ついに登場,Edge705サマ。これは,液晶カバーフィルムを自作している様子。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
遅ればせながら、おいらもGARMIN EDGE705生活を始めてみました。
4月末にWiggleにお願いし、2週間をかけて大英帝国から藤沢市まで旅してきてくれたマイEdge。
まだまだ使い始めたばかりですが,どんな感じでしょうか・・・?
なぜEdge705なの?
3年前にRHC号に乗り始めたときから,サイコンはずっとPOLAR CS400を使ってきました。(紹介記事はこちらでござる)
ロード乗りにとって必須である(と,言い切っていいと思います),ケイデンスと心拍数を計測することができる上に,ヒルクライムバカに必須である「高度」「斜度」を計測できることから,CS400はおいらのロード人生には無くてはならない相棒でした。
どんなところにも,CS400と一緒でした(^^)
RICOH Caplio GX100
しかし,自転車関係のいろいろな雑誌やネット情報をみるうちに,POLAR一族とは別に,GARMIN族なる別の種族が居ることを知りました。
この,GARMIN族の自転車用最上位モデルであるEdge705は,CS400の全計測項目に加えて(うそ,1つだけEdge705が負けている計測項目があります。後述),GPS機能が装備されているのです。
というか,GARMIN社は世界で一番GPS機器を売っている会社であり,彼らにしてみれば,Edgeシリーズとは「GPS端末に自転車機能を付けたもの」なのかもしれません。それくらい,GPS機能に関してはすばらしいものがあります。
室内ですが,7個の衛星をキャッチ中。Edge705のGPSはかなり高感度です。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
昔のGPS端末は,事前に入力しておいた地点(ウェイポイント)までの距離や方角を出すくらいしかできませんでしたが,Edge705では,カーナビのようにルートナビをしてくれますし,走行ログを残すこともできます。
フォトポタ日記の読者の方であれば周知の事実(?)かもしれませんが,おいらはかなりの方向音痴です。いや,正確には,「正しい道を調べて走ろうとする真面目さが足りない」というところです。
ちゃんと立ち止まって地図をみたり,方角を調べたりしないで走っているので,すぐに迷子になりますし,予想外の激坂を上り下りすることになったりします。
過去最大の悲劇(?)は,2年前の土砂降りの富士山ツーリングで,頼みの綱の地図(インクジェットプリンタで出力)が,雨のせいで水墨画状態になって判読できず,まったく先がわからないで走り続けた事件がありました。
というわけで,やはり,GPS付き・地図付き・ナビ付きのサイコンということで,Edge705の導入という運びとなったのです。
ある日,家に帰ると,こんな見慣れない物が(笑)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
2年ほど前であれば,国内価格の1/3くらいで購入できたEDGE705ですが,今でもまだまだ内外価格差は大きく,4月末の時点でも国内価格の1/2以下であったことも,背中を大きく押してくれました(^^)
(とかなんとか,延々と書いていますが,要するに新しいオモチャが欲しくなっただけ,という観測もありますが・・・)
で,どうなの?
まだ数回しか使えていない状態なので,インプレどころではありません。(自転車よりも,ふだんの生活で使っていることの方が多いです・・・)
細かい使い勝手や,いろいろなコツなんかは,これから徐々にご紹介していくとして,現時点での感想を。
- GPSは楽しい!
- 想像以上に楽しいです。いつでも自分の位置を確認しながら走れるのはなかなかいいです。家に帰ってからも,すぐにLatLongLabやGoogleEarthで軌跡をみることができます。また,車や電車に乗っていても速度を計測してくれますので,「おぉ,根岸線って100km/hも出すのか」と新たな発見があったりします(笑)し,子供に持たせて,全力疾走の速度を測ったりもしました。
- ルートナビも楽しい
- こちらは,最新のカーナビ相当を期待してしまうと,がっかりするかもしれませんが,自転車でのんびり旅している分には十分な機能です。先日のヤビツアタックの後半を読んでいただくとわかりますが,ナビに従っても,無視して適当に横道に逸れても,最後にはドンピシャで目的地に着ける安心感はうれしいです。よく,「自転車は自由に走るもんだ。GPSなんて不要さ。」という意見も聞きますが,自由に走っているうちに行方不明になってしまうのがおいら。そうならないように,不案内な土地ではとりあえず主要幹線道を走ってしまうなどして,自転車の楽しさを減らしていました。GPSのおかげで,かえって自由に,好きな道を走りながら目的地を目指すことができそうです。
あえてナビしなくてもいいんだけど,七里ヶ浜です(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
- 多要素表示も楽しい
- CS400では,一画面で4要素まで表示が可能でしたが,Edge705では一気に倍の8要素まで同時表示できます。また,同時表示数も任意に変更でき,1要素の巨大表示もできます。先日のヤビツアタックでは,この多要素表示機能が役に立ってくれました(GWに,CS400で上ったときとタイムは同じですが・・・)。今のラップ区間でのタイムや速度を,一つ前のラップ区間と比較しながら走れるのです。これは便利です~
これは,7要素表示状態。
RICOH Caplio GX100
- バーチャルトレーナーはすごく楽しい
- ヒルクライムでは,事前に目標ペースを決めて走る方が多いと思います。おいらも,ステムにラップタイム表を張り付けたりしているのですが,「目標ペースと比べて早いのか・遅いのか」を絵で表示してくれる機能がバーチャルトレーナー機能です。事前に,たとえば,「11.6kmを40分で」と設定しておけば,画面に二人の自転車乗りが登場し,一人は事前設定のペースで,もう一人は実際の自分のペースでバーチャルなレースをやってくれ,「何m遅れ」などと数字も表示してくれます。実際には,区間によって目標ペースは異なるため,これだけに依存するのは危険ですが,それでも,「もう一人の自分」と競争するのはなかなか楽しいものです。
ほかにもいろいろ感想はあるのですが,なんせ,使い初めたばかりで不正確な情報も含まれるおそれがあるので,今日のところはコレくらいにしておきます。
来週からも,どんどん使い込んでレポートしてみますので,お楽しみに~
まだ使い始めたばかりのEdge705。これから,よろしくね~ (@境川CR)
RICOH Caplio GX100
(おまけ)
CS400にあって,Edge705に無い計測項目は一つだけ。
それは,「温度」です。
標高の高い山を上るとき,徐々に気温が下がっていくサマが分かるのも楽しかったのですが,少し残念です。
もっとも,サイコンは直射日光を浴びるので,CS400の温度計はいつも適当でしたが・・・(真冬で30度とか)
あと,正確には「計測項目」ではなく,「表示項目」になるのでしょうけど,「kmあたりの消費エネ」や「時間当たりの消費エネ」などの,効率を表す表示が無いのも少し残念です。AT探す楽しみがなくなる~
>福田直行さん
はじめまして。
コメントありがとうございます!!
Edge705いいですよ~。
単調なヒルクライムに彩りを添えてくれます(^^)
取り付けに難しいところは全然無いですよ。
POLARに比べて,センサの到達距離も,マグネットとの間隔調整も,
許容量が大きく,適当に付けてもちゃんと計測してくれます。
地図は,おいらは「アップアップダウン研究所」というところの,
ローマ字表記日本地図を使っています。
本当は,日本語版の方が圧倒的に見やすいのです。
なんせ,「tokaido-sen」とかですからねぇ(笑)
走りながら地図の文字を読むのは不可能です。
これが,「東海道線」と日本語表記ならなんとかなると思うのですが・・・。
ただ,日本語表記のためだけに5マンもあほくさいですし,
止まってみれば十分ですので,英語版でも気に入っています。
この辺は,次回記事あたりから紹介をはじめる予定です。
お楽しみに~(^^)