真ん中が「ウルトラライトウィンドブレーカー」。左のモンベルのウィンドブレーカーに比べてもコンパクト~
Nikon D600 + Nikkor 24-70mm F2.8
我が家には3つの「ウルトラライト」な自転車用品があります。
一つ目は,カーボンホイールの「Reynolds MV32T ウルトラライト」。二つ目は,以前紹介した「ウルトラライトツールボトル(笑)」。
そして,三つ目のウルトラライトは,パールイズミの「ウルトラライト ウィンドブレーカー」です。
気に入った点
- ものすごく軽い(84g)
- ものすごく小さい(スマホ並み)
- ウェア内の袋に収納できちゃう
- 暴風性能は十分ある
- 防水性能もそこそこある
イマイチな点
- バックポケットがない(内部へスルーするための窓はある)
意外と重たいウィンドブレーカー
おいらは,ロード1年目の地獄の富士山一周(雨)の反省から,ロングライド時はモンベルのウィンドブレーカー「ウィンドブラストパーカ」を持つようにしています。
こいつは,モンベルが「世界最高レベルの撥水性能」と自慢する「ポルカテックス」という素材を使っていて,長時間雨中走行をしても中はわりと爽やかだし,保温性も十分あり,不本意ながらロード3年目の地獄の富士山帰り(豪雨)では延々5時間に亘る快適な雨中走行を可能にしてくれました(途中パンクしましたが・・・)
しかし,ウィンドブレーカーは雨専用というわけではなく,晴れた日でも峠の下りでは使いたくなります。
ご存知のとおり,ヒルクライムは上りはバカ暑いけど,下りはバカ寒いという辛い修行です。この下りの寒さを少しでも和らげるため,ウィンドブレーカーは必須荷物であります。
と同時に,ヒルクライムでは1μg(オーバー?)でも荷物を軽くしたいのが人情。
「ウィンドブラストパーカ」は実測で約200gもあり,とても「ライト」と言える重量ではありません。
実際,背中のポケットに入れるにはかなり大きい&重く,特にダンシングではその存在感が気になって仕方が無く,「いつまでたっても40分を切れないのは,ウィンドブレーカーのせいだ」というのは,多くのフォトポタ日記ウォッチャーの間では定説となっています(うそ)
折りしも自転車の軽量化は(常識的な出費では)限界に達してきているので,次はウィンドブレーカーの軽量化に取り組むことにしました。
ウルトラライト ウィンドブレーカー登場!
自転車の軽量化(現行6.5kg)も,人体の軽量化(現行53kg)も限界に達しつつあるおいら。
いよいよウェア類を軽量化するぞ!と思って調べてみると,我らがパールイズミ社にそのままずばりのネーミングのウィンドブレーカーを発見。
その名は「ウルトラライト ウィンドブレーカー」。
もう,コレしかないです。超軽いんですから。
すごく軽い&小さい!
名前のとおり,ものすご~く軽いです(^^)
実測で84gでした。
Nikon D600 + Nikkor 24-70mm F2.8
この軽さは素材の薄さが主要因ですので,とっても小さくたたんでまとめることができる,という裏ドラまで付いてきます。
収納方法は,モンベルのように専用の別袋に入れるのではなく,裾に付いている小さな袋の中に,ブレーカー自身を丸め込んでいって最後には小さなパックにしてしまいます。
裾に付いている小袋に無理無理押し込んでいくと・・・。
Nikon D600 + Nikkor 24-70mm F2.8
こうなります(^^)
Nikon D600 + Nikkor 24-70mm F2.8
この小ささたるや尋常ではなく,モンベルと比較すると,こんなに小さいのです。
スマホ(Infobar A01)とあまり変わらないおおきさ。最近のスマホなら,もっと大きいのでは?
Nikon D600 + Nikkor 24-70mm F2.8
この小ささは,すごいです~。バックポケットに入れてもまったく気になりません(^^)
防風&防水性能
これだけ素材が薄いと防風性能が心配になってきますが,風を防ぐだけであれば必要十分な性能です。
秋口に平地を走るのに良く使っていましたが,着ているのと,脱いでいるのでは体感温度が全く違います。
超残念ながら10月の事故によってヤビツ峠での実戦投入はしていないのですが,いずれ来るであろうヤビツ再開(いつなんだろう?)では,必ずやその防風性能を証明してくれることでしょう。
とっても薄っぺらけど,十分な防風性能があります。
Nikon D600 + Nikkor 24-70mm F2.8
真夏に着たことはないのですが,脇下にはベンチレーションがあります。
Nikon D600 + Nikkor 24-70mm F2.8
ポケットは無いのですが,ジャージのバックポケットに通じる穴が開いてます。
Nikon D600 + Nikkor 24-70mm F2.8
また,防水性能についても,幸か不幸か購入後に雨中走行を経験していないのですが,夏のロングライド(/w Noguさん)では必ずや,その防水性能を証明してくれることでしょう(いやだ~,笑)
まとめ
前述のとおり,「ウルトラライトウィンドブレーカー」は軽さもさることながら,とにかくコンパクトにまとめられるのが便利で,日常生活でも活躍してくれています。
先日の沖縄旅行でも,ほんのちょっとした隙間に忍ばせておいて,雨が降ったら(よく降りました・・・)さっと広げて急場をしのぐことができました。
残念ながらフードが無いので,傘を併用しないと日常生活では雨対策としては不十分ですが,自転車ではフードが無いほうが便利です。
とにかく,軽くてコンパクトな「ウルトラライトウィンドブレーカー」。これを背負って走れば,ヤビツ峠なんて絶対に余裕で40分を切れます。いや,絶対は言いすぎか。たぶん切れます。いや,ひょっとしたら切れます。
いや,切れるかもしれない。
切れたらいいなぁ・・・
(おまけ)
商品名が「ウルトラライトウィンドブレーカー」となっている場合と,単に「ウィンドブレーカー」となっている場合があります。
どっちが正しいのか良く分かりませんが,商品番号は「2383」です。
>ツッキーさん
ローラー台をやるとわかるのですが、
少しやっただけで汗だくになります。
いかに、普段、風で冷却されているかと気がつきます。
なので、風を防いでくれるウィンドブレーカーはかなり便利ですねぇ。
今のところ、「蒸れ」は感じていないです。
一応、脇の下にベンチレーション用メッシュがありますし、
なんなら、前のジッパーをおろせばいいかな?と思っています。
また梅雨時なんかに追加レポートしますね!(^^)