あともう一歩! GACIRONの800ルーメンライト『V9C800』

新年早々、毎度おなじみのライトネタです(^^;

新年早々、毎度おなじみのライトネタです(^^;

SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8

恒例の「ライト買いました」記事。

もはや、Amazonの「定期おトク便」でもやっているのか?という感じですが、そう、定期的に、順調にライトの数が増えています。

今回は、日本の代理店が扱い、最近あちこちで見かけるようになった、ガシロン(Gaciron)社の800ルーメンフロントライト、『V9C800』です。

お気に入りの点

  • 800ルーメンは十分な明るさ
  • 比較的お安い(対LezyneやCatEye)
  • バッテリーも比較的長持ち
  • 防水性能も十分
  • かなり広角なので、幅広い範囲を照らしてくれて安心

イマイチな点

  • マウント着脱がとても固い
  • 点滅モードが1つしかなく、かなり高速なので鬱陶しい
  • かなり広角なので逆さ装着は非おススメ


なんてことだ、ライトが足りない!

Shiro家で比較的明るいライトといえば、こんなのがあります。

どれもゴムバンド取付なのでバイクを択ばず使えて便利なのですが、このうち、パチモン350をミニベロ(ルイガノSR9号)の前カゴ固定取付としたため、自由に着脱できるライトが2個(LEZYNE500LEZYNE300)だけになってしまいました。

パチモン350はミニベロのカゴ下にダイレクトマウントです(^^;

パチモン350はミニベロのカゴ下にダイレクトマウントです(^^;

SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8

実走可能なロードバイクは3台(LOOK595、TARMAC、COLNAGO)があるので、もう1個ライトが無いと大変です(本当か?たくさん持ってないか?)

そこで、「一刻も早くもう1個ライトを買おう!」と脳内閣議で決定され、流行りのガシロン社のライトを買ってみることにしました。

ガシロン 『V9C800』登場!

ガシロン(GACIRON)」のライトは、昨年の富士ヒル会場で紹介されていて気にはなっていました。

中華系の怪しさも若干ありますが、ちゃんと日本の代理店が扱っていて、PSE認証も取れているようです。

他のメーカー同様、様々な明るさのモデルが出ていますが、今までいろいろ使ってきた感触では、最低でも500ルーメンは欲しいところ。

  • V9C400(400ルーメン、1灯、IPX3)
  • V9C800(800ルーメン、1灯、IPX6)
  • V9S1000(1000ルーメン、1灯、IPX6、リモコン)
  • V9D1600(1600ルーメン、2灯、IPX6、リモコン)
  • V9D1800(1800ルーメン、2灯、IPX6、リモコン)

1000ルーメン以上になると急にお値段が高くなるので、今回はお財布とのバランス(?)を考慮して、1000ルーメンのほぼ半額のV9C800(800ルーメン)を選んでみました。

我が家で稼働中の、似たようなサイズのライトを比較してみるこうなります。

モデル BYBLIGHT
パチモン350
LEZYNE
CLASSIC DRIVE
500XL
GACIRON
V9C800
最大明るさ 350lm 500lm 800lm
点灯モード 3:00(350lm)
4:30(150lm)
8:00( 60lm)
18:00( 20lm)
1:30(500lm)
3:45(200lm)
8:00(100lm)
40:00(15lm)
1:20(800lm)
2:10(400lm)
4:30(200lm)
点滅モード 5:30(高速350lm)
8:00(低速350lm)
7:00(脈動)
28:30(高速50lm)
31:00(低速50lm)
11:00(500lm)
18:00(100lm)
4:30(脈動800lm)
重量 120g 95g 125g
防水性能 IPX5 IPX7 IPX6
お値段 2000円 5500円 5000円
紹介記事 こちら こちら この記事

【良】明るさは十分

福島の真っ暗な道(土手)で、①LEZYNE500、②ガシロン800、③無名1200を比較してみました。

①LEZYNE500。周辺がイマイチ暗い感じ。

①LEZYNE500。周辺がイマイチ暗い感じ。

SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

②ガシロン800。かなり広い範囲で明るくなりました。

②ガシロン800。かなり広い範囲で明るくなりました。

SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

③無名1200。バカみたいに明るい。

③無名1200。バカみたいに明るい。

SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

もちろん、露出条件(シャッター速度、絞り)は一定ですが、①LEZYNE500は周辺が少し暗くなっています。

②ガシロン800は全域にわたって十分な明るさが確保されています。

③無名1200はやりすぎでしょう、車じゃないんだから・・・(^^;

【良】バッテリーの持ちもまずまず

ガシロン400には連続点灯モード(3種類)、点滅モード、ストロボモードの計5種類のモードがありますが、それぞれのバッテリー持ち時間は以下の通り。

モード 明るさ 電池持ち
High 800 lm 1時間20分
Normal 400 lm 2時間10分
Low 200 lm 4時間30分
Flash
(高速点滅)
50-100 lm 18時間00分
Strobe
(じわじわ変化)
800 lm 4時間30分

800ルーメンでは1時間半も持たないですが、200なら4時間半持ちます。

【悪】点滅モードは鬱陶しい

夜は連続点灯ですが、昼間はクルマからの視認性を考えれば点滅モードが有効かと思います。

LEZYNEはこの点を積極的にアピールしていて、昼間専用の点滅モード(DAYTIME FLASH)がとても有効です。

ガシロン400も点滅モードを持っている(電源ボタン長押しで発動)のですが、点滅パターンは1種類のみで、かつ、ものすごく高速な点滅のため、正直言って鬱陶しい感じがします。

クルマからは確実に見えると思いますが、「げっ、鬱陶しい!」と思われているのではないかと・・・。

【イマイチ】マウントは固すぎる・・・

バイクへの装着は専用のマウントを経由して行います。

猫目のFlexTightと同じ仕組みのマウントですが、ライトの結合部分がかなり固くなっています。

HECTO DRIVE 300XL。直挿し式は意外と不便でもあります。

HECTO DRIVE 300XL。直挿し式は意外と不便でもあります。

SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8

装着は簡単なのですが、ここから外す(分離)させるのは大変。

装着は簡単なのですが、ここから外す(分離)させるのは大変。

SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8

不用意に落下させてしまうリスクは回避できますが、固すぎです。

このポンコツマウント比べればマシですが(いまだに外せない)、もうちょっと簡単に外せてもいい気がします。

【普通】充電方法はMirco USB

LEZYNEはUSB-Aに直結できることを売りにしているモデルが多いですが(CLASSIC DRIVEはMicro USB)、ガシロン400は普通にMicro USBで充電です

ちょっと不思議な位置に端子がありますが、どうせバイクから外した状態ですから特に問題なしです。

ちょっと不思議な位置に充電ポートがあります。

ちょっと不思議な位置に充電ポートがあります。

SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8

【イマイチ】逆さマウントは迷惑かも

ペダモニサイコン(CA-600)用のREC-MOUNTにぶら下げて装着できるように、専用のマウントアダプタを同時購入しました。

装着はとても簡単で、ライド時に上からはサイコンに隠れてスッキリします。

純正で、こんなアダプタが出ています。

純正で、こんなアダプタが出ています。

SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8

こんな風に、REC-MOUNTにぶら下げて取り付けられます。

こんな風に、REC-MOUNTにぶら下げて取り付けられます。

SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8

かなり広角の照射ですが、上側についている「ひさし」で制限しているようです。

かなり広角の照射ですが、上側についている「ひさし」で制限しているようです。

SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8

ガシロン400は射角度がかなり広い(85度)ので、上向きに広がりすぎないように遮光する「ひさし」があるデザインになっています。

上下逆さまに使うと地面は照らさない&対向車にはまぶしい、という非常によろしくない状態になります。

ガシロン400はちゃんと上下正立で使うことをおススメします。

まとめ

パチモン350に比べたら素晴らしいライトですが、LEZYNEと比べると、マウントや点灯モードなど、あと一歩感がぬぐえないライトです。

レンズに黄色い枠が付いているせいか、ハロゲンライトのような色合いです。

レンズに黄色い枠が付いているせいか、ハロゲンライトのような色合いです。

SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8

ただ、800ルーメンで5000円弱というのは、LEZYNEやCATEYEに比べるとかなりコスパがいいので、ちょっとした欠点は目をつぶれば安くて明るいライトです。

また、PSEもありますし、正規代理店もあるという安心感もありますので、一家に1個くらい予備で持っていても良いかもしれません(^^)

クリスマスプレゼントにいかがでしょう?(いつ書いた記事やねん・・・)

クリスマスプレゼントにいかがでしょう?(いつ書いた記事やねん・・・)

SONY α7II + TAMRON 28-75mm F2.8

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
 
記事下用336×280
記事下用336×280
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

パーツ紹介記事(一覧比較)

ライト類(フロント・テール両方)

ライト類(フロント・テール両方)


おかいもの情報



多少コツが必要ですが安くて明るい♪

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


Warning: file_get_contents(index.php): failed to open stream: No such file or directory in /home/garneau/www/wp/wp-includes/plugin.php on line 423