3つに増えたBYBLIGHT。1個壊れて、2個購入です。
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
恒例の「ライト買いました」記事。
愛用ライトのBYBLIGHT(LEZYNEパチモン)をひょんなことから壊してしまいました(後述)
当然、ライトを買わないといけないのですが、せっかくなので2個買ってみました。
あまりにも安いのでつい・・・(^^;
良いところ
- 安い、とにかく安い
- LEZYNEと(ほぼ)同じデザイン
- ゴムバンドで着脱しやすい
- 常用には十分な明るさと持続時間
イマイチな点
- 自動反撃機能が不要
- 充電端子(USB)の端子カバーが落ちる
Buy 2 BYBLIGHTs!!
パチモンライトが壊れてしまったので、早急に補充する必要がありますが、パチモン(もちろん本家LEZYNEも)の最大の特徴は、ゴムバンドで簡単に着脱できること。
いつもの(?)ライトネタです。
以前紹介した、LEZYNEの『HECTO DRIVE 300XL』(以下、LEZYNE)によく似たライトを購入しました。
LEZYNEは、ゴムバンドで簡単に着脱でき、それでいて300ルーメンと十分な明るさがあり、595号では今でもメインに使う、とても気に入ったライトです。
ただ、お値段は4,300円と比較的高価なのが玉に瑕(きず)だったのですが、なんとほぼ半額の2,380円で、LEZYNEと瓜二つなうえに明るさや持続時間などはLEZYNEを上回るスペックの素晴らしいライトを手に入れました。
まぁ、いい話には落とし穴があるものですが・・・(笑)
多くののライトは、なんらかの「マウント」を介して着脱しますが、パチモンはゴムバンドで留めるだけなので、いついでも、どのバイクにも、すぐ使えるので本当に便利です。
ただ、ゴムバンド式の固定ライトは多くなく、まともな明るさで使えそうなのは、LEZYNEのDRIVEシリーズとBYBLIGHTくらいしか見当たりません。
最近の我が家のライトたち。左端(GACIRON)以外は全部ゴムバンド式。
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
またBYBLIGHTをまた買うのも芸が無いなぁと思ったのですが、Amazonの販売ページを見てびっくり。
2年前には2400円購入していてそれも安かったのですが、さらに1/3の800円になっていました!
BYBLIGHTと、我が家の主力ライトの「1ルーメン当たりの費用」を比較するとこうなります。
モデル | BYBLIGHT LEZYNEパチモン |
LEZYNE HECTO DRIVE 300XL |
LEZYNE CLASSIC DRIVE 500XL |
GACIRON V9C800 |
---|---|---|---|---|
明るさ (ルーメン) |
350 | 300 | 500 | 800 |
お値段 (円) |
800 | 4300 | 5500 | 5000 |
ルーメン単価 (円/ルーメン) |
2.3 | 14.3 | 10.0 | 6.3 |
どうでしょう、BYBLIGHTのブッチギリの安さは!
きっと、BYBLIGHT社技術陣の血のにじむようなコストダウン努力によるものでしょう(たぶん違う気が・・・?)
使用開始前の補修作業
初回購入から2年。
BYBLIGHTには数々の欠点があることを指摘してきましたが、さすがは誇り高きBYBLIGHT社、まったく改良されていません。
残念ながら、ちょっと自分には合わないので、前回同様に補修作業を実施です(^^;
自動反撃機能の無効化
ライトの前に手をかざすと最大光量モードに変更される謎機能がついています。
手をかざした時だけならまだマシですが(それでも十分に意味不明ですが)、光センサー(PD?)で判別しているだけなので、対向車のヘッドライトにも過剰に反応してしまい、「弱」モードでも、自動的に最大光量で反撃してしまいます。
BYBLIGHT社が社運をかけて開発した夢の機能だとは思うのですが、残念ながら封印させていただきました。
分解して、フォトダイオードの前をテープでガッチリふさぐだけです(^^;
ゴムバンドの六角ボルトを外して分解します。
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
レンズを外します。左右の爪をつつきましょう。
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
完全にバラすとこうなります。
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
センサーに光を通す穴をテープで塞いで対策完了。
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
自由落下型充電キャップの改善
本家LEZYNE同様、パチモンも充電端子がUSB(オス)であり、キャップが付いてきます。
が、本家と違ってパチモンはキャップの勘合を緩めにしてあり、走行時に自由に落下するように設計されています。
本家LEZYNEでは補修パーツでキャップだけでも売っているのですが、送料を入れるとBYBLIGHT本体より高くなったりしますので何らかの対策が必要。
以前は、ライト本体とカバーをテグスで結ぶ改善をしてみましたが、今回は面倒くさかったので、充電端子側に薄い絶縁テープを巻くことで、少しきつめにしてみました。
端子に絶縁テープを巻いて、キャップを抜けにくくしただけ。
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
ぶっ壊れた方のBYBLIGHTのキャップが1個余っているので、この対策でも落下してしまったらこれで対応しましょう。
すぐ劣化するバンド
音楽性の違いで解散する人たちではなく、BYBLIGHT社オリジナル製法のゴムバンドのこと。
パッと見て本家との違いに気づくほど、見るからに脆弱な感じがし、実際、1年ちょいで破断するよう設計されています。
バンドも1個余っているので、とりあえずは様子を見てみましょう。
購入直後から、なんか「クセ」が付いていて、いかにも脆弱そうなゴムです・・・。
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
やっぱり破断してしまったら、REC-MOUNTに直接マウントして延命化しましょう。
今年の4月から使っている、Pioneerペダモニの新サイコン、SGX-CA600。
ほとんど不満のない、お気に入りのサイコンなのですが、「マウントが少しだけ右に傾いている」という変な欠点があります。
これが気になってしまうと、まっすぐ走れなくて危険極まりない(んなアホな)ので、レックマウントのアルミ製マウントに換装してみました。
まとめ
前回購入から2年たっているので、「ひょっとしたら改善されてしまっているのでは」と危惧しましたが、いろんな欠点は全部残っていたので、ある意味一安心。
今まで同様に使い続けることができそうです。
全員点灯! 最近使っている主力ライトたち。
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
とにかく安いですし、光量に対してバッテリーが大きめなので、最大光量でも3時間も持続するのはありがたいです。
もう、2~3個買っておこうかな?
おしまい(^^)
おまけ(壊してしまった経緯)
もともとのBYBLIGHTを壊してしまったのは、ミニベロ号(ルイガノ)の前かごにダイレクトマウントしようとして失敗したためです。
ゴムバンドを外して、前かごに通したボルトでグイグイと固定したのですが、内部のバッテリーまで食い込んでしまったのです。
ボルトで固定して、念のためバンドでも固定。
慎重にやったのだけど、ボルトがバッテリーに食い込んでいてご臨終・・・。
SONY α7II + TAMRON 90mm MACRO F2.8
幸い、ショートや加熱などのトラブルにはなりませんでしたが、ボルト穴の奥に生身のリチウムイオン電池を置く設計センスにも感心してしまいました(LEZYNEは同じ位置にアルミ板が入って保護されています)
事務所(特に窓)には数々の欠点があることが指摘されてきましたが、さすがは誇り高きM社、まったく改良されていないどころか一段と遅く、かつ使いにくくなっています…
M社技術陣の血のにじむようなコストダウン努力によるものでしょう(たぶん違う気がw)