またですかい・・・ (>o<)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
またママチャリのパンク修理です。
毎月のルーチンワークのような気もしてきましたが,一応,今回のパンク修理では2つの発見がありました。
まだまだ,ママチャリ修理修行の途中です(^^)
今回は次男坊号(ママチャリ)
今回のパンク修理は次男坊の通学用自転車。
「自転車のあさひ」謹製のコテコテなママチャリで,タイヤは27インチ・英式バルブです。
次男坊の話だと,学校から最寄り駅に帰ってきたら前輪の空気が抜けていて,それでも「そのままゴリゴリ漕いで帰ってきた」とのこと(←バカか!)
スポーツバイクに乗るようになったくせに,タイヤ・チューブ・ホイールの仕組みを全くわかっていない次男坊だけに,エアの抜けたタイヤでゴリゴリ鳴らしながら帰ってきたそうです(>_<)
次男坊はメカ嫌いなんですが,自転車の基本構造くらいはちゃんと教えてやらないといけないなぁ・・・。
Missing Puncture(消えたパンク)
駅から家までの約2kmをエア無しタイヤで走ってきたのですから,スネークバイト(リム打ちパンク)だらけになったチューブの姿を想像していました。
ところが,チューブをタイヤから引っ張り出してエアを入れてみたのですが,穴や傷は見当たらないし,耳を澄ませてもエア漏れの音も聞こえません。
そこで,面倒ですがバケツに水を張って,自転車屋さんのようにチューブを浸けてエア漏れ箇所を探します。
水に入れても,シーン・・・。 どこからもエアが漏れてこない。
Panasonic LUMIX GM1 + G VARIO 12-32mm F3.5-5.6
・・・が,チューブ全周を水に浸けても,エアはどこからも漏れてきません。
念のため,空気圧を高めに入れてみても全く変化無し,新品同様,完璧な(?)チューブです。
こうなると疑わしいのはバルブ付近になってくるのですが,残念ながら(?)虫ゴムの状況も問題なく,虫ゴムは無視して良さそうです(これが言いたかったのか?)
忽然と消えてしまった,パンクの痕跡。
1週間後,ちょうどこの位置にパンク穴があることが分かりますが,まだこの時は見つけられませんでした・・・。
Panasonic LUMIX GM1 + G VARIO 12-32mm F3.5-5.6
日没も迫っていたことから,この日は「きっと,バルブを固定しているネジ類に緩みがあったのだろう」と自分を納得させて,チューブ・タイヤを元通りに戻して,エアを5気圧まで入れて修理完了です。
なんとなく,腑に落ちないのですが・・・。
Welcome my lovely puncture(ようこそパンク!)
翌日・翌々日は休みだったので次男坊は自転車に乗らなかったのですが,修理から3日後の朝に乗ろうとしたら,再び前輪は完全なフラット状態。
そう,愛しのパンク(?)は帰ってきたのです。
バルブの固定ネジは先週の修理時に,ガッチガチに固定してありますから,今度こそ,本当にチューブのどこかに存在するエア漏れ箇所を見つけてやる必要があります。
しかし,前回同様,チューブを引っ張り出してバケツの水に浸けたのですが,一回りしてもエア漏れは見当たりません。
でも,どこかがエア漏れしているのは間違いないので,チューブを色んな向きに曲げたり伸ばしたりしていると・・・
あ~,やっと出会えたよ! うれしい~! パンク万歳!
Panasonic LUMIX GM1 + G VARIO 12-32mm F3.5-5.6
ありました~!!!
会いたくてしょうがなかった,待ち焦がれた,最愛のエア漏れ箇所です(^^)
マクロレンズを付けてなかったので写真では見にくいのですが,チューブのリム側の面に小さなスネークバイトがありました。
さっそく,なんかの通販時に「送料無料調整」で購入した,どこかの国の,なんか怪しい色合いのゴム糊を使ってパッチを当てて,修理完了です!
見たことが無い,初めてのゴム糊。
Panasonic LUMIX GM1 + G VARIO 12-32mm F3.5-5.6
不気味な青さ・・・。
Panasonic LUMIX GM1 + G VARIO 12-32mm F3.5-5.6
修理完了! どこかれも漏れないぜ!(^^)
Panasonic LUMIX GM1 + G VARIO 12-32mm F3.5-5.6
今回のパンク修理で学んだこと(2つ)
2週間にわたるママチャリパンク修理では,2つのことを学ぶことができました。
どちらも,紹介するのが恥ずかしいほど初心者的な話ですが,1つ目の知恵(チューブの水の浸け方)は,微小なスローパンクの時はちゃんとやらないと,いつまで経ってもパンク箇所を見つけられなさそうです。
ロードバイクのメンテナンスもまだまだダメですが,ママチャリの方もまだまだ覚えることはたくさんありますね。
【学び1】チューブのリム側のパンク穴は見つけにくい
ふつう,異物によるパンクの場合は,チューブのタイヤ側の面に穴が開いているので,水に浸ければ簡単にエア漏れ箇所を見つけることができます。
逆に,チューブのリム側の面に穴が開いている場合(スネークバイト時)は,チューブを丸まったままの形状で水に浸けると,穴を塞ぐような形になってしまい,エア漏れ箇所を見つけにくいことがあることが分かりました。
こういう風に曲げたままだと,内側は縮むので小さな穴は見つけにくいみたいです。
Panasonic LUMIX GM1 + G VARIO 12-32mm F3.5-5.6
丸いバケツの中に,丸くチューブを入れてしまうのではなく,面倒ですが短い区間ごとに両手で伸ばしながら入れてあげるのが良さそうです。
そういえば,長らく行っていませんが,昔ながらの自転車屋さんでのパンク修理では,浅いバケットに張った水に,チューブを伸ばしながら順次入れていました。
やっぱり,横着せず,基本どおりにやらないといけませんね!
【学び2】リムテープって輪っかなんだ!
こちらは,もっと基本的な,しょぼい学びです(^^;)
おいらは,比較的早い段階でチューブレスとチューブラーに移行してしまったので,クリンチャーの経験が短く,リムテープ(リムフラップ)を交換したことがありません。
チューブラータイヤではMIYATAのTTP-1という接着用のリムテープ(紛らわしいですね)を使っています。
TTP-1の強力なネバネバイメージがあったため,クリンチャー用のリムテープもリムに接着されているものだと思い込んでいました。
今回,1回目の修理完了時(=修理断念時),チューブをリムに戻そうとしたのですが,リムテープが豪快にズレていて驚いてしまいました(バルブホールから3cmくらい)。
なんと! リムテープって,輪っかになっているのね! 知らなかった~
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
細いドライバーでリムテープをつつくと,テープは簡単に持ち上がってすべり,元のバルブ位置に戻ってくれました。
リムに接着されているのではなく,ただ巻いてあるだけなんですね。初めて知りました(^
^)
まだまだ修行が足りませんね(^^;
次男坊は1週間の徒歩通学,ご苦労さまでした。そもそもエア抜けていたら乗るなよ~(笑)
こんばんは。
私は、母の自転車がパンクしたと聞いた時は、すぐに新品チューブを買い
苦労して交換しました(後ろタイヤ)。
父はそれを見て、パッチを貼れば楽なんだぞと教えてくれました。
ロードバイクやってると、パンクしたらチューブ替えるという感じですので
逆にパッチが新鮮で、ハッとしました 笑
パッチを見て、昔、父によくパンクを直してもらったのを思い出しました。
一家の大黒柱は、仕事以外にもやる事が多くてやはり大変なのですね^^