ごく普通のバルブですが・・・、なにか違和感が?
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
もう先月のことですが、少し珍しい自転車トラブルに見舞われたので、遅ればせながら紹介です。
本当のトラブルになる前に見つかって良かったです・・・。
おや?エアが抜けている・・・?
タイヤにエアを入れた時、前後輪で残存している空気圧にだいぶ差がありました。
現在使用しているチューブレスタイヤ(Continental Grand Prix 5000TL)はエアー漏れが少く、毎日エアーを入れる必要はないのですが、一応儀式として前後輪にエアーを入れようとして発見です(やって良かった)。
LOOK号で使っているSHAMAL ULTRAホイールのタイヤ交換をしました。
自分として初めてのコンチネンタル(Continental)社のタイヤ、しかも、同社にとっても初めてのチューブレスとのことですが、大丈夫かな!?(^^;
経年でビードが緩くなったか、あるいは普通にパンクしたか、どちらも面倒な予感がしますが、よく耳を澄ますと、バルブ付近からシューシューとエア漏れの音がかすかに聞こえてきます。
「バルブの先端ネジが緩んでるか?」と、手でネジを締めてみると、より大きな音とともに盛大にエアーが漏れ出してきました。
逆にバルブ先端のネジを少し緩めるとエアー漏れは止まります。
逆ならわかります(ネジを緩めるとエアが漏れる)が、なんで、ネジを締めたらエアが漏れるのでしょうか!?
こんなところが壊れるのか・・・!
(裸眼で)問題のバルブをよく見てみると、なんと、バルブの外装部分にクラックが入っていて、ここからエアーが漏れていることが判明。
なんと、バルブのガワにひびが入っている・・・!
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チューブレスなのでバルブは(チューブではなくて)リムに専用品を装着されています。
ホイール(SHAMAL ULTRA 2-way FIT)は2010年から使っているので、今年で実に13年も乗り続けています(フレームもですが・・・)
もちろん、無数に(涙)パンクしているのでタイヤやチューブは交換してますが、バルブは同じものを延々と13年も使い続けてきたので、いよいよ経年劣化の限界なのかもしれません。
出先でこんなトラブルに遭遇して、「よかった、ちょうどツールボックスに交換用バルブあるんだよね♪」という状況にはまずならないでしょうから、家で気が付いてよかったです。
バルブさん、13年の長きにわたり、ご苦労さまでした(合掌)
バルブコアは大丈夫ですが、ガワが割れていました・・・。
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予想以上に大変なバルブ交換作業・・・!
新しいバルブの調達は、密林に頼んだら2日で届きました(1個1,452円、高い・・・)
カンパ純正のバルブを購入!
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左が新品、右がご臨終品。だいぶ形は違うけど、無事に使えました。
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あとは、タイヤを外してバルブを交換してタイヤを戻すだけの作業です。
写真撮影込みで15分で終わると思ったのですが、甘すぎました・・・。
タイヤを外してバルブ交換までは比較的簡単にできたのですが、最後の「タイヤを嵌める作業」がものすごく大変。
交換した後、タイヤをもとに嵌めるのが大変!!
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前回交換(2020年)の際に、もともとパンクしにくいチューブレスなのに念入りにシーラント剤まで入れてあり、これがゲル状に変質していて(いかにもパンクしなさそうですが)、手で触ると微妙に滑ってしまい、どうしても嵌められません。
こんな時は、タイヤ装着時の伝家の宝刀、タイヤペンチ様に登場願ったのですが、タイヤペンチ様ですら滑ってしまい、悪戦苦闘。
結局、バルブ交換は5分でできたのに、タイヤ装着に30分近くかかってしまいました・・・。
スプロケット回し、チェーンカッター、BB回し。
数ある自転車専用の変てこ工具類に続き、またまた、へんてこりんな工具を買ってみました。
タイヤ「レバー」ではなく、タイヤ「ペンチ」。
NHK朝ニュースの「まちかど情報室」で紹介されてもおかしくないくらい、画期的に便利な、魔法のタイヤ工具です。
「バブル交換」というより「タイヤ交換」がメイン作業になってしまいましたが、初めてチューブレスを装着したとき(2010年、Fusion3)に比べればかなりマシです。
あの時は6時間(!)かかりましたから、12倍ほど速いです(笑)
無事に修理完了!!
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タイヤペンチさま。これがなければ不可能かも・・・!
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まとめ
上でも書きましたが、出発前の家で発見できてよかったトラブルです。
ここが壊れてしまうと、もうエアを入れることができないので、なかなか重要なパーツであることを再認識。
過去の記憶をたどると、ネジを緩めているつもりがコアを緩めていて、派手にコアが打ち上げ成功してしまう事故もありました。
今までチューブレスでパンクしたことが無く、絶大な信頼を寄せているのですが、逆にバルブパーツは何年も使うことになってしまうので、たまには様子を見てあげたほうがよさそうですね。
なにはともあれ、巨大ポカにならずに済んで何よりです(^^)
終了後はいつものキャップも(^^)
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そうですね、私もかれこれ12年以上チューブレスに乗っていますが、パンクはスローパンク1度きりですからね、信頼は絶対的です。
えーっと、Shiroさんちから全部自走だとちょっと大変かもですね。
途中のどこかまで車載して、コースも料理もおいしい所だけ、ってのはどうでしょう?
で、食事はその蕎麦屋ももちろん良いですが、ちょっと先の古里駅の前に美味しいだし巻き卵専門店の「卵道 (ランウェイ)」と言う店が有るので、次はぜひここへどうぞ。(閉店が早い)
何にしてもアチコチに気を配ってライドの支度をしないといけないですね。