いよいよ到着、新型ローラー台!(^^)
SONY α7II + Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA
「ZWIFTを始めましたシリーズ」3回目の今回は、ローラー台の選定です~(^^)
と、簡単に書き始めましたが、実は、ローラー台をどうするかで延々2か月ほど悩み続けていました。
その苦悩の歴史の紹介からスタートです。
長いですが、こんなお話です
- 自宅(LOOK595)用に3本ローラーを使っているけど、負荷装置が無くて不便
- ZWIFTでパワートレーニングをやることを前提に、ローラー台を追加することに
- 3本、4本、ハイブリッド、ダイレクトドライブ、色々悩みました
- 2ヵ月悩み、GROWTAC社のGT-Roller FLEX3に決定!(^~)
ZWIFT専用にローラー台を用意しよう!
ZWIFTを始めるためには、もちろん、ローラー台が必要です。
モバイルWi-FiルータとノートPCを背負って屋外で実走行することもできなくはないですが、全く意味がわかりません(笑)
ローラー台と言ってもいろんな種類があり、我が家には、3本ローラー(ELITE Arion)と固定ローラー(ELITE Super Crono Fluid ElastGel Digital Trainer)の2台のローラーがあり、それぞれ、藤沢の自宅と単身赴任先の福島に設置してあります。
平日は単身赴任先の固定ローラーでZWIFTをやっているのですが、週末に自宅に戻ると3本ローラーでやるのですが、実際にやってみるといろんな問題が噴出してきます。
【問題1】負荷が軽すぎてパワーが出せない
ELITE Arionは負荷装置が無いので、高いパワーを出すにはケイデンスを上げるしかありません。
昨年、超高抵抗ホイールも作ってみたのですが、それを使ったとしても、例えばHIITで使う500~600Wという高い負荷を3本ローラーで出すのは至難の業です。
いよいよ,最終回となった,3本ローラー負荷増大策シリーズ。
前回記事で,ホイールの空気抵抗を増大させることで負荷を増やすことを思いつき,「配線カバー」をスポークに貼りつけた試作品2号を開発しました。
しかし,配線カバーではオリジナルに比べて約10%の負荷増大にとどまり,イマイチ物足りないものでした。
そこで,ホイールの空気抵抗を増大させるという方向性は維持したまま,もっと圧倒的な負荷増大を可能にする,試作品3号の開発に着手したのでした・・・。
おいらレベルのテクニックでは、たぶん、脱線して大事故になります・・・。
【問題2】不安定なのでできないことが多い
固定や3本に限らず、ローラー台練習中は多くのことをやる必要があります。
- 扇風機の向きや風量を調節する
- 大量にかいた汗をタオルで拭く
- TVチャンネルや音量を変更する
- ドリンクを飲む
- サイコンを操作する
- スマホ(ZWIFTリモコンアプリ)を操作する 等々
低負荷なら、両手離し運転や読書(笑)も可能ですが、高負荷でブン回している最中にこんな操作をしていたら、脱線して大事故になります・・・。
【問題3】フルパワーで漕ぐことは難しい
FTP計測テストやHIIT(High Intensity Interval Training)などのワークアウトで、高い負荷(600W以上など)を出そうとすると、やっぱり、バイクの挙動が不安定になります。
思い切って大出力を出すのは躊躇されますし、ダンシングなど怖くて、おっかなびっくりです。
ZWIFT専用に新しいローラー台を!
上に書いた通り、自宅の3本ローラーでは快適なZWIFTライフは送れそうにないため、新しく、ZWIFT専用ローラー台を導入することにしました。
ご存知の通り、ローラー台には、固定・ハイブリッド・ダイレクトドライブ・3本・4本、などいろんな方式がありますが、我が家の3台目ローラーに求める仕様としては、以下のようになります。
項目 | 要望内容 | 備考 |
---|---|---|
負荷装置 | 超必須 | 3本だと負荷無しモデルも普通にあるけど、絶対に物足りなくなるので、負荷装置は必須です |
スマート機能 | 不要 | パワーやケイデンスを、ANT+(やBLE)でパソコンへ転送する機能。でも、ペダモニでできるので不要です |
インタラクティブ機能 | あれば便利 | パソコン(やサイコン等)からの信号で負荷を制御でき、ZWIFTだと、勾配変化やドラフティングを体験できます。だけど、そこまではいらないかな・・・? |
フレームへの負担 | 最小限にしたい | 以前、固定ローラーで595号のリアエンドを痛めているので、ダイレクト式・固定は候補外に |
フレームへの影響を最小限に、となると「3本」か「ハイブリッド」ということになります。
そこで、いろいろ考えて、我が家3台目のローラー台候補は以下の4機種となりました。
(この表以外にも、minouraやTACXなどいろいろ見ましたが、とりあえず4台に絞って考えることになりました)
モデル | 形式 | 実走感 | 負荷装置 | インタラクティブ 機能 |
特徴など |
---|---|---|---|---|---|
ELITE Arion Digital Smart B+ |
3本 | ★★ | 自動制御 | 標準装備 | 唯一無二の、インタラクティブ機能付き3本ローラー |
ELITE Quick Motion |
3本 | ★★ | 手動 | なし | 前後のローラー間隔が変化し、安定性を改善した3本ローラー |
GROWTAC GT-Roller Q1.1 |
4本(!) | ★★★ | 手動 | オプション | 安定性を超改善した、驚異の4本ローラー! |
GROWTAC GT-Roller Flex3 |
ハイブリッド | ★★ | 手動 | オプション | 適度な揺れによる実走感と超静音。3本と固定のいいとこどり。 |
これら4台を全部買ってしまえば問題ない(いや、すごくある)のですが、ここから1台に絞るまでがすごく大変でした。
以下、1台に絞るまでの脳内選手権の様子です。
(その1)インタラクティブ機能をあきらめる
まず、あきらめたのが「インタラクティブ機能」。
ZWIFTで、上り坂になると負荷が重くなり、下り坂やドラフティングに入ると負荷が軽くなる(!)など、より実走に近い楽しさを味わえるようです。
しかし、純粋にトレーニングの観点から見ると、(実走と違って)一定負荷で走れるというのがローラー台のメリットの一つですので、あえて自動負荷制御する必要もないかなぁ、ということで、このインタラクティブ機能は諦めました。
これで、ELITEの「Arion Digital Smart B+」の優位性が無くなりました。
(その2)「3本」はあきらめる
先にも書きましたが、ローラー台練習中はいろいろやることがあり、3本ローラーの不安定さだと脱線する可能性が高そうです。
ELITEの「Quick Motion」は前後のローラー間隔が可変することで安定性を高めていますが、床面が堅い平らなところでないと機能しないようです。
また、3本ローラーは実走感が高いとはいいますが、実際に乗ってみると、「実走ってこんなに不安定だったっけ?」という感じはあり、工夫すれば手放し運転もできるようになりますが、実走の時とは違う工夫の仕方が身に着いている気もします。
そこで、3本ローラーは諦め、ELITEの2機種は落選です。
(その3)結局、最後はお値段勝負
残ったのは、いずれもGROWTAC社の4本ローラー(GT-Roller Q1.1)と、ハイブリッドローラー(GT-Roller FLEX3)の2機種。
負荷装置(いずれも手動)、インタラクティブ(いずれも無し)などは同一であり、違いは4本かハイブリッドかです。
FLEX3が登場した時は「画期的な実走感!」と好評でしたが、その後に登場したQ1.1の実走感・安定感は桁違いのようで、いろんな媒体で大絶賛を受けています。
しかし、いくらなんでも約10万円というお値段は手が出せず、涙を呑んで諦め、ハイブリッドのFLEX3に落ち着きました。
ま、Q1.1は大きすぎて置き場所にも困りますしね(負け惜しみ。笑)
つづく
というわけで、2か月間悩みに悩んで、Shiro家3台目ローラーは、GROWTAC GT-Roller FLEX3に落ち着きました。
なんかすごい注意書きで届いたFLEX3。配送やさん、ご苦労さまでした。
SONY α7II + Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA
も~烈にコンパクト、静音、高い実走感。楽しいです~(^^)
SONY α7II + Carl Zeiss Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA
最後の最後に、お値段勝負で手が出せず妥協してしまったFLEX3ですが、その使い心地は素晴らしいローラー台でした。
次回は、FLEX3の簡単な使い勝手紹介です(^^)
shiroさん こんにちは
わたしも、新築を機にGT Flex3購入しました。
まだ、入居していないのでまだ封をあけてません。
わたしは、友人がいいと言っていたのと、固定ローラーと実走の違いに精神的限界を感じたので、shiroさんの脳内選手権でいうところの(その3)から選抜しました。
わたしも、shiroさんのお考えに一票です。(負け惜しみも含み 笑)
固定でZWIFTしてると、ヘアピンや下りのスピードコーナーとかで
身体が反応しインに傾いてしまいました。
これだと、3or4本ローラーだと危険なのではないかと思い、GT Flex3を
選びました(負け惜しみ・・)
あと、高負荷かけてALL OUT しても倒れない!
すばらしいどM養成機ですね。
shiroさんのGT Flex3の評価もよいので、使うのが楽しみです!!