になっています。
上の写真を見ただけではわかりにくいとは思いますが,ホイールの着脱がとても面倒なことに・・・(T_T)
長いけど,要するにこんなお話です(^^)
- 595号のリアホイールが,クイックを緩めただけでは外れなくなった
- ナットも緩めるとストンと外れる
- 連日の固定ローラー台練習で,リアエンドが圧縮されて段差ができた
- 少なくとも,カーボンリアエンドは固定ローラー台はやらないほうがよさそう・・・
- LGS RHC mark III号なら安心!(^^)
リアホイールが外れなくなった!?
595号のリアは,主に以下の3ホイールシステムを使っています(正確には,過去形)。
- FastForward F4R (山岳用。エンデューロも)
- Campagnolo SHAMAL Ultra (ロングライドやご近所散歩)
- A-CLASS (ローラー台練習用)
昨年あたりからは,よほどの長距離(伊豆半島縦断など)以外では,1.のFFWDを装着することが多くなっていますが,それでも,家に帰ってくるとローラー台用に3.のA-CLASSに履き替えていました。
しかし,最近になって,毎週末にA-CLASS → FFWDに履き替える際に,クイックレバーを緩めただけではホイールが外れなくなってきたのです。
具体的には,クイックを緩めてホイールを下に向けて落とそうとしても,何かが引っかかって,どんなに強く押し込んでもホイールが定位置から動きません。
ありゃ!? こうしたら,スト~ンとホイールが外れるはずなのに・・・?
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
もちろん,チェーンやディレイラが干渉しないように工夫はしているのですが,そもそも,軸が全く動いてくれないのです・・・。
しょうがないので,フロントホイールの時のように,クイックのナットを緩めていくと,ストンと外れてくれます。
いったいどうなっているんだ・・・!?
リアエンドにまで「ロイヤーズ・タブ」が・・・!
で,リアエンドをよく観察してみたら,こんなことになっていました。
おぉ? なにか引っかかっている!
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
ホイールが付いていると分かりにくいので,ホイールを外し,よりアップで撮ってみるとこんな感じ。
なんと,リアエンドがめり込んで,段差ができている!!
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
なんと,リアエンドが圧縮されて,段差ができてしまっているのです。
この段差につまずいで,クイックが外れなくなっていたようです。
フロントフォークの,いわゆる「ロイヤーズ・タブ」と同様,クイックが緩んだだけではホイールが外れなくないのです。
「よしよし,これで安全性向上♪」 って,違う!!
リアホイールの交換時まで,いちいち,クイックレバーを緩め,さらにナットを緩めてやらないと外せなく,もちろん,装着時も同じことをやらなければならないので,面倒極まりない状態です。
リビングに置くようになってから,ローラー台の頻度が激増中(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
こうなってしまったのは,平日夜のローラー台練習だと思われます。
以前は頻度も今より少ないし,固定ローラーより3本ローラーを使っていたのですが,今期は週3~4回に激増したうえ,ずっと固定ローラー台でやっていました。
しかも,安定した負荷走行ではなく,20秒おきに超高負荷とレストを繰り返すHIITばかりをやっていました。
高負荷を出すためにカラダは激しく左右に動く(←それも問題だけど・・・)のに,リアエンドはローラー台で固定されているので,横方向に無駄な力がかかって,こんなことになってしまったのでは?と推測されます。
なんてこったい・・・。
ローラー台準専用バイク,LGS RHC mark III号登場!
おいらは,昨年の11月頃からローラー台練習を頻繁にやるようになったので,今年の3月までの5か月をかけて,リアエンド(595号はカーボンリアエンドです)を圧縮してしまったようです。
直ちに強度に影響があるようには見えませんが,あんまり気分はよくない漢字感じ・・・。
そこで登場したのが,LGS RHC mark III号。
こちらのリアエンドはアルミ(ひょっとすると鉄かも?)で,見るからに頑丈そう。
LGS RHC mark III号のリアエンド。頑丈で大丈夫そうです(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
気が付くのが遅かったのが残念ですが,4月からはローラー台練習はRHC mark III号だけでやるようにしています。
以前の職場にいたロード乗り(←かなりの猛者)は,PINARELLO FP5をローラー台専用にしていました。
当時(595号はまだ持ってない),PINARELLOに猛烈に憧れていたおいらには信じられない話でしたが,今になってその理由が分かりました(それでも,FP5はローラー台専用にはしないと思いますが・・・)。
幸い,騒音防止と揺れ対策で,ローラー台の脚にかなり分厚いゴム(5cmほどある)を履かせていたので,これによって,ある程度は横方向の応力は吸収してくれていたと思います。
結構分厚いゴムを敷いてやっています。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
逆に,床に直置きしていたとしたら,リアエンドだけではなく,チェーンステーやシートステーにも変状があってもおかしくなかったかもしれません・・・(595号のチェーン・シートステーは極太ですが,繊細なフレームもありますし)。
今更ながら,ネットで「固定ローラー台 カーボンフレーム」などと検索すると,横方向のねじれによる破損などを心配する記事がよく見られます。
こうなる前に,お早めに対策を!
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
今まで全然疑っていなかったのですが,固定ローラー台でHIITをやるなど,激しい左右の動きを伴うような使い方は,気を付けた方がよさそうです~
おわり(^^)
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