短いハンドルに無理矢理デュアルコントロールレバーをつけるから、ゴチャゴチャしてます。
SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8
超久しぶりに自転車メンテをやってみました。
といっても、ママチャリ(LGS SIX号)の前シフト&前ブレーキ張替だけなので、材料さえあれば1時間で終わるような作業です。
そう、材料がちゃんと分かればなんですが・・・。
超久しぶりの自転車メンテ作業
最後に自転車メンテをやったのは・・・、あまりに昔で思い出せないのですが・・・、2020年の595号フルメンテではないかと思います。
LOOK595号は、毎年一回、大規模なメンテナンスを行っています。
各種ワイヤー張替え、バーテープ交換、ドライブトレイン清掃、コンポ着脱・調整、ベアリング清掃などなど、2~3日かけて取り組んでいました。
今年は、色々あって、過去最少のミニメンテになりました・・・
それから3年、自転車関係の作業といえば、タイヤ交換くらいしか思い出せません。
幸か不幸か(いや確実に不幸だけど)ほぼ毎年、ヒルクライム用タイヤ(Vittoria CORSA SPEED)でパンクするので、チューブラータイヤの張替え作業だけは手慣れておりますが、それ以外はほぼ何もやっていないような気が。
こんな状態で、ママチャリとは言え、シフト&ブレーキの張替作業なんてできるのでしょうか・・・?
人間はここまで忘れてしまうものなのか・・・
今回の作業対象は、ママチャリ(LGS SIX号)。
2006年の登場から11年。
おいらの自転車人生(への転落)の扉を開き、そして、日常の足として活躍し続けてきたルイガノLGS SIX号ですが、大きな変革の時を迎えつつあります。
おいらの体の変化が激しすぎ、それを抑えるための変革でもあるのですが・・・、。
LGS SIX号も福島単身赴任以来、5年くらいノーメンテですが、以下の作業が必要になりました。
- フロントシフトワイヤ交換(切れてしまいました)
- フロントブレーキワイヤ交換(すごく重い)
- フロントブレーキシュー交換(すごく薄い)
なんか、作業がフロントに集中している気がしますが偶然です(笑)
13年でこうなりました(意外と残ってる?)
SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8
で、まず、家の部品庫を探し始めたのですが、ものすごい量のワイヤ(インナー・アウターとも)が発見されました。
最初は「これだけあれば、どれか使えるやろ」と思ったのですが、すぐに問題に直面。
良かった~、たくさん在庫がある。だけど、どれがどれだか分からない・・・。
SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8
シフトワイヤとブレーキワイヤの見分けがつきません・・・。
さらに、ロード用とMTB用の見分けもつきません・・・。
奇跡的にLGS SIX号はMTBコンポ(Deore LX)採用であることは覚えていたのですが、ワイヤの区別がつかないという、ド初心者ぶり。
シフトだけ、豪華にDeore LXクラスです(デュアルコントロールレバー)
SONY DSC-RX100m3 + Zeiss Vario Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8
以前には「もう覚えることは無いな、フフフ・・・」と思いあがってBOOKOFFしようと思っていたメンテ本を引っ張り出し、真面目に読み直してみてようやく思い出しました。
とってもイマサラ感がありますが、整理するとこんな感じでしょうか。
- シフト用ワイヤ
-
- ロード・MTBで共通
- アウター:細い直線ワイヤーの集合
- インナー:ブレーキより細く、タイコは小さい円柱
- ブレーキ用ワイヤ
-
- ロードとMTBではインナーのタイコの形状(だけ)が違う
- アウター:1本の太いワイヤが螺旋状
- インナー:シフトより太く、タイコは樽型(ロード)・大判焼き(MTB)
ブレーキ用のインナーだけ、ロードとMTBでタイコの形状が違いますが、逆にタイコしか違わないので、両端それぞれにロード用とMTB用のタイコが付いている、ありがたいけどややこしいワイヤもあります(切って使う)。
ほんの3年前には「定年したら自転車屋でもやろうか」くらい思っていたのに、こんなにも忘れるものなんですね・・・。
自転車屋さんになるのは無理そうです(笑)
作業は無事に終了!
家にあったパーツで足りなかったのは、(MTB用の)ブレーキインナーとブレーキシュー。
ご近所のビックカメラで購入し、暖かった先週土曜日の午後に作業着手。
- 既存のブレーキシュー、ブレーキワイヤー、シフトワイヤーを外す(念のため写真も・・・)
- ブレーキワイヤー(インナー・アウター)を張る
- シフトワイヤー(インナー・アウター)を張る
- FDのSISを調整する
「作業」といっても大したことではなく、こんな程度ですので、写真を撮りつつ1時間ちょいで終了です。
ワイヤ以前に、構成コンポの激しい劣化ぶりに驚いてしまいますが、14年も乗っていて屋外保管ですから、まぁ良いほうではないかと。
ワイヤは張り替えたけど、FD自体はかなり年季が入っています。
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交換前の前ブレーキ。ゴムが見えないけど・・・。
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交換後。おぉ、ちゃんとゴムでブレーキが効く!
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それでも、ワイヤを新調して各所注油して調整を完了すると、まるで新品のように軽い動作になるのだから、シマノコンポの耐久性には本当に驚かされます。
もともとのコンポが、MTBカースト制度の最下層付近パーツばかりで格安ですので、そのうち、チマチマ交換も楽しいかもですね。
それ以前に、3年も無メンテのLOOK号をなんとかしなくては・・・(--;
ステム下の塊は、ライト用外付けバッテリー。5年経つけど健在です。
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LOOK号、dura9000クランクとお見受けしましたが
クランク剥離のチェックは大丈夫でしたでしょうか?
ちなみに私も9000系のクランクでしたが、見事?NGとなってしまい
交換する羽目になってしまいました。。