パイオニア純正のCyclo-Sphere画面。何がなんだか,全然わかりません~(笑)
9月に導入したペダリングモニターですが,まだ全然使えていません。
天候不順で9月は2回しか実走できなかったし,右脚ふくらはぎの肉離れ(だと思う)のおかげで,全然まともに走れません。
正規の手順でFTP(Functional Threshold Power)を計測したりしてみたいのですが,当面は無理そうです・・・
CPF前のお試し使用では,極端な左右アンバランスと低ペダリング効率に愕然とし,「残酷な測定機器」であることを思い知らされました。
しかし,ボロボロの体調ではありますが,先週末に次男坊と鎌倉一周散歩をしてみたら,予想外にいい数字が出て驚き(その後,自撮棒が出てきて驚き)。
少しだけ「シアワセな測定機器」の側面も見ることができました(^^)
右がダメなら左でいこう!
ご存知の通り(?),おいらの左脚は膝の内部に巨大な油の塊であるガングリオン(ピンポン玉×2個サイズ)が巣くっていて,大きなパワーがかけられない,冬場は痛くて歩けない,という困ったちゃんです。
そのため,おいらのペダリングは極端な右脚頼みで,CPF前にお試しで測ってみたペダリング効率・左右のパワーバランスは惨憺たるものでした。
左脚 | 右脚 | 備考 | |
---|---|---|---|
ペダリング効率 | 35% | 41% | 残り70%のパワーは地球でも温めているのでしょうか? |
出力(パワー) | 53W | 81W | およそ,4:6の比率。左はサンダル履きか? |
表の通り,右脚も大したことはないのですが(笑),その右脚が使えなくなってしまったのであれば,今度は左脚に頼るしかありません。
かのグットマン博士(パラリンピックの創始者)の名言にあるように,「失われた右脚を数えるな。残された左脚を最大限に活かせ!」です。
まぁ,負荷が低ければ右も左も痛みはひどくはないので,とりあえず,ご近所の山(源氏山)を次男坊とゆっくり登ってみました。
ペダリングモニター装着後,2回目の実走でようやく「山」,ようやく「ヒルクライム」です。
ちょっと待ちなさい。親を置き去りにしていくのは関心せんぞ(笑)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
意外といけるぞ? マイ・レフト・レッグ
ヒルクライムといっても,とても全力で登れるような状況ではないので,有酸素レベルのゆっくりしたペースで登ってみました。
ペダリングモニターの画面は小さくてレース(=CPF)の時は見る余裕がありませんでしたが,ゆっくりしたヒルクライムなら大丈夫。
気になるペダリング効率の画面を出してみると・・・。
おぉ~,いつもはダメダメな左脚が頑張っている! やればできる子なんです。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
なんと,ダメダメだった左脚が頑張っていて,左ペダリング効率は最大で72%にも達していました!!!
新城幸也選手(=76%と公表されているらしい)まで,あと1ポイントですよ~! ランプレからも声がかかるかも~!
いやいや,効率は良くてもパワーの絶対値が1/10くらいでしょうからお話にならないですが(笑)
◆◆◆
パワトレについてはまだまだ勉強不足ですが,一般論として,低負荷よりも高負荷時のほうがペダリング効率は上がるそうです。
前回のお試し使用時には30%台という悲劇的な値でしたが,今回は,ゆっくりとは言えそれなりに負荷がかかるヒルクライムですから,値が大幅に改善されたようです。
改善されたのは左脚だけではなく,実は右脚もかなり良くなっていて,両者をグラフで比較するとこうなります。
勾配がきつくなると効率が上がります。全区間を通して,左脚が高効率でした(^^)
青い線(だと思う)が左ペダリング効率,赤の線(だと思う)が右ペダリング効率です。
(色弱にはつらいグラフである・・・)
勾配がきつくなる(=パワーがあがる)につれて効率が良くなっていくのが良くわかります。
また,終始,左脚のほうがペダリング効率が良くて,最大で15ポイントくらい差がついています。
効率ではなく,パワーの絶対値を見ても,ガングリオン左脚が右脚並みに頑張っています。
パワーの絶対値。やはり右の方がパワーがあるけど,左も頑張っている!!
今までのおいらの感覚では,「左脚はボロボロ,右脚は世界レベル」と思っていたので(笑),この結果はかなり意外。
これが,右脚肉離れの影響なのか,それとも本来の姿なのかはまだ分かりませんが,どちらであってもいいです。
前者(肉離れの影響)なら,治ればすぐにパワーが改善されそうですし,後者(もともとダメ)なら「伸びしろがある」ってことですもんね(^^)
頑張れ右脚! お前の伸びしろだけが頼りだ!!
・・・と,かすかな期待を抱きつつ,右脚肉離れが早く治ることを祈る,今日この頃です。
(おまけ)
まともに自転車に乗れない日が続いていますので,パワトレの勉強を始めてみました。
手始めに,トレーニング本では評判の高い以下の2冊を購入して読んでいます。
どちら本も(特に,『パワートレーニング・バイブル』)は本当に詳細がよくわかり,素晴らしいの一言です。
今まで,いろんな本を読んできたけど,これ1冊(とBTB)でいいんじゃないか?と思えるほどです。
これらの本については,また別に紹介します~(^^)
自転車って不思議ですよねぇ。
どちらかの脚(または両脚)に問題があったとしても,とりあえずは乗れるし,走れちゃうんです。
だから,家で「脚が痛い」と言っても,誰も信用してくれないんですが・・・。
富士山登っておいて,寝言言うなって感じです(笑)
アクションカムについては,バレてしまいましたか~
型落ちの,さらに店頭展示品を格安ゲットです(1万!)
粘着テープの跡があったりしましたが,磨き続けて,「新品同様」まで回復しました。
こちらについては,また後日紹介します~