見た瞬間に使い道が分かる、素晴らしいパッケージ。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
先日、恒例の(涙)チューブラータイヤでのパンク修理際のに、シーラント剤を注入したいのに、バルブコアが外せないというトラブルに遭遇しました。
バルブコアツールを持っていかなかったのが原因で、マルチツールを分解してバブルコアツールの代わりとして使うことで難を逃れました。
それから3週間、二度と同じミスを犯さないように、新たな秘密兵器の登場です!(素直にバルブコアツール持てよ、という話はさておき)
第3のバルブコアツール、GRANITE社の『JUICY NIPPLE』
バルブコアツールとは、名前そのままですが、自転車チューブのバルブの内部を引っ張り出すための工具です。
自転車を始めたころはペンチを使ったりしていましたが、今では家ではPARKTOOLの『VC-1C』、外ではTUFOのプラ製ツールを使っています。
いつもはコレ(TUFOのプラ製)を持ち歩いてます。忘れるけど・・・。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
そして、今回登場した、第3のバルブコアツールは、GRANITE社という聞きなれないメーカーの、『JUICY NIPPLE』という聞いたことが無い(かつネーミングセンスが・・・)製品。
一見すると、単なるドレスアップ用のバルブキャップですが、なんと、バルブコアツールを兼ねているというオモシロアイテムです。
左がJUICY NIPPLE、右が普通のバルブキャップ。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
実際に使ってみると?
バルブキャップと聞いて気になるのはまず重量(か?)ですが、我が家のしょぼいキッチンスケール(1g単位)で測ってみると僅か1gでした。
なので、よほどのことが無ければ、「このキャップさえ付けてなかったらスプリントで勝てたのに・・・!」という状況にはならないかと思います。
重量は1g。これでライバルにも負けない!
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
キャップとしての使い方はごく普通で、仏式バルブの上にかぶせて、ねじ込むだけです。
手で持つ部分は大きめで、かつ、ギザギザが付いているので締めやすい親切設計です。
装着状態。ちょっと大きめと言えばそうですが・・・。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
肝心な、バルブコアツールとして使う際は、横に空いた四角い穴に、バルブコアの平面部分をはめ込む形で使います。
こうやって使います。コロンブスの卵だ・・・。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
こんな感じです。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
写真で見ると、斜めになっててガタがありそうですが、ちゃんとかっちりと嵌って、バルブコアの取り外しも、締め付けも問題なくできます。
バルブキャップとしては、根元の方にバルブコア用の四角い窓が付いてる関係上、全体の長さが長く、ホイールからバルブの飛び出し量が少ない場合は装着することができないので、注意が必要です。
バルブが短すぎると、キャップとして装着できません・・・。
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
まとめ
2個で750円というお値段はなんとも微妙ですが、シャア専用的な赤もワンポイントでいい感じですので、ドレスアップ用にもいいかもしれません。
これだけで、今後、二度と「バルブコアツールが無くてパンク修理できない」という悲劇に襲われることはなくなるでしょう。
これでロングライドも安心です(^^)
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ただ、今まで「バルブキャップ」というものを使ったことが無かったため、ロードに乗る際に空気を入れるために、わざわざキャップを着脱するのが面倒になってしまいました。
人間、なんともわがままなものですね(笑
おまけ
過去、バルブコア関係ではなかなか地味なヒヤリハットを経験しています。
バルブコア着脱作業時は、ちゃんとエアーが抜けていることを確認しましょう!(^^)
バルブコア関連トラブルは意外と多いかもしれません。ブルべでバルブコアから盛大にエア漏れしている人がいましたし、自分はシーラントが詰まって交換したことがあります。
気が付けば予備のバルブコアとバブルコアツールをバッグに忍ばせています(^^)v