なんとなく、セクシーなセンタースタンド(^^)
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
LGS SIX号通勤自転車化計画シリーズの2回目は、センタースタンドの取り付けです。
ちょっとセクシーな(?)デザインのスタンドですが、力強く、重たいLGS SIX号を支えてくれています(^^)
今回はこんな記事です
- 完成車に付いていたサイドスタンドでは、増えた車重を支えきれない
- センタースタンドを装着してみた
- かなり安定して駐輪できるようになった(^^)
- 予想外のトラブル(?)が・・・
なぜ、センタースタンド?
無事に巨大バスケットが付いたLGS SIX号ですが、新たな問題が浮上してきました。
もともと経年劣化で弱っていたサイドスタンドでは激増した車重を支えられなくなってきたのです。
もと、この取り付け角度だと、重量物には弱そうですよね・・・。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
巨大バスケット(+キャリア)だけなら耐えているのですが、そこに、10kg近い重量の通勤カバンを載せると、自立することはできませんでした。
そこで、新たなスタンドを用意することにしたのです。
GIZA『アジャスタブル ダブルレッグ センタースタンド』登場!
劣化したサイドスタンドを、新しいサイドスタンドに更新することも考えました。
以前、次男坊号に装着したサイドスタンドが取り付け簡単・長さ調節も可能ということで便利だったのですが、重量が増したLGS SIX号をサイドスタンドで斜めに支えるのは、たぶん無理そう。
去年、次男坊ママチャリに付けたキックスタンド。なかなかいい商品でした。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
そこで、自転車の真ん中で車体を持ち上げて支えるタイプのセンタースタンドを装着してみることにしました。
各社、いろんなセンタースタンドが出ていますが、GIZA社の『アジャスタブル ダブルレッグ センタースタンド』というスタンドにしてみました。
- 2本脚なので安定感がありそう(斜めではない)
- ボルト1本で簡単に取り付けられる
- 脚の長さを調節できる(20~28インチくらい)
- 跳ね上げると1本にまとまる
- 安い(^^)
シンプルなパッケージ(というかむき出し)のアジャスタブル ダブルレッグ センタースタンド。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
これまた、ルイガノ純正で同じような(というか同一?)のセンタースタンドも出ていますが、どこのお店でも「取り寄せ中」となっていたため、GIZA社のものにしてみました。
取り付け&使い勝手
センタースタンドの取り付けはとても簡単でした。
BBの真後ろ、チェーンステーの二股部分を上下2枚の台座で挟み、ボルト1本で絞め込むだけです。
取り付け作業は一瞬なので、完成状態のみ。こんな風に取りつきます。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
写真が下手で分かりにくい(すいません・・・)のですが、この部分にはフロントディレイラやシフトワイヤが通るため、自転車の種類によっては工夫が必要かもしれません。
幸い、LGS SIX号のフロントディレイラはトップルート(トップチューブからシートチューブを伝って下がってくる)なので、特に悩むことなく、上下2枚の台座で挟むことができました。
次に、スタンドの脚の長さを調節する必要がありますが、7段階の長さから選ぶことができるようになっていて、適切な長さを選んだら、ビスを通して固定する簡単さです。
いろんなサイズの自転車に対応するため、脚の長さは7段階で調節できます。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
センタースタンド付きの自転車に乗ったことが無いのですが、未使用時の畳み方がなかなか面白いです。
普通にまっすぐ跳ね上がるのではなく、自転車の左側のサイドに2本の足が束ねられてから、チェーンステーに沿う形で収納されます。
こんな風に、右脚が左に寄ってきて・・・
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
2本まとめて、チェーンステーの右側に収納されます。
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
まっすぐ跳ね上がるのとどちらがいいのか良くわかりませんが(^^;)、動きとしてはなかなか面白いです。
取り付け容易、長さ調節可能、お値段安し、といいこと尽くめのセンタースタンドですが、気になる点もあります。
駐輪時にウィーリー?
実際にセンタースタンドを出して駐輪してみると予想外の事態になりました。
なんと、フロントがウィーリーしてしまいました。まぁ、安定して立っているので問題はないのですが・・・?
Nikon D600 + Nikkor Micro 60mm F2.8
なんと、フロント(前輪)が持ち上がってしまうのです・・・
これは、スタンド側の問題ではなく、リア側にキャリア・バスケットを装着したことに加え、実は5年前にフロントだけ軽量ホイールに交換していた(600g減量)ことも影響していそうです。
まぁ、駐輪時に前輪が浮いていても特に問題はないのですが、ハンドルが曲がってしまわないように、ワイヤー鍵はフロントとフレームにまたがるようにした方が良さそうです(^^;
なんとなく強度が不安?
前述の、ちょっと変わった動き(両脚がそろって片側に収納される)のためか、なんとなく、強度に不安があります。
駐輪してスタンドを出した後でも、ふにゃふにゃしています。
だからと言って自転車が倒れることは無い(1か月使用)ので大丈夫だとは思うのですが、いつか壊れてしまわないか、少しだけ心配です。
まとめ
サイドスタンドの時は、あまり荷物が重いと倒れそうになり、鍵をかけたりする間もずっと手で支えてやったりする必要があり、難儀していました。
しかし、センタースタンドはいくら重くても大丈夫(耐荷重30kg)であり、多少のスロープでも全然問題なく駐輪できますので、とても便利になりました。
通勤時、ちょっと寄り道して写真を撮るときも安定です(^^)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
副次的な効果として、駐輪時にウィーリーしているというダサ度合い(≒盗まれにくさ度合い?)も増しましたし、まずまずの成功です。
次回は、ウルトラ強力LEDライトの紹介予定です。
(つづく)
何じゃこのライトは!?
SONY α7II + FE 90mm F2.8 MACRO G
自転車が倒れるのはキックスタンドなどで斜めになったところにフロントホイールがグルリンとなるのが一番多いパターンですね。
なので写真にもあるようにフロントが回らないように固定するだけで転倒の危険性は減らせますが、やはり重量物載せてるとセンタースタンドかママチャリ仕様の両脚スタンドが最適ですよね。
このセンタースタンド、車体によってはボルトの長さが足りない!とか、シフトケーブルが邪魔!とか各所で悲鳴が上がってるようですが、すんなり取り付けできて何よりでした。
ウイリーはご愛嬌、ということで(*´ω`*)