唯一(?)の欠点だった音量調節機能が搭載されました!(^^)
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
前回記事で、絶賛しつつも「イヤフォン側で音量調節できないんだよねぇ・・・」とボヤいていた、SONYのノイキャンワイヤレス『WF-1000XM3』。
その声が届いたのかどうかわかりませんが、11月26日にファームウェアがアップデートされ、待望の「イヤフォン側からの音量調節」ができるようになりました!(^^)
いやぁ、言ってみるもんだなぁ。(自分じゃないか・・・)
WF-1000XM3音量調節問題
WF-1000XM3は、イヤフォン側からの音量調節ができません。
http://fotopota.sakuraweb.com/archives/2019/10/post-21304.html
BluetoothのAVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)に対応しているので技術的にはできるはずなのですが、2つある左右のタッチセンサは以下のように機能が割り当てられていて、音量調節の入る余地がなかったのでは、と思われます。。
- 左センサ: ノイキャン制御(オン・オフ・外音取込み)
- 右センサ: 再生制御(再生・停止・早送り・巻き戻し)
この、丸く光る部分がタッチセンサ。タップやロングプレスに機能を割り当てられます。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
それでも、「どうしてもイヤフォン側で音量調節したい!」というワガママさんには、Google Assistant機能を使う裏技がありました。
左右どちらかのタッチセンサにGoogle Assistant機能を割り当てておき、センサを長押ししながら「音量を上げてちょうだい!」とか叫べば、一応、音量は調節することができました。
が、電車内や歩きながら、急に空中に向かって命令を発射する勇気はなく、一度設定はしてみたものの、一度も実戦(?)では活用せずでした・・・。
ファームウェアアップデート(1.3.7→2.0.2)で解決!
WF-1000XM3は、この夏の発売以来、ちょいちょいファームウェアのアップデートを行っていて、今回で4回目。
今までは、「接続性を改善」とか「その他の修正」といった、微修正レベルのものでしたが、今回のアップデートは機能そのものが追加されました。
- Amazon Alexaに対応
- イヤフォン側で音量調節ができるようになった
- 充電ケースのバッテリー残量がわかるようになった
- その他の機能改善
4は今まで同様の微修正ですが1~3は新たな機能追加で、2の音量調節機能が追加されたのがうれしい限り。
スマホ経由でのアップデート後は、センサのタップで音量アップ、長押しで音量ダウン、という簡単操作で音量調節ができるようになりました(^^)
問題は、左右で2個しかないタッチセンサにどのように機能を割り振るかですが、とりあえず、こんな風にして使っています。
- 左センサ: 音量調節
- 右センサ: 再生制御(再生・停止・早送り・巻き戻し)
左センサに音量調節を割り当てたため、今まで設定していたノイキャン制御ができなくなりますが、こちらは、スマホとの連携による自動制御(アダプティブサウンドコントロール)に任せることにしました。(こちらもアプリバージョンアップによって精度が向上しています)
自動的にノイズキャンセル機能を制御してくれます。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
電車内や静止しているときはノイキャン、歩いているときなどは外音取込みと自動で切り替わるので、あえて自分で操作する必要もなく、これによって、音量調節・再生制御・ノイキャン制御が同居できるようになりました。
あとは、もう一つの懸念事項(というほどではないですが)、Bluetoothの高音質コーデック、LDACやaptXに対応してもらいたいところ。
後付け(アップデート)でできるものなのか、よくわからないですが、とりあえずお願いしておけばいつかは実装されるか・・・な?(^^)
Shiroさん:
なんと!
おー、言ってみるもんですねぇ・・・・・
ファームウェアアップデートで対応できるとは思っておらず、次機種への課題かな、と考えていたのです。
この調子で、どんどんお願いしましょう!