雪に突っ込んでスタックしているところ(^^)
前回までに、ZWIFTを始めるまでの諸準備(パワーメーター、ANT+ドングル、ローラー台)の紹介をしましたが、いよいよ(?)、ZWIFTの楽しさを紹介してみましょう。
この1カ月半、晴れた週末以外はほぼ毎日やり続けたZWIFT。
一体、何がそんなに面白いのでしょう?(^^)
一体、何がそんなに面白いのか・・・?
ZWIFTをやり始めたのは、10月23日。
1週間限定の無料お試し期間の終了と同時に、迷うことなく、有料会員登録($10/月)しました。
それ以来、週末に残念ながら(?)晴れてしまって屋外実走できた日を除き、毎日毎晩、ZWIFTをやり続けてきました。
以前のローラー台練習は「やりたくないけどしょうがない。力を付けるにはやらないとな・・・」と、義務感というか、どちらかというと後ろ向きなモチベーションでした。
しかし、ZWIFTを始めた10月23日以降は状況が一変しました。
状況 | ZWIFT以前 (10月22日まで) |
ZWIFT以後 (10月23日から) |
備考 |
---|---|---|---|
起床 | はぁ、仕事かよ・・・ | 今日も一日頑張って、夜はZWIFTだ! | 多少誇張あり |
仕事中 | 同上 | ZWIFTやりてぇ~ | 仕事に身が入らないことに変化は無し |
夕食後 | ローラー台? 面倒くせぇ・・・ | やっと、ZWIFTできる~! | 食後、あんまり急ぐと吐きそうになりますが・・・ |
晴れた週末 | 外を楽しく走ろう! | 外を走らなきゃ。今日はZWIFT無しか・・・(涙) | ザ・本末転倒 |
雨の週末 | 雨かよ。イライライライラ・・・ | よっしゃ! 昼からZWIFTだ!! | 頭おかしいかも |
※かなり偏った個人の感想であり、すべての人に効果・効能を示すものではありません(^^)
ZWIFTをやる前後でここまで心境・生活が変化しました。
47歳のおっさんが、ここまでハマる理由を考えてみました。
ZWIFT内も雨は降りますが、へっちゃらです!(^^)
【理由1】 映像がとても綺麗
まず、これに驚かされました。
パソコンやスマホでのゲームはまったくやらない(学生時代は作る方でしたが・・・)ので、現代の3Dゲーム画面がここまで美しく、凝ったものであることを知りませんでした。
やっぱり、山岳コースはいいですねぇ(^^)
夕日の海岸をダウンヒル!
アイスバーンを72km/hでダウンヒル! 実走ではできんなぁ・・・(^^;
こんなに引いた視点から見ることができます。
天気や時刻、季節による変化も反映されていて、こんなことまで描写されています。
- 晴れ、曇り、雨、雪、いろんな天気の日がある
- 雨が降ると路面がぬれて、タイヤから水しぶきが上がる
- 日の出、日の入り、満月などちゃんと動く
- ダートや石畳だと、前走車から土煙があがる
- 道端の花がきれいに咲いている
- 歩道の歩行者や見物人が歩いたり手を振ったりしている
ここまでは、なんとなく雑誌等の画面紹介を見て知っていましたが、実際にやってみると、さらにものすごく手が込んでいるのです。
例えば、ライダー通しでRide on!(いわゆる「いいね」)を送りあえるのですが、もらった、巨大な親指マークはジャージの背中ポケットに入れて走ります。
で、ちゃんと、背中ポケットが膨らんで、ちょっとだけ親指マークが飛び出したりしている芸の細かさです。
この日は「いいね」を1個もらったので、ジャージのポケットに入っています(^^)
しかも、スマホで動かすリモコンアプリ(MobileLink、後日紹介)で、写真を撮るようにスクリーンショットが撮れるので、実走行の時と同じく、バカスカ写真を撮りまくっています。
1カ月半で300枚ほど撮っています。実走と同じで、アホです(笑)
このためだけに、ハンドルバーにスマホをマウントしているのですから、本当にアホですねぇ(^^)
【理由2】 ワークアウトが楽しい!
いろんな景色の中を走ったり、レースなどのイベントの楽しさが取り上げられるZWIFTですが、決められたパワーや時間、きっちり走るワークアウト機能も素晴らしいです。
冬になると、自転車雑誌などで様々なローラートレーニングメニューが紹介されたりしますが、そのメニューを毎日こなすのって、結構大変です。
何分を、何Wで、何回走る、というのを自力でコントロールするのも大変ですし、簡単に手を抜いてしまいます(^^;
ZWIFTには、あらかじめ多数のワークアウトがインストールされており、また、自分で修正したり新規作成したりすることができます。
ワークアウトメニュー(の一部)。目的や長さ別にいろいろあり、最近ではSSTがお気に入りです(^^)
一度メニューを選んでスタートすれば、あとは自動で、画面上に何Wで何分走れ!と指示が出てくるので、自分で時計を見る必要もなく便利です。
また、FTPの向上に合わせてメニューも自動的に修正されていく(厳しくなっていく。嬉)ので、こういう管理をする必要がないのも楽です。
地下鉄構内を疾走中(笑) 左側に、細かいパワーの指示が出ています。
また、手前の青いビジョンは、ワークアウト中のプレイヤーを示します。
595Wの指示に対して482Wしか出せず、怒られているところ・・・。
FTP更新! これで、明日からさらに厳しくなります。嬉しい~(笑)
また、どのワークアウトも一定の時間が決まっているので、「この辺で終わりでいいか・・・」とはならず、ちゃんとメニューをこなすモチベーションがわきます。
【理由3】 有料サービス!
ZWIFTは最初の1週間は無料サービスですが、以降は、月10ドルの有料サービスです。
「ローラー台を回すのに金掛かるのかよ!」という意見もあるかと思いますが(笑)、おいらの場合は、「金払ってんだから無駄にしないようにせにゃ」という、貧乏根性メカニズムが働き、日々、休むことなく回し続ける原動力の一つになっています。
貰った参考書では勉強に身が入りませんが、高い金を出した参考書は一生懸命やるのと同じ(?)です。
【理由4】 バーチャルなんだけど励まされる
ZWIFT内には実にたくさんの自転車が走っていますが、そのすべてが、実際にローラー台を回して走っているオッサン(とは限らないですが)です。
家で一人で回す孤独なローラー台練習ですが、やっぱり、これだけ多くのオッサン(に限らないですが)の人がやっているのを見ると、自分もやる気になります。
真ん中の赤いジャージ(Pioneerオリジナル)がおいら。いくらなんでも囲まれすぎです(笑)
メンバーどうして「いいね!」を送ったり、どついたりできますが、そういう直接的な接触をしなくても、多くの人と一緒に走ることは、たとえバーチャルであっても楽しいものです。
また、ついつい、負けないように踏ん張ってしまう自分にも笑ってしまいます。
【理由5】 確実に能力が向上している(^^)
まだやり始めて1カ月半ほどですが、確実に能力が向上しています。
初めてFTP計測をしたときは180Wそこそこでしたが、現在では210Wまで上がってきています。
苦手な左脚計測なので、実際には220Wくらいまで来ましたから、来年の春が楽しみです。
GARMIN fenix 5sを装着してトレーニングしているので、同時にV02MAXも計測することができ、こちらの値も徐々に向上してきていて、現在では56ml/kg/minまで向上しました。
順調に向上していくVO2MAX。今では56ml/kg/minまできました(^^)
おぉ、上位5%! 来年は表彰台だ!(なんの?)
マラソン予想タイムは、ついにサブスリーに!(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
なんだかんだいって、辛いローラー台ですが、こうやっていろんな能力の向上が見えるかされているのは、大きな励みです(^^)
まとめ
始めて1カ月半ほどになりますが、全く飽きることなく、ZWIFTをやり続けています。
あんなに退屈でつまらないローラー台を楽しくできるのだから、偉大な発明です(^^)
稀に、「走っている人」も見かけます。みんな頑張ろう!!
こうやってブログを書いている間も「早くしないと、ZWIFTの時間が短くなる・・・」と焦りながら、いつもより品質の低い記事を急いで書いている状態です(笑)
というわけで、今回はこれにておしまい。
続く・・・(^^)
>学生自体は作る方でしたが・・・
学生時代でしょうか?それとも息子さんたちについてのことかな?
ここ何日かフォトポタ日記さんを読んでいるのは、パワートレーニングについて検索していたからでした。
でも記事数がとても多いしどれを読んでも面白いので脱線しまくりのブラウザのタブ増えまくりので、「はて、何を調べてたんだっけ?」となっておりました。(フォトポタ日記さんを読み始めるとだいたいこうなるので自重が必要です)
ひとまず、パワーメーター導入からZWIFTまで、たいへん参考になる記事に感謝お伝えします。
記事に影響されて4iiiiのR7000左クランクを注文してしまいました。