おぉぉ、カーボンの艶消しブラックが格好いい・・・・?
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
延々と7回も続いたLGS S9初期改造工事シリーズは、今回が最終回。
いよいよ、軽量化のファイナルウェポン、カーボンホイールの登場です・・・か?
気に入っている点
- 艶消しブラックで見た目も引き締まりました!
イマイチな点
- 走りには変化はありませんでした
- 数グラム重くなりました
LGS S9号 偽カーボンホイール化に着手!
LGS S9号を我が家に連れて来た時の写真はコレ。
デザインは気に入ってるのですが、ブレーキ面のテカリが気になります・・・。
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
好みのホワイト色フレーム(LOOK595もLGS RHCもホワイト)が気に入っているのですが、ホイールのブレーキ面がギラギラ光っているのが気になります。
LOOK595号だと、ReynoldsやFFWDのカーボンホイールを装着する機会が多く、ブレーキ面はブラックで引き締まって見えます。
決戦仕様のLOOK595号。カーボンホイールの黒が強そうです(^^)
SONY α7II + FE 70-300mm F4.5-5.6 G
LGS S9号はギラギラリムでいまいちなのですが、よく考えたら、ディスクブレーキ仕様ですから、ブレーキ面は好きな色に塗ってしまって問題ありません。
というか、ディスクブレーキ仕様なのに、リムブレーキ用のリムを採用しているあたりが、おマヌケさんなのですが・・・。
そこで、このおマヌケさんぶりを解消するためにも、リムを真っ黒に塗って、カーボンホイールっぽくすることにしました。
ラバーペイントでやってみる(で、失敗)
今年の富士ヒルクライムの参加賞の一つに、ラバーペイント(AZ社の『ZEQUE』)が入っていました。
普通のカラースプレーのように見えますが、対象物の表面に薄いゴムの塗装膜を形成する、ゴムのスプレーです。
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ゴムの塗装膜は簡単に剥がせるので、失敗しても大丈夫とのこと。
身の回りで、真っ黒に塗ってみたいものは全く思いつかず、ちょうどよいので、LGS S9号のホイールに塗ってみることにしました。
しかし・・・、「どうせやり直せるんでしょ?」と、適当すぎるやり方で塗ってみたら、出来上がりはムラだらけでイマイチなものになってしまいました・・・(TT)
ラバーペイント施工結果。超適当にやったら、ダマだらけに・・・
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
説明書を全く見ないでやったのが悪いのですが、主な失敗ポイントは以下の通り。
- ケチって、ブレーキ面の直近からチビチビ噴射した
- 薄く、かつ、重ね塗りしなかった
- マスキングしなかった
- 深夜0時ごろにやった(眠いし、乾かない)
また、一部はちゃんと塗れた部分もあるのですが、ホイール着脱作業時などに触ってしまうと、簡単に剥離し始めるのも気になります。
しかし、そもそも、簡単に剥がせるのが、バースプレーの最大の特徴ですので、お言葉に甘えて(?)全部剥がしてしまうことにしました。
簡単に剥がれるのですが、薄すぎて破れてしまいます・・・(チト面倒)
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
重ね塗りをしなくて塗装膜が薄かったせいで、引っ張るとすぐに破けてしまい、少してこずりましたが1ホイールあたり15分ほどで、もとの、何もしていないギラギラのリムに戻りました。
失われたのは、ラバーペイント缶1本と、合計4時間ほどの作業時間時間だけです・・・(TT)
よっしゃ、元通りだ(笑)
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
アルミ用油性塗料で再挑戦(で、成功!)
もともと、ラバーペイントでは、仮にうまく塗装できたとしても、タイヤ交換やホイール着脱作業時の接触によって、剥がれてしまうリスクがあります。
一部が剥がれると再塗装するのも面倒なので、普通の油性塗料を原始的に刷毛(ハケ)で塗り込むことにしました。
揃えたのは、たまたまホームセンターにあったものばかりですが、以下の3点。
- 塗料 :油性&アルミ用のものを選んでみました
- 刷毛 :適当な筆1本
- 薄め液:作業終了後の刷毛洗浄にしか使わず・・・
全作業用品。うすめ液、塗料、刷毛。
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
作業は、ただ地道に刷毛でリムに塗るだけです。
ブレーキ面だけを塗るならマスキングすべきですが、面倒くさかったので(笑)、リム全体(とニップルも)を真っ黒に塗ってみました。
とても原始的な作業風景(^^)
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
作業に難しい点やコツは全くなく、あまり一気にやらずに、根気よく薄く塗って、重ね塗りするだけです。
前後ホイールとも、2回ずつ重ね塗りし、ニップルやバルブまで含めて完全に真っ黒になり、作業終了です!(^^)
完成!(この後、塗り残しを発見して追加作業が発生しますが・・・)
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
まとめ
艶消しタイプの塗料を選んだので、まったく光ることなく、まるでカーボンホイールのように落ち着いた感じになりました。
また、油性塗料ですので簡単には剥がれることなく、タイヤ着脱時にタイヤレバーで擦っても全く問題無しでした。
前後ホイールとも偽カーボン化し、引き締まりました(^^)
SONY NEX-5T + Carl Zeiss Vario Tessar T* E 16-70mm F4 ZA
走りには全く関係ない上に、わずかながらも重量が増えてしまったりしていますが、これで良しとしましょう(^^)
長く続いた、LGS S9号の初期改造作業シリーズは、これにて、いったん終了です。
他には、ハンドルグリップを交換したり、チェーン脱落防止策を講じたり、ケイデンスセンサーを載せたり、いろいろやっていますが、大物工事はここでひと段落です。
さっそく、車載して山中湖サイクリングなど、活躍中です(^^)
SONY α7II + FE 28-70mm F3.5-5.6
この後には、12年間慣れ親しんだLGS SIX号と同じ、「デュアルコントロールレバー化」をしたいところですが、それは同時に「8→9速化」もやることになるので、DCLの他にもチェーンやディレイラ、スプロケなど、ドライブトレインのほとんどを交換する大工事になります。
そんなお予算もお時間もないので、それはまた、だいぶ先の大事業として残しておきましょう。
それでは、またしばらく後におあいしましょう(^^)
ちょっと前の8速ClarisのSTIレバーを使えば良いのでは?