初! ポジション絡みのポカネタです(^^;

LOOK号のシートポスト・サドル。何か問題でも・・・!?

LOOK号のシートポスト・サドル。何か問題でも・・・!?

Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8

先月のサイクルパークフェスティバル(CPF)記事で少しだけ触れたのですが,最近,ライディングフォームが妙に小さいというか,縮こまっている気がしていました。

夏前までは特に気にならなかったのですが,秋以降,あまり回数は乗っていませんが,ハンドルが近くてLOOK号が小さく感じられるのです。

ひょっとすると,46歳にしてカラダが急成長したのかな!?(そんなわけない,笑)



コンパクトフォームの状況は?

これが,CPF時のおいらの写真です(Noguさん,ありがとう♪)

やたらとコンパクト,っていうか窮屈なフォームで走るおいら。

やたらとコンパクト,っていうか窮屈なフォームで走るおいら。

Nikon D600 + Nikkor 70-200mm F4 VR

下ハンドルを握っているのですが,腕にも余裕があるし,背中もそこそこ丸まっています。

乗っている感覚としては,ハンドルまでの距離がかなり近く感じていました。

LOOK号が縮まってしまったのか,おいらの手足が急に伸びたのか・・・?

コンパクト(っていうか窮屈)フォームの原因

なんで,こんなに窮屈なフォームになってしまったのか分からなかったのですが,ヒントはマイPCに蓄えられた,10万枚とも言われる(無駄な)自転車写真の中に転がっていました。

たまたま,画像管理ソフト(Adobe Lightroom)の動作改善で写真整理をしていて見つけたのがこの写真(↓)

今年3月ごろに撮った写真。そうだ,サドルをうんと前にずらしたんだった!!

今年3月ごろに撮った写真。そうだ,サドルをうんと前にずらしたんだった!!

Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8

完全に忘れていましたが,今年の3月ごろにサドルを大幅に前進させたのでした!

普通,サドル位置の調整はミリ単位でやるかと思うのですが,豪勢に1.5cmも前にずらしていました。

そりゃぁ,窮屈になるはずですわ・・・(^^;

なんでそんなにサドルを前進させたかというと,ヒルクライムシーズンに合わせたのです。

竹谷賢治さんがよくおっしゃっていますが,山を登るときには,その勾配に合わせた重心を前に移動することが大事とのことです。

片方で5kgを超える「脚」を効率的に踏み込むためには,ペダルの真上(最大トルクの「3時」で)に位置するように持ってくる必要があるとのことです。

勾配がきつくなるに連れて徐々に「前乗り」にして重心を前にずらしていって,激坂になってサドルが足りなくなったらダンシングに切り替えるのです。

実際にヤビツや湘南平で確かめてみると,明らかに,重心を前に持っていくほど楽に踏み込めるようになりました(過去記事でも言及しています)。

久しぶりのESDは,初の1日2回挑戦!

今年の冬は,ESD(Everyday Shonan Daira)と称して,毎週末にしつこく湘南平を登り続けていました。

ん? 「ました」?

そう,過去形なんです・・・。

ただ,基本的な脚力そのものが不足しているおいらは,ちょっとした勾配でもサドルの最先端にまで移動してしまい,「常にサドルの先端がケツに刺さっている」という,超ドMな状態になっていました。

この超ドM状態を解消するため,原始的な対策ですが,サドルをかなり前方に進めていたのでした(^^)

だから,山ばかり登っていた夏以前は窮屈さは感じられず(むしろ走りやすい),平地主体となった秋以降は妙に窮屈になっていたのですね。

春ごろのローラー台の様子。も~れつな勾配セッティング(^^)

春ごろのローラー台の様子。も~れつな勾配セッティング(^^)

Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8

あ~,スッキリ(笑)

また,過去記事を探していて衝撃的な事実にぶつかりました。

なんと,自分で記事に書いていました(↓)。アホか・・・。

今年2度目のヤビツで自己ベスト更新!(3月限定,当社比)
-->素晴らしい天気,素晴らしい上り坂!(^^)SONY DSC-RX100m...

素直に定位置に戻しましょう(^^)

最近感じていた窮屈さの原因は「サドルが前過ぎた」という実に馬鹿馬鹿しいポカでした。

対策は実に単純で,「サドルを元位置に戻す」だけです。

なので,思いついて5分ほどで対策完了です。

作業前の状態。

作業前の状態。

Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8

作業完了(^^)

作業完了(^^)

Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8

本当は一年中,同じポジションで固定したいところですが,秋~冬はのんびりと平地ライドかローラー台しかやりませんので,標準ポジションに戻すことにしました。

こんなすごいブツを使うのはまた春ごろ(^^)

こんなすごいブツを使うのはまた春ごろ(^^)

Nikon D600 + Nikkor 24-70mm F2.8

スポーツバイクに乗り始めの頃,「ポジション調整は5mm単位,プロならmm単位」みたいな記事を読んでは,「そんなことあるかいな!?」と懐疑的でしたが,実際に15mmも変更してしまうと,大変なことになることを身をもって知りました。

おいらレベルでは,さすがに「mm単位」調整はやりすぎかもしれませんが,多くても「5mm単位」程度にしておいたほうが良さそうですね。

あと,何か目的があって変更した場合には,終わった際に戻すことを忘れないようにしないといけないですね。

以上,ポジション・フォーム関係での初ポカネタでした(^^)

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コメント

  1. 名前:Shiro 投稿日:2015/10/25(日) 23:04:49 ID:d69736c12 返信

    土曜日、15mm後ろに戻したサドルで100km走ったのですが、丸で別物でした(笑)
    ハンドルが遠くなったのに、かえって楽に下ハンドルできます。
    いやはや、アホでした(^-^ゞ

    とは言え、実は元のポジションも、Noguさんと同じく、RHCのコピーなんです…
    いちど、ちゃんとBGフィットやった方がいいのかなぁ…

  2. 名前:Nogu 投稿日:2015/10/24(土) 07:40:34 ID:dba73f461 返信

    そんなこと言ってましたね。
    確かに写真窮屈ですな。
    自分もTarmac組んだ時のポジションはTCRのコピーだったんですが色々体に不具合出て竹谷さん主宰のELさんで見てもらったらサドル前過ぎと言う診断で15mm後退しました。
    適正なポジションって重要ですね。
    ぜひBGフィットをお勧めします。

    スペシャライズド2nd.アンバサダーより。

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