左が新デザインの2019年1月号。右は旧デザイン。ずいぶん、スッキリしました。
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
久しぶりに『Cycle Sports』(サイスポ)の、実物の本を購入。
格安の電子版を読んだりしたことはあるのですが、紙の自転車雑誌を買うのは本当に超久しぶり。
付録(チネリのネックウォーマ)が目当てだったりしますが(^^;
久しぶりに買った紙雑誌は、いつの間にか、表紙の雰囲気が激変していてびっくりでした。
正常化?funride風?
Cycle Sports誌の表紙を見てびっくりしたのはこれが2回目。
1回目は、フォトポタ日記でも紹介し、各方面でも物議をかもした2015年10月号。
脈絡なく水着のお姉さんが表紙に登場し、パンク修理入門のような記事に登場していました。
水着でポンピングする姿はとてもシュールで前衛的でしたが・・・
で、今回購入した2019年1月号は、いたってシンプルな表紙で、一昔前のfunride誌みたいなデザインになっています。
良し悪しはいろいろあるでしょうが、購入時のハードル(恥ずかしさ)はだいぶ低減されました(^^)
少し、funride誌に似ているような気も・・・?
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
ライバル誌の方は、またこんな特集です(^^; 誰も求めてないって・・・。
(こちらは、楽天マガジンで電子書籍として無料購入)
ライバル誌は相変わらずこんな調子なのですが、サイスポさんの方は、22年ぶりのデザイン変更ということで、表紙や誌面を一新したようです。
また、よ~く見ないと分からないのですが、新旧では微妙に誌面サイズが異なり、新しいほうが1cmほど横幅が広くなっていました。
びみょ~にサイズが大きくなっています。
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
たった1cmですが、見開きだと横に2cmもワイドになっているため、バイクなどの写真は見ごたえがある大きさになっています。
気が付きにくいですが、各雑誌、サイズが微妙に異なるのですね。初めて知りましたです。
せっかく誌面も刷新されたようですので、来月以降、付録に欲しいものがある号だけは買ってみようかな・・・?(結局、それかい!)
おしまい。
今月号の付録は、チネリのネックウォーマ(^^)
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
(おまけ)記事の中身は・・・?
肝心な記事の中身に触れ忘れました(^^;
付録目当てで購入しましたが、根がケチですから、もちろん、中身も隅々まで読んでみました。
メインは、おそらく創刊以来約50年、変わることのない「冬ウェア紹介」記事なので、そっとしておきましょう。
2番目の記事は、最近の自転車業界の事情を察した「ディスクブレーキロードの賛否」を扱った記事。
自分も、今年の7月から、ミニベロですがディスクブレーキ車に乗っています(夏の間はLOOK595号より多く乗っていました。笑)
指一本で十分な制動力が得られ、かつ、とてもコントローラブルな効き具合が気に入っています。
特にダウンヒルで気兼ねなくブレーキをかけ続けられるのは快適で、「ロードバイクもディスクだったらなぁ」と思うこともなくはないのですし、業界全体がわっしょわっしょい、ディスクブレーキ祭り状態なのも分かるのですが、(晴れた日の)ヒルクライムメインの使い方をしている限り、やっぱり要らないかなぁ・・・。
リムも真っ黒にできるし、見た目も格好いいんですよね。ものすごいスポーク数だけど・・・
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
なんだかんだ言って重くなるし、フロントがクロス組になったりフォークが太くなったり、おまけに、ほぼ全部買い替えなので猛~~烈に金がかかったりします。
現状のロードバイクの制動力の上限はキャリパーの力不足ではなく、タイヤのグリップが決めているのでしょうから、メリットと言えば「雨の日も安心」「少ないチカラで効く」ということくらいでしょうか。
簡単に言えば「現状で満足しているので新しいモノは要らないなぁ」というのが本音ですが、自転車業界は「いやいや、絶対に必要でしょう!要るって!」の合唱であり、4K&8Kを必死に進めるNHKと同様、一気に浸透するのはなかなか難しいんじゃないかなぁ、という気がします。
今回のサイスポ記事は、「シルキーでシームレスでウィップに富んで芯が残る品のある剛性がなせる乗り心地」的な文体で悩ませてくれるライターの方が書かれてるので、また、高尚な文学的表現で「ディスクブレーキ賛歌」を展開されるのかと思ったら、意外と慎重派であり、売ってなんぼの商業誌にしては中立的な主張でした。
メリットもあるし、それを上回るデメリットもある。欲しければ買えばいいし、要らなければ買わなければいい。
とても分かりやすい記事で、見直してしまいました。どこかのヘボブログより、よっぽどいいです(当たり前か。笑)
あくまで私の感性ですが、グラビアアイドルの表紙よりオッサンが珍妙なポーズをとってる表紙(バイクラ)の方が数十倍恥ずかしいです。あのスベッている感じが何とも言えません・・・最近書店の自転車コーナーに近づく気がどんどん失せてくるのは、きっとバイクラの表紙のせいです、たぶん。
新しいサイスポ、、、八重洲臭が希薄になりましたね。
これならキャッフェに陳列されていても許されるかもしれない。