
372日ぶり。この地に戻ってきました。
SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8
昨年5月の事故から372日。
ついに、この地に戻ってくることができました。
372日ぶりに約束の地へ!
まるでケガで長期療養していたプロ野球選手が「〇〇日ぶりの先発勝利」みたいな書き出しですが、実際、ここまでよく戻ってきたなぁと感慨もひとしおです。
372日前の日曜日、早朝ヤビツを終えて帰ってくるときクルマに撥ねられたところから、自転車生活も日常生活も会社生活も大きく変わりました。

この日から372日・・・。
そして、自転車も新しくなって(595→ROUBAIX)、事故後初のヤビツに行ってくることができました。
しかも、無事に家に戻ってくることも(^^)
今回の挑戦仕様
事故後初、ROUBAIX号初、通算110回目のヤビツの仕様は以下の通りです。
挑戦日 | 【今回】4月19日 | 【前回】昨年5月12日 |
---|---|---|
通算挑戦回数 | 110回 | 109回 |
天候 | 超快晴 | 快晴 |
スタート地点までの アプローチ |
車載 | |
同伴者(車?) | キューさん(S-Works TARMAC) Noguさん(S-Works TARMAC) |
ひとり |
フレーム | ROUBAIX SL8 | LOOK595 (2009年モデル・・・) |
ホイール | ROVAL ALPINIST CLX2 | Campagnolo SHAMAL Ultra 2-way |
タイヤ | S-Works Turbo RapidAir 2Bliss Ready | Continental GP5000 TL |
ウェア(上) | 長袖チームジャージ(Rapha) | 半袖プロチームジャージ(Rapha) アームウォーマ(Montbell) |
ウェア(下) | プロチームビブショーツ(Rapha) 日焼け防止タイツ(PerlIzumi) |
|
ヘルメット | OGK FLEX-AIR | POC Ventral Lite |
アイウェア | Jawbreaker | EvZero Path |
シューズ | S-Works 6 | SIDI Wire |
体重 | 62.1kg | 58.4kg |
至近のFTP | 170W | 187W |
以前は、毎回のヤビツでの変更点はほとんどなく、体重やFTPが微妙に増減する程度でしたが、今回に限ってはほとんどの項目が前回と違います。
様々なものが変わっていて、逆に変わっていない物のほうが少なく、去年と同じものはこれくらいです(↓)
- サイコン
- パワーメーター・クランク(595号から移設)
- ジャージ・ビブショーツ
もともとROUBAIX号はヒルクライム向きではなくて車体重量は重いのですが、久しぶりのヤビツということで色々と無駄な(?)装備を満載してしまい、さらに重量が増加してしまっています。
- ドライブレコーダー(AKEEYOのAKY-710S)
- アクションカム(SONY HDR-AS200V)
- 360度カメラ(Insta360 X2)
- 車載モバイルバッテリー(自作、3600mAh)
しかしまぁ、なんでもかんでも新しくなったもんです(まるで入門者だ、笑)
また、事故後初ということで、自転車仲間・ヒルクライム馬鹿(笑)であるキューさん、Noguさんも応援ライドに駆けつけてくれました(ありが㌧~)
事故後初ヤビツの様子
スタート地点の7-11でアイスを食べてから(なぜ?)、軽快にヒルクライムスタート。
すぐに10%近い勾配が始まるのですが、ROUBAIX号は驚異の11-36Tという巨大なリアスプロケですので、難なくペダルを回せます。
36Tだと回ることは回るのですが、全然前に進みませんが・・・脚は楽です(笑)

なんせ坂が長いので、全然前に進みません~(^^;
SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8
中盤の急こう配では、ヤビツ唯一の丸坂区間(路面が丸く凸凹としている)があります。
LOOK号ではかなりケツに来る区間なのですが、ROUBAIXにはフロントサスやしなるポスト、低圧タイヤという秘密兵器群があり、予想通りかなり快適に走ることができました。
(帰りの下りでは、はるかに高い効果を実感することになります)

丸坂の凸凹も太いタイヤとサスで快適に!(^^)
SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8
1年ぶりということでウェアの選択も良くわからず、ほぼ冬状態で来たのですが、この日は今年1番の暑さで30℃近くまで気温が上昇。
まったく無駄にウィンドブレーカーまで背負ってきましたが、むしろ、冷却用に水を満載したボトルやスプレーを持ってくるべきでした。

森林区間に入ると、少しだけ涼しくなります
SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8
直前のFTP測定は170Wだったのですが、ヤビツは1時間以内で走り切れるのでもう少し高めを狙って、180W程度で走れるように努力します。
タイムを狙わないという気軽さのせいか、非力な脚力、衰えた心肺能力、重い自転車という悪条件でも、ゆっくりゆっくり確実に楽しく苦しく登り続けることができました。
事故後初の挑戦結果
事故後初のヤビツサイクリングの結果は52分55秒。
ギリギリですが1時間を切ることができました!

無事に到着! 気になるタイムは・・・?
SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8
昨年の事故によって精神的・肉体的・経済的(?)にも、自転車でここに戻ってくることはないのではないかと思いましたが、家族や自転車仲間の理解・応援もあって無事に戻ってくることができました。
本物の自己ベスト(39分31秒@2018年)には遠く及びませんが、間違いなく、事故後の自己ベストです(^^)

まさか、またココで飲めるとは!(^^)
SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8
ただ・・・、6月1日に予定されている富士ヒルクライムはヤビツのちょうど2倍、25kmの長丁場。
仮に現状(体力・バイク)が維持できれば、53分×2=106分ですから足切りにはならずに完走できるとは思いますが、本当にそんな長い時間、ひたすら坂を上ることができるのか一抹の不安はあります。

パワー&心拍グラフ。あと50bpmくらい出せるな(無理)
まぁ、最悪、途中で休むという技もありますから、時間をたっぷり使って、55歳以上ROUBAIX限定クラスで上位入賞を目指そう。
つづく。

そうなんですね、早々にご回答ありがとうございます。
FC9000クランクのビジュアルが好きなのでどちらかと言えば
RDをシルバー/ブラックにしてほしいくらいです。(無茶なお願い)