GWは15年ぶりの富士山一周へ!

途中の樹海っぽいところで。まだ残り80km以上あるので急がねば・・・。

途中の樹海っぽいところで。まだ残り80km以上あるので急がねば・・・。

SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8

GWの後半(今年はどこが前半なのかよく分からなかったですが・・・)、15年ぶりに富士山一周を果たしてきました。

初挑戦(ルイガノRHC号、2007年)、2回目(LOOK号、2010年)、3回目の今回(ROUBAIX号、2025年)は次男坊と一緒。

どうも、自転車が新しくなると、富士山を一周したく傾向があるみたいです(^^)



そうだ、富士山に行こう!

今年のGWは伊豆大島に行こうと思っていたのですが、往復のフェリー予約がまさかの満席で断念(ホテルは空いているのに・・・)

次善の策で、藤沢~河口湖を同志道経由で往復する1泊ツーリングに変更し、河口湖畔のホテルを無事に確保したのがGW直前。

ところが、天気予報では1日目は快晴だけど、2日目は朝から雨との予報になったので、また予定を変更して「富士山一周」をメインに。

  • 1日目:早朝、ホテルにクルマで行ってから富士山一周。夜は温泉でのんびり。
  • 2日目:ホテルの朝風呂に入って、のんびりとクルマで帰ってくる。

コースはこんな感じで、河口湖スタートで反時計回りの110kmです。

富士山一周スペック

15年ぶりの富士山一周ということで、昨年の事故の影響もあって、ほとんどの装備が入れ替わっています。

モデル 2025(今回) 2010(フジエコ) 備考
自転車 SPECIALIZED
ROUBAIX
LOOK
595
新車です(^^)
ホイール ROVAL
ALPINIST CLX II
CAMPAGNOLO
SHAMAL ULTRA
新ホイールです
コンポ 105
R7100
DURA-ACE
7900
変速 電動12 ヒモ10 電動慣れると戻れません・・・
スプロケ 11-36T 12-25T 驚異の36T
メット OGK
FlexAir
Limar
104
サイコン GARMIN
Edge810J
GARMIN
Edge705
Pioneerを壊してしまったので(TT)
パワーメーター ペダモニ なし
メット OGK
FlexAir
Limar
104
事故で新調
シューズ SPECIALIZED
S-Works6
SIDI
Genuin5
事故で新調
手持ちカメラ SONY
RX100M3
RICOH
Caplio GX100
歴史を感じます
車載カメラ Insta360 Go3, X2 なし 積みすぎです
バックパック なし DEUTER
大型サドルバッグ TOPEAK
BACKLOADER 6L
なし 次男坊は10L、父は6Lです

自転車が新しいのは仕方がない(?)として、それ以外のモノもほぼ全部新しくなっていて、初心者なのか?感がすごいです。

また、事前作業の途中、長旅(と言うほどではない)に備えて、バッテリーがヘタってきていた愛用のサイコン(SGX-CA600)のバッテリーを増容量改造しようとして失敗(液晶ケーブル切断)してしまいました(涙)

そこで、ここ数年出番がなかったGARMIN Edge810Jをメンテして装着です。

  • バッテリー増容量(1000mAh→1500mAh)
  • 破損していた電源ボタン修理(3Dプリンタ)

老眼でサイコンの小さな文字も見えなくなってきたので、デッカイ画面の欲しいなぁ・・・(ぼそ)

富士山一周ツーリングの様子

序盤(9:00 河口湖→12:00 朝霧高原)

河口湖畔のホテルを出発したのは朝9時ちょうど。走り始めてすぐに、サイコンのパワーとケイデンス表示の異変に気がつきます。

一応数字は出ているのですが、どうも自分の感覚と合わない数字が出ていたのですが、いったん停車して調べてみると、なんと次男坊のTARMAC号の数字が出ていることが判明。

自分のペダモニのバッテリーがゼロになっていて、代わりに次男坊のペダモニとリンクされているようです。

次男坊は自分より10kgくらい軽いですから、ケイデンスはまだしもパワーレンジは全く異なるので、もうなんの参考にもなりません(急勾配でも120Wとか・・・)

先行きに不安を感じつつ、爽快な道を走って「道の駅朝霧高原」で昼食です。

富士山西側の森林地帯を走る。車も少なく快適(^^)

富士山西側の森林地帯を走る。車も少なく快適(^^)

SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8

朝霧高原。ちょっと富士山が陰ってきてしまいました

朝霧高原。ちょっと富士山が陰ってきてしまいました

SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8

道の駅朝霧高原。ちゃんとご飯も食べました。

道の駅朝霧高原。ちゃんとご飯も食べました。

SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8

中盤(13:00 白糸の滝~16:00 須走)

御殿場あたりから富士山を眺めたとき、視界の左端から右端まで広がる富士山を左右(東西)に横断しきる区間になります。

この区間が非常~に長いのです。

序盤は下りが半分以上を占めるし、終盤の篭坂峠は急勾配ですが距離は短い。

この中盤(白糸の滝~須走)は細かいアップダウンが延々と30kmほど続き、初めてRHC号で挑戦したときは、途中でハンガーノックになって動けなくなってしまった苦い経験があります。

今回は、食料&飲料ともに「どこまで行くねん?」というくらい積んでいるので心配は無いのですが、やはり、この区間の長さがこたえました。

ダウンチューブ下に3本目のボトルがあり、中身は羊羹です(^^)

ダウンチューブ下に3本目のボトルがあり、中身は羊羹です(^^)

SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8

山を横向きに横断するだけなのだから極端な勾配はないのですが、とにかく細かいアップダウンが多くて、Edge810のプロファイル画面がとても役に立ちました。

これはこれで、気持ちが萎えますが(笑)

これはこれで、気持ちが萎えますが(笑)

SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8

登っては下り、下っては登り・・・

登っては下り、下っては登り・・・

SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8

終盤(16:00 篭坂峠→19:00 河口湖)

終盤の山場は標高1100mの篭坂峠。

自分はまだ余裕がありましたが、次男坊の体力が少し心配な状況。

自分より30歳も若いし、自転車もROUBAIXより2kgくらい軽いのでは?というTARMACのフルデュラですから有利なはずなのですが、完全な事務職(税理士見習い)なので、根本的に運動不足。

止まりそうになりながら、なんとか峠を通過しました!

止まりそうになりながら、なんとか峠を通過しました!

SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8

何度も停まって補給しつつ、父に励まされながら、なんとか篭坂峠を越えたのが16時半ごろ。

あとは宿までほぼ全部下りですから、ギアをアウターに切り替えて(安全に)飛ばすぜ!となったのですが、どうもFDの調子が悪い模様。

実は朝から調子が悪かったのですが、この時点で休憩をかねてしっかり確認してみたところ、クランクの固定位置が不完全で、左右に1mmくらい遊びがあることが判明(!)

今回のツーリングに備えて、ROUBAIX号と左クランクだけ交換して、1組のペダモニを左右に分けて使うというせこい運用をしたのですが、その際の自分の作業ミス。

もちろん取り付けボルトは規定トルクで締めていますが、そもそもの押しつけ不足だったとは申し訳ない限り(キャップの締め付けの時点でミスですね)

携帯ツールで応急修理すると、嘘のようにFDがキビキビ動き出し、アウター×ローで宿に向かう、長~~~い下り坂を走り続けます。

予定より1時間ほど遅い、19時に到着です。

予定より1時間ほど遅い、19時に到着です。

SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8

もういい加減に下りに飽きた頃、19時ちょうどにホテルに無事に帰還。

と同時に、河口湖名物(?)の花火が打ち上がり、なんだかちょっと感動(笑)

宿に到着と同時に花火で祝福(^^)

宿に到着と同時に花火で祝福(^^)

SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8

まとめ

今回の走行距離は110kmでROUBAIX号では最長距離になりましたが、そもそもロングライド向きのバイクですから本来はもっともっと長距離走れるのでしょう。

カラダに優しい
事前の予想通り、ROUBAIXで100kmは全然余裕です。初の100km超えですが、ケツ・腰・腕どこも痛くならず、今後に期待大です。
やっぱり重い
LOOK号の最軽量状態と比べると2kg近く重いので、勾配区間になると「重・・・」は実感できます。上りの重さと快適さ、なかなか悩ましいです。
背中フリーはありがたい
今回は、大型サドルバッグ、トップチューブバッグ、3本目ボトルなどに荷物を分散し、バックパックは背負わずでした。もちろん、自転車は重くなりますが、背中が解放されているのは非常に快適です。また、荷物の増減(ウェアの着脱、食料減少など)にも柔軟に対応できるTOPEAK BACKLOADERがかなり優秀です。
お出かけ前のチェックを入念に!
今回はセンサーバッテリー切れと、クランク固定位置誤りという2つのポカをやっています。いずれも前日点検で見つけられるハズのミスですので、ロングライドに限らず事前のチェックは確実にやらないといけないですね。

という感じで、事故後初、ROUBAIX号初の100km越えライドは無事(?)に終了しました。

ROUBAIX号のロングライド特性を確認できてうれしいところですが、来る6月1日に迫った富士ヒルクライムは超ショートライド(25km)ですから、別の意味で苦しい(=楽しい)走りになることでしょう。

富士ヒル終わったら、またロングライド行きたいな・・・(^^)

夕方、富士吉田で富士山を振り返る。やっぱりデッカイ山だなぁ・・・。

夕方、富士吉田で富士山を振り返る。やっぱりデッカイ山だなぁ・・・。

SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
 
記事下用336×280
記事下用336×280
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

パーツ紹介記事(一覧比較)

おかいもの情報


コメント

  1. 名前:_toshi 投稿日:2025/05/19(月) 11:04:40 ID:92d383b0c 返信

    Shiroさん:

    親子ライド、良かったですね。

    新車の特性も把握したところでの富士ヒル、安全に楽しんでください。

    • 名前:Shiro 投稿日:2025/05/21(水) 19:44:37 ID:9b72592f5 返信

      ありがとうございます!
      ROUBAIXがヒルクライム向きではない(ダウンヒルには向いている、笑)のには気が付いていましたが、まぁ、安全にダウンヒルできた方が今後の人生にいいことがありそうです(^^)

      いよいよあと10日に迫ってきましたので、じたばたせずに、楽しんできます~

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


Warning: file_get_contents(index.php): failed to open stream: No such file or directory in /home/garneau/www/wp/wp-includes/plugin.php on line 423