マットブラックにかすかに見えるLEZYNEの文字。こんなに格好つけてどうする?(笑)
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
ご存じの通り(?)、いろんなライトを持ってはいるのですが、前照灯として十分に使える明るさのライトは、3個しか持っていませんでした。
現在、日常的に乗っているバイクは595号、SIX号、S9号、次男坊号の4台のため、微妙に使いまわしていましたが、もう1個揃えて固定化することにしました。
バイク4台あるんだから、ライトも4個ないとね(^^)
気に入っている点
- 最大パワーの点滅(DAYTIME FLASH)が昼間走行で活躍
- ゴムバンドでワンタッチ着脱
- 細い丸型ボディで場所を取らない
- コンパクトだけど十分な明るさ
- (充電器直結ではなく)Micro USBでの充電が普通に便利
イマイチな点
- HECTO Drive(300lm)からの乗り換えでも、そんなに明るくなった気がしない
LEZYNE 『CLASSIC DRIVE 500XL』
昼間のアピール用ライトでは小出力でも大丈夫ですが、夜間走行では最低でも300ルーメン程度は欲しいところです。
我が家で300ルーメンを超えるライトは以下の3つ。
メーカー | 製品 | 明るさ |
---|---|---|
LEZYNE | HECTO DRIVE 300XL | 300ルーメン |
BYBLIGHT | 350lmの奴 | 350ルーメン |
te-rich | 1200lmの奴 | 1200ルーメン |
te-rich(1200ルーメン)はバッテリー別体式ということもあり、LGS SIX号に固定取付です。
LEZYNEとそのパクリのBYBLIGHTは、ともにゴムバンドで取り付ける方式ですが、いつでも好きな場所にマウント機構なしで取り付けられるのはとても便利で、重宝しています。
追加するライトもゴムバンド式がいいなぁ、なんて思いつつご近所のバイク屋さんに顔を出してみたところ、LEZYNEの『CLASSIC DRIVE 500XL』がセールでお安くなっていました。
1割引(500円)でしたが、あまり値引きをしないLEZYNE製品ですので、迷わずお買い上げです。
超簡単ゴムバンド式マウント。数秒で着脱できる手軽さがお気に入り。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
主な特徴はこんな感じのライトです。
- 名前通り、500ルーメン
- 丸い、細身のデザイン
- ゴムバンドによる簡単着脱
- 昼間の視認性を高める「DAYTIME FLASH」モード搭載
- 充電式(Micro USB)
- もちろん、アルミボディ
また、各種点灯モードと持続時間は以下の通りです。
モード | CLASSIC DRIVE 500XL |
HECTO DRIVE 300XL |
補足 |
---|---|---|---|
BLAST | 500 lm (1時間30分) |
300 lm (1時間00分) |
最大パワー |
ENDURO | 200 lm (3時間45分) |
150 lm (2時間00分) |
|
ECONOMY | 100 lm (8時間00分) |
75lm (4時間00分) |
|
FEMTO | 15 lm (40時間00分) |
15 lm (18時間00分) |
最小パワー |
FLASH1 | 50 lm (28時間30分) |
50 lm (10時間00分) |
低速点滅 |
FLASH2 | 50 lm (28時間30分) |
50 lm (10時間00分) |
高速点滅 |
PULSE | 50 lm (31時間00分) |
50 lm (10時間00分) |
じわじわ変化 |
DAY FLASH | 500 lm (11時間00分) |
なし | 昼間用点滅 |
実際に使ってみての感想
DAYTIME FLASHは素晴らしい
昼間であっても、左折巻き込まれ事故などを防ぐ目的で、ライトを点滅させておくことが効果的と思っています。
しかし、光量の小さいライト(例えばコレ)の場合は、昼間にチマチマ点滅させても、まったく認識されません。
一方、最近のLEZYNEライトは「DAYTIME FLASH」という点滅モードを備えています。
簡単に言えば、最大光量を含む点滅パターンのことで、1マイル(1.6km)先からも視認できるとしています。
1.6kmはやりすぎな気もしますが(笑)、500XLの場合、3回点滅のうちの1発を500ルーメンとしていて、パルス状に相当目立つ光り方になります。
なかなか上手く撮れないけど、かなり目立ちます。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
フルパワーではありますが、それでも間欠的な点滅ですので、11時間も持つのもありがたいです。
定常光の明るさは普通?
300XLに比べると1.7倍も光量がある(300→500)ので、その明るさに期待大だったのですが、実際に夜間点灯してみると、「ん~、確かに明るくなったけど・・・?」程度の感覚です。
比較の仕方を間違えている気がしますが、上が500XL、下が300XL。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
300XLで十分に明るかったせいもあるかもしれませんが、「おぉ、猛烈に明るくなった!」とは感じられませんでした。
配光パターンにもよるのでしょうか・・・?
まぁ、十分すぎる明るさは間違いないですけどね(500XLのみ点灯)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
スリムデザインはとても良い
平たい形状の300XLに比べて、500XLはスリムな円柱形です。
ハンドルバー上はサイコンやベルなどが場所取り合戦をしているので、専有面積が小さい円柱形の方ががありがたいです。
左が300XL、右が500XL。だいぶスリムになりました。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
細長い形状で、場所をあまりとりません。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
充電が普通のMicro USBに
LEZYNEのライトのうち、HECTO DRIVEやMINI DRIVEシリーズは、USBのAポートに直接挿せる端子構造になっているのが特徴の一つでした。
HECTO DRIVE 300XL。直挿し式は意外と不便でもあります。
Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8
ケーブル無しで充電できるメリットがあるのですが、
- 充電器(またはPC)側でスペースを喰う(他機器と干渉する)
- 充電器(またはPC)の端子の向きによっては、ライト本体にある充電状況ランプが見えない
- 端子のキャップを紛失する
- ライトのボディが無駄に大きくなる
という欠点も多々ありました。
500XLは、ごく一般的なMicro USB(Micro-B)端子ですので、普通にMicro USBケーブルで充電でき、これらの不便さはありません。
普通にMicro USBケーブルで充電できて便利です。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
まとめ
300XLを購入した当時と異なり、今ではAmazonをググる(日本語変?)と、大光量&低価格な中国製ライトが沢山ヒットします。
500XLは5,000円(税別)で500ルーメンですから、ルーメン当たり単価はかなり高めのライトになります。
それでも、ワンタッチ着脱の簡単さ、DAYTIME FLASH、コンパクトボディ、美しいアルミ加工ボディなど、それらのライトは一線を画す良さがあります。
シンプルデザインがお気に入りです(^^)
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
4年前に購入した300XLがいまだに現役で使っているように、耐用年数はかなり長いものですので、ちょっとくらい贅沢してもいいかな?という気がします(^^)
いつかは、1300ルーメン(MACRO DRIVE 1300XL)あたりも狙ってみたいなぁ・・・。
おしまい。
Shiroさん:
ライト、だんだんと増えますよね。
なぜか壊れてもいないのに買い足すという不思議。
すんごく高価なのは持っていませんけど、そこそこの値段の物が増えていくんですね、これが・・・・・
あ、テールライトもですね(笑)