雪に突っ込んで止まっているおいら。実物もほぼ同じ状況になっています。リアルである(笑)
つい先日、ZWIFTをやろうとして準備をしたのに「肝心なANT+ドングルを忘れてきた」というヒヤリハットを紹介しました。
それからまだ2週間も経っていないのに、より重篤なヒヤリハットが発生(製造?)してしまいました。
あやうく、「世界初のZWIFTによる凍死者」となる、重大インシデントと呼んでいいほどの巨大ポカミスです(ひぇ~)
あ、来たかも→マズいかも→ギャ~!
いつものスタイルで、ZWIFTで夜間練習をしていたところに事件は起きました。
「いつものスタイル」というのは、このような状況です。
- 時刻は23時半ごろ
- パッド付パンツ一丁の半裸状態
- 濡れタオルを首に巻いている
- 窓を開けて冷風取り込み(外は粉雪)
- 扇風機はフルパワー
- パソコン(Surface)に繋いだ26インチ外部モニタで「ZWIFT」
- パソコン(GPD Pocket)に繋いだ液晶TVで「オイコノミア」
まぁ、どこにでもある室内ローラー練習の正しい姿です(?)
この状態で、比較的負荷が高い、SST(スイートスポットトレーニング、FTPの88~94%程度)をせっせとやっていました。
事件当日は、窓・障子を開けて、扇風機はフルパワーでした。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
1時間半にわたるローラー台の最終版に差し掛かってきたところで、右脚にすこし違和感がでてきて、「あ、足攣りが来たかも」と感じました。
でも、あと2~3分で苦しいトレーニングが終わるため、騙し騙し数10Wで回していたところ、痛みが急に増してきたので、「マズいかも!」と脳内警報が鳴り響きます。
しかし、時すでに遅く、猛烈な痛みが右の脹脛(ふくらはぎ)を襲い、「ギャ~!」となってしまいました・・・。
家庭内遭難&凍死の恐怖
右脚の痛みは尋常ではなく、小さな声ながら呻き声を抑えることができなく、涙も出てくるほど。
バイクを漕ぐことはもちろん、バイクから降りることすらできず、バイクに跨ったままで丸く固まるしかありませんでした。
パンツ一丁でバイクに跨り、涙を流しながら、痛みに耐えるオッサンです。
やっぱり、ほぼこの状況。実物は、パンツ一丁で目に涙を浮かべていました。
ここで、最初に書いた「いつものスタイル」を思い出してみましょう。
窓を開けて、扇風機をフルパワーにして、首には濡れタオルを巻いて、かつ、半裸。
痛みもすごいですが、次第に猛烈な寒さを感じ始めます。
この日は、福島で初雪が降った日です。
事件翌朝の通勤風景。今年の初雪です。さみ~
SHARP AQUOS mini SH-M03
ふくらはぎの激痛はなかなか収まらず、いよいよ、ローラー台上での凍死を覚悟し始めたころ、ようやく、背中を伸ばして開けっ放しの窓を閉め、リモコンで扇風機を止めることができました。
それから数分して、ようやくバイクから降りたとき、奇跡的に生きて下山できた遭難者の気持ちがなんとなく分かりました(だいぶレベルが違うけど・・・)
もし、このまま本当に凍死していたら、その状況のあまりの特殊さ(室内バイク+半裸+窓全開+扇風機+液晶画面×4台)に、コナン君でも犯人を特定することはできないことでしょう(っていうか自分だし。笑)
以前、横浜市内でも凍死しかけたことがありますが、冬のローラー台練習は気を付けないといけないですね。
少しでも体に違和感を感じたら、ささっとやめて風呂に入る勇気(?)が必要です。
みなさんも、家庭内遭難に気を付けましょう(^^)
おしまい。
はじめまして、コメントさせてもらうのは初めてですがいつも楽しく拝見させてもらっています。
室内トレで攣るまで追い込めるなんてストイックだなあ、と思っていたら何故か私まで室内トレで初めて脚攣りしてしまいました。
しかも使用しているのはパワーマジック(固定)なので攣ったままの脚を「オラオラもっと回しやがれ」と回される始末。
脚がもげるかと思いました。
室内でも油断は禁物なのですね…