
最初はサイコンの下にぶら下げていました。見た目よりは重くないです。
SONY α7S + TAMRON 28-75mm F2.8
昨年の自転車事故で、とても悔やんでいるのが「事故時の映像がなかったこと」です。
事故現場付近の防犯カメラ映像はあるのですが、自車目線の映像、いわゆるドラレコの映像がなかったことが悔やまれます。
いままで、ロードバイクに乗り始めた10年前から、車載動画にチカラを入れてきていたのに・・・。
事故動画の必要性
自分の交通事故のように、直進中の自転車(=自分)が、道路を横断して右折するクルマにぶつかった場合、そのタイミングによって双方に言い分が出てきます。
- 【自転車】 直進していたら、クルマが急に右折してきてぶつかった
- 【クルマ】 余裕を持って右折したのに、自転車が突っ込んできた
交通事故の判例集(通称、赤本・青本)によれば、このケースの基本の過失割合は1:9で自転車有利ですが、上記のようにクルマ側が主張すれば、±10%程度の調整が入ってくる余地があります。
そして、まさに自分の場合も相手(の保険会社)はこの点を主張しているため、いまだに過失割合の是非で揉めていたりします。
クルマも自分もドラレコを付けていなかったため証拠映像はなく、水掛け論が延々と続いているところです(まもなく妥結しそうですが・・・)
カメラさえ付けてあれば、もっと早く豪邸でも建てれたのになぁ・・・。

想像図ならあるのですが・・・(笑)
ChatGPT
自転車用ドラレコ登場!
昨年のブラックフライデーで、Amazonで人気(らしい)のAKEEYO社の自転車用ドラレコを購入しました。
モデル名は例によって、「令和最新版・500万画素・あおり運転防止・UHD・4K・常時録画・ロードバイク用・・・・」と寿限無状態ので略しますが(AKY-710Sというみたいです)、まぁ、500万画素のドラレコです。
(500万画素で4Kって意味が分からないのですが。画素数足りないじゃん・・・)

微妙に日本語がおかしいですが、いつものことです(^^)多機能番長です。
主なスペックはこんな感じ。
項目 | スペック | 補足 |
---|---|---|
画素数 | 500万 / 4K | 500万で4Kってどういうことなのか、よくわからんですが・・・。 |
防水 | IP66 | 雨でも大丈夫 |
バッテリー | 5.5時間 | ほぼこの通りです |
撮像素子 | SONY STARVIS IMX335 |
いいものらしいです(分からんけど) |
開放F | F1.6 | 広角なので明るめ |
重量 | 101g | マウントが結構重いですが |
正直言って、ちょっとしたアクションカムで代用できるスペックですが、比較的長持ちするバッテリーと、ぶっ壊れても許せるお値段(12k円ほどでした)というところがメリットです。
最初のうちは、サイコンマウントの下側にぶら下げていたのですが、そこそこの重量があってマウントの強度も心配なところがあったので、フロントフォークのダボ穴(Roubaixにはあちこちにあります)に付けられるマウントを自作し、そこに載せてます。

赤いパーツが自作マウント。意外と便利です(^^)
SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8

まぁ、常識的なサイズです。
SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8
使い勝手は良好
かの国の製品は、スペックは上々だけどインターフェースが絶望的に使いにくいという製品がよくあります(物理ボタン1個しかないのに、20モード搭載!とか)。
AKEEYOもそんなところは感じられますが、総じて気に入っています。
以下、気に入っている点といまいちな点です
気に入っている点
まずは機にっているところから。
- 画質はまずまず(車のナンバーは読める)
- 電池が長持ち(5時間)
- モバイルバッテリーで給電しながら使える(給電専用ケーブル付き)
- 録画画像を上下左右逆にできる
- 録画形式の選択肢がバカみたいに多い
- ループ録画ができる
- 暗くても意外といける
- GARMIN互換のマウントが付属
単体で使うとだいたいスペック通りの5時間程度は持ちます
もうちょっと持つとさらにいいのですが、モバイルバッテリーをつなぐと充電しながら使うことができるので、いくらでも伸ばすことができます。
もちろん防水(IP66)ですが、給電用時には充電ポートがむき出しになってしまうので、それをカバーするために専用のType Cケーブルが付属するのはかなり親切。

金属のプレートを付けて、そこにガーミンアダプタを付けます。
SONY α7S + TAMRON 90mm MACRO F2.8
自転車への装着はGARMIN互換マウント(バイク側・カメラ側)が付属するので、初期取付後はワンタッチで着脱できるのがとても便利で、ROUBAIX号のほか、ミニベロやママチャリLGS-SIX号でも装着しています。
画質は後ほど、ご確認くださいませ(ふつうです)
イマイチな点
続いて、イマイチな点、要カイゼンなポイントを。
- 本体だけでは何の設定もできない(スマホ命)
- 本体だけでは撮影画像が分からない(スマホ命)
- 肝心のスマホアプリが使いにくい
- 衝撃記録機能が敏感すぎる
- 電源LEDが見えにくい(日光下ではほとんど判別できない)
かの国のデジタルデバイスの伝統にのっとり(?)、性能はまずまずいいのですが、使い勝手・インターフェースの方では微妙な点がチラホラ。
まぁ、最初にセットアップしてしまえば、家を出るときに電源ONにして帰ってきたらOFFにするだけなのでアプリの出番はなく、その使い勝手はすごく悪いですが、最初の我慢だけです。
ただ、電源や録画状態などを示すLEDランプが微妙すぎて全く分からないのは、もっと高輝度なLEDにして欲しかったです(家に帰ってきてから、1秒も出録画されていないことが数回ありました=電源をONできていない)。

問題のLED表示灯。ちなみに、これはOFFの状態です(^^;
SONY α7S + TAMRON 90mm MACRO F2.8
一応はドラレコなので、衝撃を感知した際に前後の動画を保存する機能がありますが、通常走行時の振動を拾ってしまい使い物になりませんでした。普段は、付属の64GBのSDカードに無限ループ撮影しています。
撮影画像の様子
ドラレコなので、「だいたい撮れていればええやろ」程度に思っていましたが、予想以上にちゃんとした動画が撮れます。
まずはハンドルバーに取り付けた状態の動画。
手振れ補正機能はないのですが、ROUBAIXのフロントサスも寄与しているのか、安定した動画が撮れています。
一方、同じ場所で、フロントフォークに載せた場合の動画はこちら。
まずは、フロントホイールが邪魔ですね(笑)
振動の影響も大きくなっていますが、それ以上に撮影位置がだいぶ下になっているせいで、ライダー目線とは違う動画になってしまっているところが気になります。
とはいえ、これだけの品質で撮れれば十分と思いますので、今ではフロントフォークが定位置になっています。
また、夜の状態はこんな感じです。
車や信号などの明かりの周辺が怪しく光っていますが、まずまずの画質では無いかと思います。
使い始めて3ヶ月。幸い、事故映像は撮れていませんが、それでも色んな場面に出会うことがあり、「ドラレコ付けておいて良かったカモ」と思うことがチョイチョイあります。
ここに、自分の悲惨な事故映像が加わらないよう、改めて安全第一で走らないとですね。
以前はサイコンがなければ走る気が起きませんでしたが、今後はドラレコも必須アイテムになりそうです(^^)

Shiroさん、こんばんは。
その後、具合はどうですか? 症状が増えたりしていませんか?
最近は自転車でもドラレコを付けている人が増えてきましたね、やっぱり何か起きた時の強い味方になりますからね。
とは言え、出来ればそんな使われ方は無いほうが良いに決まってますよね。
私は先週から走り始めました、何よりも安全運転第一で行きましょう。